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2013-06-27 06:03
問責可決の背後に「小沢・輿石」ライン
杉浦 正章
政治評論家
「小沢にやられた」自民党幹部がこう漏らしている。国会終幕の土壇場で首相問責決議の可決をめぐって「小沢・輿石」ラインが浮上したというのである。一見複雑に見える首相・安倍晋三に対する問責決議可決の裏は、これですべてが読み解ける。安倍はまさに「無実の罪」で、参院から存在を否定されたことになるが、記者会見...
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2013-06-26 11:42
(連載)アベノミクス第3の矢は、なぜ「竹やり」か(3)
鈴木 亘
学習院大学教授
これが、私が垣間見た規制改革会議の官僚支配の現実である。安倍首相や甘利大臣は、(たとえ不十分でも)今ある成長戦略を確実に実行してみせることで成果を上げるとしているが、その実行をチェックする事務局がこのありさまでは、相手官庁に配慮して、細部で骨抜きになっていったり、サボられたりする可能性が高いものと...
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2013-06-25 11:06
(連載)アベノミクス第3の矢は、なぜ「竹やり」か(2)
鈴木 亘
学習院大学教授
私自身、前回の安倍政権末期から麻生政権まで規制改革会議の専門委員を務めており、今回も、規制改革会議の大田弘子議長代理に請われて、途中から規制改革会議「保育チーム」のメンバーとして、目玉である「待機児童対策」の立案に携わった。まさに、前回と今回の自公政権における規制改革会議の官僚支配の違いを肌で感じ...
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2013-06-24 10:03
(連載)アベノミクス第3の矢は、なぜ「竹やり」か(1)
鈴木 亘
学習院大学教授
アベノミクス「第3の矢」として先ごろ閣議決定された「成長戦略」が、極めて不評判である。確かに、異次元の金融緩和を実行しつつある「第1の矢」、補正を含め過去最大の予算を積んだ「第2の矢」から、日本経済再生のバトンを引き継ぐ成長戦略としては、いかにも力不足で、見劣りのする「第3の矢」である。これでも、...
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2013-06-24 06:06
参院選は自公で安定多数が視野に入った
杉浦 正章
政治評論家
国政選挙とほぼ確実に連動する都議選で自民党と公明党が3分の2議席まであと2議席の圧勝となった。背景を分析すれば、内閣・政党への高支持率が如実に反映されたことを物語る。浮動層の棄権による投票率低下は、支持率を確信的に選挙に反映させたことになる。この高支持率はよほどの失政、大失言がない限り参院選まで継...
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2013-06-21 10:11
米EUのFTA交渉で、世界は変わる?
緒方 林太郎
前衆議院議員
遂に米国とEUのFTA交渉が始まります。10年前であれば考えられなかったものですが、世の中は変わったという印象を持ちます。この結果、非常に深刻なのは多国間貿易交渉であるWTO交渉が更にモメンタムを失うだろうということです。世界の主要国はすべてFTA交渉に乗り出し始めており、ここまで来るともはやWT...
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2013-06-19 10:18
プーチン大統領は「理想の指導者」なのか?
飯島 一孝
ジャーナリスト
プーチン氏が大統領に返り咲いてから1年経過したが、プーチン大統領を「理想の指導者」とみなしている人は41%にとどまり、そう見ていない人の方が上回ったことが世論調査で分かった。ただ、大統領の支持率は64%と依然高率を維持しており、代わるべき人物がいないことを示している。10日付けのコメルサント紙(電...
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2013-06-19 05:57
地方選の連敗は参院選に影響しまい
杉浦 正章
政治評論家
地方首長選の自民党連敗が目立つ。目立ちすぎるほどだ。この傾向が参院選挙を直撃するような報道が一部にあるが、本当にそうなるのだろうか。マスコミの大勢は自公で過半数を制して、長年にわたり日本の政治に停滞をもたらした衆参ねじれ現象が終わると読んでいるが、これがひっくり返る可能性があるのか。アベノミクスの...
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2013-06-16 18:23
自民党「安全保障基本法案」に欠けているもの
桜井宏之
軍事問題研究会代表
石破自民党幹事長は4月10日、内外情勢調査会で講演し、夏の参院選後の課題として、憲法を改正しなくても集団的自衛権の一部行使を可能にする国家安全保障基本法の制定に優先的に取り組む考えを示しました(http://www.jiji.com/jc/zc?k=201304/2013041000779)。既に...
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2013-06-16 16:14
近隣諸国との研究交流を推進するために
池尾 愛子
早稲田大学教授
6月8-9日に静岡文化芸術大学で開催された日本経済思想史学会の全国大会において、国際シンポジウム「日本のエネルギー政策思想:内外の視点から」が組まれた。梅雨の合間の曇り空のもとではあるが、予定通り、韓国と中国の中堅研究者のパネル参加を得て、日本の中堅・若手研究者が討論をリードし、全体の議論もかみ合...
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2013-06-14 06:20
安倍はネットで高転びに転ぶ
杉浦 正章
政治評論家
孔子が君主の理想を「威ありて、猛(たけ)からず」と述べている。威厳はあるが、心の底に温情があって、決して荒々しくはないのが、君主のあるべき姿だというのである。残念ながら、今回の首相・安倍晋三による元外交官・田中均批判は、この教えに逆行する。そればかりか、さらなる君主の条件とされる「諫めを拒み、非を...
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2013-06-11 06:08
自公過半数突破で安定議席も視野に:参院選
杉浦 正章
政治評論家
参院選まで残るところ40日となったが、選挙情勢を見るとアベノミクス効果が依然持続して、自公の政権与党で過半数は固い。場合によっては安定多数の129議席も可能となりうる流れが出てきている。焦点は改憲派で3分の2議席を達成できるかどうかだが、恐らく改憲4党だけでは難しいだろう。しかし、選挙後の公明党と...
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2013-06-10 10:22
モスクワ市長選、10年ぶりに9月実施へ
飯島 一孝
ジャーナリスト
モスクワ市のソビャーニン市長は4日、市長を辞任し、今秋に市長選を行う意向を明らかにした。プーチン政権が中間層などの抗議を受け昨年、州知事などの選任を任命制から公選制に戻したのを受けたもの。実施されれば03年以来、10年ぶりの直接選挙となる。ソビャーニン市長の他、反プーチン派のナバリヌイ弁護士らが立...
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2013-06-10 10:18
(連載)中国人の沖縄侵略を許すな(2)
酒井 信彦
日本ナショナリズム研究所長・元東京大学教授
しかし「『そもそも琉球人は中華民族の血を受け継いでおり、ひとつの民族として国を分けてはならない』などと論理を飛躍させた」と、河崎記者は説明する。この「中華民族」がキーポイントなのである。河崎記者は続けて、「沖縄をチベット自治区やウイグル自治区と同列に見る特殊な政治思想団体、と切り捨てることもできる...
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2013-06-09 22:17
(連載)中国人の沖縄侵略を許すな(1)
酒井 信彦
日本ナショナリズム研究所長・元東京大学教授
5月3日の産経新聞、「鼓動2013」の欄の「中国」の回で、河崎真澄記者が「尖閣の次『沖縄を返せ』主張」の見出しのもとに、中国の人間が公然と沖縄侵略を言い始めたことを、長文の記事で報告しており、これは極めて貴重である。
リード文は、「米国から日本への1972年5月の沖縄返還を『国際法違反だ』...
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2013-06-06 06:18
最後まで“定数”で「誤算」を重ねた民主党
杉浦 正章
政治評論家
終盤国会は、6月26日の会期末まで3週間となったが、最重要法案である衆院の定数を「0増5減」に是正する区割り法案は、参院で審議のめどが立たず、会期末に衆院で再可決により成立する方向となった。国会運営は総選挙圧勝を背景とする自公ペースで展開、野党はアベノミクスの好調に気おされて突破口を見いだせず、“...
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2013-06-05 10:03
(連載)TICAD Ⅴ:日本―アフリカ関係の新時代か(2)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
その意味で、TICAD Ⅴは日本とアフリカの関係における一つの転換点になり得ます。今回、これまでになく政府と企業の連携がみられるようになっているのです。政府は日本企業のアフリカ進出を支援するため、アフリカ投資基金を通じた金融支援を、5年間で50億ドルに倍増させることを決定。これまで「援助」や「国際...
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2013-06-04 10:16
(連載)TICAD Ⅴ:日本―アフリカ関係の新時代か(1)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
6月1日、第5回アフリカ開発会議(TICAD Ⅴ)が横浜で開催されました。1993年に始まり、5年おきに開催されるTICADは、50カ国以上のアフリカ諸国の国家元首クラス、欧米諸国や国際機関、NGOの関係者を定期的に招く、日本政府が主体となる国際会議のなかで最大規模のものです。1993年、当時大学...
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2013-06-03 05:47
安全性の高い原発輸出は日本の責務だ
杉浦 正章
政治評論家
農家の「所得倍増」といい、原発のトップセールスといい、首相・安倍晋三は池田勇人そっくりだ。池田はフランスの大統領ド・ゴールから「トランジスタのセールスマン」と評されたが、めげずに初心を貫徹して、日本の経済を躍動期へと導いた。国内の原発が稼働しないのに外国へのセールスをする安倍への批判が強まっている...
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2013-06-02 22:27
(連載)日露首脳会議をめぐる3つの問題点(2)
袴田 茂樹
日本国際フォーラム「対露政策を考える会」座長
北方領土問題解決に向けての対露交渉の日本の基本方針は「4島の帰属問題を解決して平和条約を締結する」というものであり、安倍首相や歴代の首相、外相はこの表現を正確に守ってきた。しかし、ロシアの首脳や専門家の間では、つぎのような対日批判が一般化している。「4島の主権が日本にあることをロシアがまず認めろ、...
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