ホーム
新規
投稿
検索
検索
お問合わせ
2021-11-26 09:27
(連載2)日本の政治に期待すること
岡本 裕明
海外事業経営者
私は立民を「枝野党」と申し上げました。他にも動物園の獣のように吠える著名議員は何人もいますが、遠吠えばかりで国民のハートに迫る政策を出せないのは結局、政策の差別化が出来ないことが全てなのだろうと思います。もう一点、選挙総括の投稿の際に維新は将来自民党と双璧になるかもしれない、と申し上げました。私の予想は維新は国民民主を実質併合し、まずは議員50人を目指すのではないかと。というのは50人いると予算を伴う議員立法を出すことができます。その流れを汲んで若い人を取り込む中道右派の革新政党として自民の中道右派の保守との対立軸をまずは作ってみたらどうかと思います。
政治ですので思うところに対する個人差は千差万別。よって私の考えに同意する人もいるかもしれませんが、絶対反対という人はかなりいるはずです。しかし、そのぶつかり合いが大事だと思うのです。つまり、自民党が「慣れた手つきで」「いつものように」「過去に踏襲し」政治を進めるのではなく、彼らに「やばい!」と思わせるほどの対抗馬を作り、国民を巻き込んだ議論を起こし、政治を洗練化させるべきだと私は思っています。
岸田文雄。実をいうと私、時々、名前が出てこないんです。ボケたかな、と思うのですが、安倍さんも菅さんもすーっと出ます。岸田さんの名前のインプットが十分ではないようです。先日、日本の方たちと話していて「えーっと、何ていったっけ、今度の首相」というのを聞いてほっとしたのです。私だけが覚えられないのではないと。
しかし、この手の方の政権は長くなるでしょう。岸田さんが総裁選を勝ち抜いた時、私は2-3年やるのでは、と申し上げました。「可もなく不可もなく」。つまりエリートサラリーマンのような政治家であると思います。それは政治家や政党間のバランスをとることには秀でているでしょう。しかし、国民が本当に刺激のない無味乾燥の政治を望んでいるとは私は思えません。ピリッと辛く、酸味も効いているけれど、ほのかな甘みがある人間による人間のための政治が進んでくれればよいと思っています。(おわり)
<
1
2
>
>>>この投稿にコメントする
修正する
投稿履歴
(連載1)日本の政治に期待すること
岡本 裕明 2021-11-25 22:23
(連載2)日本の政治に期待すること
岡本 裕明 2021-11-26 09:27
一覧へ戻る
総論稿数:4819本
グローバル・フォーラム