国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2014-02-27 13:30

(連載1)こういう時だからこそTPP以外のEPAを前進させよ

緒方 林太郎  前衆議院議員
 TPPは纏まりませんでした。ウルグアイ・ラウンド等の経緯をある程度知っている身からすると、「まあ、これくらいで纏まるはずもない。」と思います。大体、危機的な状況を何度か迎えながら、大団円に向かって走っていくというのが、この規模の交渉の常です。

 ただ、気になるのが、アメリカが動きにくくなって...▶続きはこちら
2014-02-25 15:21

ティモシェンコ元首相はウクライナの救世主になれるか

飯島 一孝  ジャーナリスト
 欧州連合(EU)との統合をめぐる内紛から政治危機が続くウクライナでは、ヤヌコビッチ政権が崩壊、野党主導による新政権に移行することになった。ここでクローズアップされてきたのは、オレンジ革命の立役者の1人、ティモシェンコ元首相(53)である。首相か大統領になるのはほぼ確実とみられているが、ウクライナの...▶続きはこちら
2014-02-24 06:49

安倍は極右側近ときっぱりと一線を画せ

杉浦 正章  政治評論家
 小生がやっているような評論は「先読み」なくしてなり立たない。マスコミと同じ読みでは、読者はついてこない。マスコミより最低2日は先行することと、大局を詠むことをモットーに、昼夜を分かたず情報を集め、分析してきた。2月20日の側近らのずっこけ発言を論評した「身から出たさびが、ひいきの引き倒し」は、3日...▶続きはこちら
2014-02-21 14:00

多数派が「国のために戦わない」と出た世論調査

酒井 信彦  元東京大学教授
 朝日新聞は、若者の右傾化なるものの実態を明らかにするとして、12月29日の紙面で、「本社世論調査『20代はいま』」と題する、大規模なアンケート調査を公表した。なおこの調査には、30代以上も含まれている。

 この調査項目の中に、首相の靖国参拝の是非を問う項目があり、20代では賛成が60%、反対...▶続きはこちら
2014-02-19 10:29

ソチ五輪の影で日中がロシアを取り込む外交戦を展開

飯島 一孝  ジャーナリスト
 ロシア・ソチの冬季五輪開会式(7日)に出席した日中首脳が、ロシアの取り込みを狙って舞台裏で激しい外交戦を展開していた実態が浮かび上がった。欧米の主要国首脳が軒並み欠席する中で、中国は早くから出席を公表、プーチン大統領と会談し歴史問題で得点した。一方の安倍首相は開会式直前に到着、翌日の会談で大統領の...▶続きはこちら
2014-02-19 07:01

集団的自衛権で「転ぶ人」続出

杉浦 正章  政治評論家
 江戸幕府のキリシタン弾圧・拷問により信仰を捨てた宣教師を「転びバテレン」と言うが、このところ集団的自衛権の憲法解釈をめぐって、転ぶ人、転びそうな人が続出している。まず解釈改憲反対の牙城であった内閣法制局が転んだ。次ぎに党首が反対している公明党の閣僚・太田昭宏が転んだ。そして幹事長・井上義久が転びそ...▶続きはこちら
2014-02-17 17:18

プーチンとの緊密ぶりを演出するオバマの真意

川上 高司  拓殖大学教授
 ロシアのソチではオリンピックが開会し、平和の祭典を世界が堪能している。オバマ大統領は開会式への出席をせず、かわりに代表団を送った。これは同性愛者を排除するロシアの政策に抗議の意味を込めたのである。このことがプーチン大統領とオバマ大統領の関係はかなり険悪なのではという憶測を呼んでいる。

 オバ...▶続きはこちら
2014-02-14 10:26

(連載2)TPPでの防御ツール

緒方 林太郎  前衆議院議員
 理屈として正しいのですから、これはどんどんやればいいと思います。ただし、難しいところが2点ほどあります。1つ目は、日本の国内補助金や支持政策に波及しないかということです。アメリカから、「そんなこと言うのなら、国内補助金だって貿易を歪曲しているではないか。日本の農業補助金もどうにかしろ。」と反撃が来...▶続きはこちら
2014-02-14 06:58

オバマ来日、一泊でも国賓待遇で中韓けん制を

杉浦 正章  政治評論家
日本外交はもう少し自信を持った方がよい。国力が衰退気味の米国にしてみれば、GDP3位の日本なしに極東戦略は展開できない。大統領・オバマを国賓待遇とすることは、中国、韓国を“けん制”する意味合いをもつ。例え短期滞在でも国賓待遇とすべきであろう。また4月の訪日は3月の米中首脳会談の後になる可能性があるこ...▶続きはこちら
2014-02-13 11:39

(連載1)TPPでの防御ツール

緒方 林太郎  前衆議院議員
 TPPの農業市場アクセス交渉で、日本が(珍しく)オーストラリアと協力して、アメリカの輸出信用を叩いています。良いアプローチだと思います。一般的に、輸出に対する補助金というのは貿易歪曲性が最も高い政策とされます。私も昔、外務省の試験勉強の時に読んだ国際貿易の本でそう学びました。比較優位の原則を根本的...▶続きはこちら
2014-02-12 19:02

プーチン大統領、安倍首相との首脳会談で北方領土交渉に前向き発言

飯島 一孝  ジャーナリスト
 ロシア・ソチの冬季五輪開会式に出席した安倍晋三首相は8日、ソチ郊外の大統領別邸でプーチン大統領と会談した。欧米諸国の主な首脳が開会式に次々欠席する中で、安倍首相が思い切って出席しただけに、大統領もこれに応えて特別待遇で歓迎した。首脳会談でも大統領は機嫌が良く、今秋の訪日を確認するなど、領土問題解決...▶続きはこちら
2014-02-10 12:16

春節、金融パニックの始まりか

大井 幸子  SAIL代表
 1月のFOMCで量的緩和縮小を続けることになり、日本を初め、米国、英国、欧州市場で株価が大きく下げました。グローバルな資金は新興国株式などリスクの高い資産から米国債やドイツ国債といった安全資産へシフトしています。こうした波乱気味の株式市場とは別に、IMFによる今年の世界経済の成長率を見ると、新興諸...▶続きはこちら
2014-02-07 06:27

「安倍・石原・渡辺連携」で公明に“圧力”

杉浦 正章  政治評論家
一連の国会審議を通じて集団的自衛権の行使容認に向けての首相・安倍晋三の「工程表」が鮮明となった。そのポイントは(1)今国会中にも集団的自衛権容認に向けて憲法の解釈を変更する閣議決定をする、(2)秋の臨時国会で法的根拠を作る、(3)行使の是非は政策判断で決める、(4)年末の日米防衛協力のための指針(ガ...▶続きはこちら
2014-02-04 10:34

日本政府は国民から北方領土解決の妙案を集めたらどうか

飯島 一孝  ジャーナリスト
 プーチン大統領の年内訪日の先陣を切って31日、東京で日露次官級協議が行われた。この1年の領土交渉を占う会談は予定時間を上回る約9時間にわたったというが、進展の糸口がつかめたのだろうか。詳しい内容はわからないが、双方の主張の隔たりは大きく、溝は埋まらなかったようだ。この際、日本政府は広く国民から解決...▶続きはこちら
2014-02-04 06:51

市長選で橋下都構想に弾みは付かぬ

杉浦 正章  政治評論家
 大阪のだだっ子が最後の勝負に出た。議会でいじめられたから「お母ちゃん」とばかりに有権者に抱きつく究極のポピュリズムだ。しかし主要政党が対立候補を擁立しないから、市長・橋下徹は一人相撲を余儀なくされる。勝つのが当たり前で、何のために6億円もの巨費を投じて市長選挙をやるのかということになる。狙いはなに...▶続きはこちら
2014-02-02 02:44

(連載2)日韓、日中関係悪化の背景-日本の対露対応を考える

袴田 茂樹  日本国際フォーラム「対露政策を考える会」座長
 私もメドベジェフ訪問の1週間後に、次のように公に述べた。「メドベジェフ首相の強引な行動や発言は、日本の政権は何もできないと足元を見ていたからで、無力な日本は、叩くにはきわめて好都合なのだ。ここまで見くびられている以上、7月末に玄葉外相が訪露することになっているが、当然抗議の意思を示すために、中止か...▶続きはこちら
2014-02-01 11:01

(連載1)日韓、日中関係悪化の背景-日本の対露対応を考える

袴田 茂樹  日本国際フォーラム「対露政策を考える会」座長
 最近、日本の韓国問題専門家と韓国の国際政治専門家から、日韓関係、日中関係悪化の原因に関して、全く同じ見解を聞いた。日本の韓国問題専門家のO氏は、日韓関係が大きく悪化したきっかけの事件として、2012年8月10日の李明博大統領の竹島上陸を挙げた。そして、もしその前の月の7月3日にロシアのメドベジェフ...▶続きはこちら
2014-01-30 14:34

EUでの再生可能エネルギーの地位低下ー欧州委員会の政策目標から

高峰 康修  岡崎研究所特別研究員
 欧州委員会は、1月22日に、2030年に向けた温室効果ガス削減目標とそれに関する一連の施策に関する政策文書を発表した。その柱は、既に報じられている通り、EUは、2030年までに温室効果ガスを1990年比で40%削減すること、再生可能エネルギーの割合を2030年に27%まで向上させること、である。E...▶続きはこちら
2014-01-30 06:52

北朝鮮の“軟化”が目立ち始めた

杉浦 正章  政治評論家
 極東情勢の焦点は北朝鮮の“軟化”をどう見るかだ。金正恩はまるで張成沢処刑に伴う対外的な悪印象の軽減をはかるかのように、対話攻勢を強め始めた。これに対して米国も高官を次々に極東に派遣、何をするか分からない金正恩の出方を探るとともに、極東の同盟態勢を再構築するための動きを強めている。オバマにとって4月...▶続きはこちら
2014-01-28 19:45

プーチン大統領、再選に向けて意欲的な発言

飯島 一孝  ジャーナリスト
 プーチン大統領は19日、内外テレビとのインタビューで、次期大統領選(18年)について「立候補するかどうかを議論するのは時期尚早」と述べつつも、「政治家は自分の仕事の成果を考えるべきだ」と指摘、再選に向けて実績を積み重ねる意向を示した。プーチン大統領は英国BBC、米国ABC、ロシア第一チャンネルなど...▶続きはこちら
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