国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2014-02-04 06:51

市長選で橋下都構想に弾みは付かぬ

杉浦 正章  政治評論家
 大阪のだだっ子が最後の勝負に出た。議会でいじめられたから「お母ちゃん」とばかりに有権者に抱きつく究極のポピュリズムだ。しかし主要政党が対立候補を擁立しないから、市長・橋下徹は一人相撲を余儀なくされる。勝つのが当たり前で、何のために6億円もの巨費を投じて市長選挙をやるのかということになる。狙いはなに...▶続きはこちら
2014-02-02 02:44

(連載2)日韓、日中関係悪化の背景-日本の対露対応を考える

袴田 茂樹  日本国際フォーラム「対露政策を考える会」座長
 私もメドベジェフ訪問の1週間後に、次のように公に述べた。「メドベジェフ首相の強引な行動や発言は、日本の政権は何もできないと足元を見ていたからで、無力な日本は、叩くにはきわめて好都合なのだ。ここまで見くびられている以上、7月末に玄葉外相が訪露することになっているが、当然抗議の意思を示すために、中止か...▶続きはこちら
2014-02-01 11:01

(連載1)日韓、日中関係悪化の背景-日本の対露対応を考える

袴田 茂樹  日本国際フォーラム「対露政策を考える会」座長
 最近、日本の韓国問題専門家と韓国の国際政治専門家から、日韓関係、日中関係悪化の原因に関して、全く同じ見解を聞いた。日本の韓国問題専門家のO氏は、日韓関係が大きく悪化したきっかけの事件として、2012年8月10日の李明博大統領の竹島上陸を挙げた。そして、もしその前の月の7月3日にロシアのメドベジェフ...▶続きはこちら
2014-01-30 14:34

EUでの再生可能エネルギーの地位低下ー欧州委員会の政策目標から

高峰 康修  岡崎研究所特別研究員
 欧州委員会は、1月22日に、2030年に向けた温室効果ガス削減目標とそれに関する一連の施策に関する政策文書を発表した。その柱は、既に報じられている通り、EUは、2030年までに温室効果ガスを1990年比で40%削減すること、再生可能エネルギーの割合を2030年に27%まで向上させること、である。E...▶続きはこちら
2014-01-30 06:52

北朝鮮の“軟化”が目立ち始めた

杉浦 正章  政治評論家
 極東情勢の焦点は北朝鮮の“軟化”をどう見るかだ。金正恩はまるで張成沢処刑に伴う対外的な悪印象の軽減をはかるかのように、対話攻勢を強め始めた。これに対して米国も高官を次々に極東に派遣、何をするか分からない金正恩の出方を探るとともに、極東の同盟態勢を再構築するための動きを強めている。オバマにとって4月...▶続きはこちら
2014-01-28 19:45

プーチン大統領、再選に向けて意欲的な発言

飯島 一孝  ジャーナリスト
 プーチン大統領は19日、内外テレビとのインタビューで、次期大統領選(18年)について「立候補するかどうかを議論するのは時期尚早」と述べつつも、「政治家は自分の仕事の成果を考えるべきだ」と指摘、再選に向けて実績を積み重ねる意向を示した。プーチン大統領は英国BBC、米国ABC、ロシア第一チャンネルなど...▶続きはこちら
2014-01-27 06:54

「原発ゼロ」で現れた細川・小泉の馬脚

杉浦 正章  政治評論家
 国家の最高指導者が政権を長い間離れると、政治判断もそこいらの床屋談義のおっさんレベルになることを都民は知りつつあるのではないか。細川護煕も小泉純一郎も「原発即ゼロ」への道筋を示さないどころか、示すことができないのだ。だから二人とも候補者討論会などを拒否する。突っ込まれてしどろもどろの醜態を見せては...▶続きはこちら
2014-01-24 11:53

(連載3)即脱原発と実現可能性

緒方 林太郎  前衆議院議員
 また、電気であれば何でもいいのであれば、それは簡単な話です。しかし、今の世の中、非常にハイクオリティの電気が求められています。101V±6Vの非常に狭いレンジで電圧を調整しています。でないと、今の非常に高度化したコンピューター社会の要請に耐え得ないのです。実はここにカネが掛かっているということが見...▶続きはこちら
2014-01-23 11:06

(連載2)即脱原発と実現可能性

緒方 林太郎  前衆議院議員
 そして、太陽光。先日、九州電力新小倉発電所を見学に行きました。同発電所から、大牟田にあるメガソーラーを遠隔操作しているということで、色々聞いたのですが、一番印象的だったのは大牟田のメガソーラーは3000kwの出力で30000㎡の面積が必要になるということでした。「概ね10倍です」ということでした。...▶続きはこちら
2014-01-22 20:21

(連載1)即脱原発と実現可能性

緒方 林太郎  前衆議院議員
 東京都知事選で「即脱原発」が課題となっています。いつも思うのですけど、「即脱原発」というのは政策ではありません。それだけでは「スローガン」です。それをどう具体的な政策に落としていくかというのがなければ、スローガンはスローガンで終わってしまいます。そういう中、よく再生可能エネルギーの可能性について取...▶続きはこちら
2014-01-22 06:52

安重根で中韓「反日心理戦」同盟

杉浦 正章  政治評論家
 中国が安重根(アンジュングン)の記念館を中国・ハルビン駅に開館したことが意味するものは、国家主席・習近平が韓国大統領・朴槿恵を完全に取り込んだことを意味する。その狙いは、これまで独自に展開してきた「反日心理戦」を中韓「反日心理戦」同盟にまで発展させるところにある。この習近平戦略は、北朝鮮と対峙する...▶続きはこちら
2014-01-20 14:46

日露間の人的交流を活発にするため、ビザの廃止を

飯島 一孝  ジャーナリスト
 プーチン大統領の今秋訪日に向けて日本政府は様々な政策を検討しているが、今一番大事なのは経済交流だけでなく、人的交流を活発化することだ。ロシア側はすでに日本側にビザ(査証)の廃止を提案していると聞く。今こそ、その提案を受けてビザ廃止を決断すべきではないだろうか。

 プーチン大統領の訪日は、安倍...▶続きはこちら
2014-01-17 18:07

日中対話「『新空間』の日中信頼醸成に向けて」に参加して

池尾 愛子  早稲田大学教授
 1月16日、「日中対話:『新空間』の日中信頼醸成に向けて」がグローバル・フォーラムと日本国際フォーラムの共催により都内で開催された。新しい空間とは、宇宙空間、サイバー空間、北極地域を指し、これらの新空間が新しい課題になっているのである。3つの空間とも実際には理系エンジニアの活躍によって構築されてお...▶続きはこちら
2014-01-17 07:02

朴の対中接近阻止は日米共通の課題

杉浦 正章  政治評論家
 首相・安倍晋三の靖国参拝は極東の緊張を岩盤化して、これを解きほぐすのは容易でない事態に立ち至った。対米関係については事態沈静化の流れが出てきており、安倍は春に予定される大統領オバマの来日でこれを確定して、日米同盟の再構築を目指すことになろう。ここにきて米国の最大の懸念は、最悪の日韓関係の修復に絞ら...▶続きはこちら
2014-01-14 15:05

(連載2)語義と相場観

緒方 林太郎  前衆議院議員
なお、例外的に使われるような強い表現かというと、カーニー報道官(Jay Carney)の名前と“disappointed”で検索を掛けると、昨年だけでも結構な回数のヒットがあります。例外的とまでは言えないはずです。なお、多いのは財政問題についての共和党対応に対する“disappointed”です。
...▶続きはこちら
2014-01-13 00:12

(連載1)語義と相場観

緒方 林太郎  前衆議院議員
 総理の靖国参拝に対する、アメリカの”disappointed”という声明はどの程度の言葉なのかと最近よく聞かれます。語源的には、「任を解く」くらいの意味です。appoint(任命する)に否定辞の「dis」が付きますので。それが転じて、「期待に応えられない」、「不満だ」みたいな意味になっています。い...▶続きはこちら
2014-01-12 11:46

脱原発は破滅の選択

住吉 久俊  自営業
西暦3000年、地球はどんなことになっているのだろうか?確実なことが一つある。石油、石炭、天然ガスといった、化石燃料はゼロになっている。5億年かけて蓄積された、化石燃料は、3000年には、なくなっている。2200年には、ほぼ、なくなっている化石燃料。その時、地球人口はどれほどだろう?100億人だろう...▶続きはこちら
2014-01-09 10:33

(連載3)米国のイラン政策への疑問点

河村 洋  外交評論家
 技術的な問題とともにイランの戦略的な意図も探らねばならない。イランは第二の北朝鮮になろうとしているのか?英国王立国際問題研究所のパトリシア・ルイス国際安全保障研究部長とフィナンシャル・タイムズ紙のギデオン・ラックマン外交主任論説員は、同紙との11月28日のインタビューでそうした見方を否定している。...▶続きはこちら
2014-01-09 06:25

中韓の反靖国「対日包囲網」形成は失敗

杉浦 正章  政治評論家
 長年外交・安保をウオッチしていると、わずかな兆候から事態が大きく発展するケースが多い事が分かる。首相・安倍晋三の“ちゃぶ台返し”とも言える靖国参拝に対する動きをみれば、中国外相・王毅による対日包囲網は失速し、外交を女の感情で展開する韓国大統領・朴槿恵は新年早々なにやらしおらしい。極東の安全保障環境...▶続きはこちら
2014-01-08 13:50

(連載2)米国のイラン政策への疑問点

河村 洋  外交評論家
 さらにイランのホセイン・デフガン国防相がイラン軍はレーザー技術により長距離ミサイルの精度を向上させたと公表したのは、ウィーン交渉が始まった12月9日であった。アメリカ国防総省はイランのミサイル精度が急速に高まっていることに危機感を強めている。そうしたミサイルは湾岸王政諸国やイスラエルに大きな脅威と...▶続きはこちら
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