ホーム
新規
投稿
検索
検索
お問合わせ
2021-09-13 14:31
フランスの対アフガン状況の受け方
ギブール ドラモット
仏国立東洋言語文化大学(INALCO)准教授
アメリカがアフガニスタンから脱退していく中で、我が国フランス外交は、現状うまく対応していると言えよう。そもそもフランスはイギリスとインドの関係性において戦略的に重要であったアフガニスタンに、20世紀の初めから関心を寄せてきた。また、フランスにとって、アフガニスタンは昔から貿易においても重要なパート...
▶続きはこちら
2021-09-13 14:24
アフガニスタン情勢への対応に関する提言:中央アジア研究者の視点から
宇山 智彦
北海道大学教授/GFJ有識者メンバー
アフガニスタン情勢の急展開とターリバーンの政権獲得については、これがアメリカ軍の撤退を主要因として起きたことから、日本ではアメリカの視線を通した解説が多い。アフガニスタンそのものについては、ターリバーンを正当化する言説や、もう域外国は関与せず放っておけばよいという無責任な主張も少なくない。筆者は、ア...
▶続きはこちら
2021-09-13 14:22
アフガニスタンをめぐる地域情勢と提言
廣瀬 陽子
慶応義塾大学教授/GFJ有識者メンバー
はじめに
アフガニスタンに約20年間駐留してきた米軍の撤退が進むと、イスラム武装組織タリバンの勢力が拡大し、8月15日には首都カブールがタリバンの手に落ちた。そして、米軍が30日に撤退を完了させ、タリバンの圧政や地域の混乱などへの懸念が世界で広がっている。
「帝国の墓場」と呼ばれるアフガ...
▶続きはこちら
2021-09-13 14:19
アフガン情勢と提言
三船 恵美
駒澤大学教授/GFJ有識者メンバー
Ⅰ 中国の対アフガン政策(方針)
中国は、アフガニスタンにおけるテロの再活発化が新疆ウイグル自治区に波及することに警戒している(国際化したウイグル問題については、『東亜』10月号掲載の拙稿を参照されたい)。僅か76kmしかない国境のワフジール峠からの懸念よりも、中央アジア経由でのテロリストや過...
▶続きはこちら
2021-09-11 20:52
(連載2)日本の環境・エネルギー問題の今後
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
答えは、単純な一本調子では「進まない」もしかしたら「今よりも温度が下がっているかもしれない」。2006年に原油の採掘量がピークアウトしている。もちろん、化石燃料はなくなるというものではないのかもしれないが、しかし採算性が高いために欠かせないとされるこれらのエネルギー資源は真っ先に消費されて枯渇する...
▶続きはこちら
2021-09-11 01:35
現代中国の盲点四論ー中国軍「西部戦区」だけが問題なのか
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
9月7日の時事通信の報道(短信)によると、中国海軍と空軍の司令官の人事が行われ、それぞれ董軍・前南部戦区副司令官、常丁球・前統合参謀部副参謀長が就任したという。これは、6日に行われた上将(軍最高位)昇進式に董、常両氏が新たな肩書で紹介されたことから判明したものである。そう言えば最近、小生は中国軍、...
▶続きはこちら
2021-09-10 22:00
(連載1)日本の環境・エネルギー問題の今後
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
日本には資源が乏しく、そのために貿易力をつけ、そして世界から資源を安定して獲得できるように腐心してきた。もちろん、必ずしも資源がないわけではないと批判する人もいる。例えば、かつて、それこそ三池炭鉱や夕張炭鉱、そして隣の国との問題になっている軍艦島など、日本には多くの炭鉱があったのだが、その炭鉱をプ...
▶続きはこちら
2021-09-09 22:05
半導体生産体制について
真田 幸光
大学教員
半導体受託生産(ファウンドリー)の世界第1位である、台湾の台湾積体電路製造TSMCの生産体制の充実に向けた歩みが勢いを増しているとの見方が強まっています。もともと、大量生産大量販売型の相対的付加価値のさほど高くなかったメモリー半導体などの分野については、コスト削減を図り、損益分岐点を早く越して、収...
▶続きはこちら
2021-09-08 06:40
(連載2)超大国の狭間で「緩衝国家」アフガンはどうなるか
大井 幸子
国際金融アナリスト
オバマ政権で「アラブの春」が起こる頃、米国に見捨てられたのはパキスタンです。パキスタンは中国共産党寄りになり、「中国パキスタン経済回廊 CPEC」を通して、「一帯一路」の経済圏に組み込まれています。パキスタンの隣がアフガンで、アフガンはまさに中国の西の「緩衝国家」としての役割を担っています。「...
▶続きはこちら
2021-09-07 21:54
(連載1)超大国の狭間で「緩衝国家」アフガンはどうなるか
大井 幸子
国際金融アナリスト
米軍がアフガニスタンから撤退を完了し、その惨めな光景は大きく報じられました。軍用ヘリコプターが米国大使館から飛び立つ様子は、まるでミュージカル「ミス・サイゴン」の一場面のようです。私は2001年9月11日にマンハッタンで「世界同時多発テロ」を目の当たりにしました。そして、当時のブッシュ(子)政権が...
▶続きはこちら
2021-09-03 23:11
(連載2)「自民かそれ以外か」という切り口が変わるとき
岡本 裕明
海外事業経営者
とすれば国民はもう少し外に目を向けるべきかもしれません。それは新たなる切り口、中国とアメリカの派閥関係でどちらに肩を入れるべきか、です。自民党の中には親中派と称する二階幹事長がいます。公明党は池田大作氏と周恩来の関係もあり、逆立ちしても中国を敵視することはありません。中国とアメリカという切り口を前...
▶続きはこちら
2021-09-03 20:10
欧州とロシアについて
真田 幸光
大学教員
欧州とロシアの関係は複雑です。そして、歴史を見ると、一般的、相対的には、「大陸欧州、英国は、ロシアの西進に警戒感を持っている」と言えるのではないかと思います。さて、こうした中、大陸欧州を代表する国家であるドイツのメルケル首相は、ベルリンにフランスのマクロン大統領を迎えた中、「EUは、ロシアならびに...
▶続きはこちら
2021-09-02 21:03
(連載1)「自民かそれ以外か」という切り口が変わるとき
岡本 裕明
海外事業経営者
世論調査で「なぜ現政権を支持しますか?」の問いに「自民党だから」という選択肢が必ずあります。私はこの回答の意味が昔から理解できないのですが、「自民党だから」を選択する人は常に無視できないほど一定数あります。世論調査をすれば調査機関にもよりますが、自民党支持が4割ぐらい、野党は各党一桁%が並び、残り...
▶続きはこちら
2021-09-01 22:26
(連載2)政策論争不在の総裁選再び
中村 仁
元全国紙記者
事前には横浜市長選で菅氏が推す小此木氏が惨敗したら、「菅氏では総選挙は戦えない。やはり新総裁で選挙に臨もう」となるかもしれないと読みましたが、二階自民党幹事長は菅支持を公言し、安倍前首相、麻生副総理らも続投支持の構えで、すでに菅氏の圧勝の気配です。
解散・総選挙の時期は、新型コロナの...
▶続きはこちら
2021-08-31 13:47
(連載1)政策論争不在の総裁選再び
中村 仁
元全国紙記者
9月末の任期満了に伴う自民党総裁選に向け、岸田前政調会長、高市前総務相らが立候補の構えを見せています。総裁候補の人気投票では下位か、泡沫扱いの人物ばかりなのが不思議です。しかも首相になったら、新型コロナ対策を含め、どのような政治をするのかの態度表明もありません。揺さぶってみるが目的ですか。新聞・テ...
▶続きはこちら
2021-08-28 20:38
中国外交は「狡猾」かー最近のアフガニスタン情勢をめぐって
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
8月27日付の読売新聞は国際面に「アフガン外交 中国が攻勢」と題する記事を掲載し、「中国の習近平政権が、アフガニスタン情勢を巡り、外交活動を活発化させている」とし、「イスラム主義勢力タリバンとの接触や関係国との協議を通じてアフガン新政権発足の動きを後押しし、中国国内にイスラム過激主義によるテロが流...
▶続きはこちら
2021-08-28 20:31
タリバンを監視し続けよ
船田 元
GFJ政治家世話人/衆議院議員
米軍の撤退によりアフガニスタンのほぼ全土がイスラム武装集団タリバンにより制圧された。8月末までの米軍の撤退で、ある程度予想していたものの、予想を遥かに超えた支配地域の急激な拡大により、首都カブールは混乱状態に陥った。脱出を試みる市民が空港に殺到し、犠牲者も出てしまった。EUのNATO軍や米軍のため...
▶続きはこちら
2021-08-27 11:08
新型コロナウイルス感染症後遺症
古閑 比斗志
医師
私のクリニックでは保健所と協力して以前からPCR検査を行っていた。最近は毎日50名以上の方に新型コロナウイルスワクチンを接種している。当院には新型コロナウイルス感染症後遺症の方も来院している。新型コロナウイルス感染症後遺症の症状は非常に多彩である。高齢者は重症化するが若年者は重症化しない代わりに後...
▶続きはこちら
2021-08-25 21:50
(連載2)混沌とする政局、総裁選どうなる
岡本 裕明
海外事業経営者
一方、SDG’sが流行語になりそうな勢いの今年、女性のトップ就任はガラスの天井を破る点で新しい日本に期待感を寄せるものとなるでしょう。また難局打開という点からも切り口を変える手法は古い体質の自民党が変わるチャンスでもあります。
秋の衆議院選で第一党としての自民党が野党に負けることはな...
▶続きはこちら
2021-08-25 13:08
コロナとオリパラ
古閑 比斗志
医師
平和の祭典である東京オリンピック2020が無事終了し、8月24日パラリンピックの開会式が開催された。オリンピックやパラリンピックが開催されて良かったと思っているのは私やアスリートだけではあるまい。東京オリンピックの中止を声高に叫んでいた人々の日本分断の意図はオリンピックの平和の力で潰えたのである。...
▶続きはこちら
«最初
«前
21
22
23
24
25
次»
最後»
総論稿数:4819本
グローバル・フォーラム