国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2014-07-31 16:28

マラバール演習を機に、日印安保協力の次元を高めよ

高峰 康修  岡崎研究所特別研究員
 7月24日から30日にかけて、米印合同軍事演習「マラバール演習」が、日本近海の太平洋上で日本をゲストとして迎えて、実施された。マラバール演習に日本が招待されたのは、2007年、2009年に続き3回目であり、今回は、実施海域が日本近海であったこともあり、事実上、日米印3国合同軍事演習となった。アジア...▶続きはこちら
2014-07-31 16:15

(連載1)新聞界は、軽減税率につき説明責任を果たせ

中村  仁  元全国紙記者
 与党税制協議会は7月下旬、消費税の軽減税率の導入をめぐり、新聞協会などからヒアリングをしました。12月に消費税を10%に引き上げるかどうかを決める場合、新聞も軽減税率の対象にするのでしょうか。社会の支持を深めるために、新聞界はもっときちんと説明責任を果たしていくべきだと思いますね。

 わた...▶続きはこちら
2014-07-31 10:21

サッカーW杯のロシア開催ボイコットの動き

飯島 一孝  ジャーナリスト
 ウクライナ東部のマレーシア航空機撃墜事件を巡り、欧米とロシアの非難合戦がヒートアップしているが、欧米側から早くも2018年にロシアで開催されるサッカーW杯をボイコットする動きが出ている。これに対し、FIFA(国際サッカー連盟)が反対声明を出し、沈静化に努めているが、ウクライナ東部で続いている戦闘が...▶続きはこちら
2014-07-28 00:40

(連載2)安倍政権に不都合な経済の長期停滞説

中村  仁  元全国紙記者
 サマーズ氏の長期停滞論を要約すると、以下のようになります。
・米国経済は、リーマンショック直前の2007年に潜在的な成長軌道とされた水準を10%下回ったまま推移しているが、この低成長ですら、極端な金融緩和による実質マイナス金利でようやく実現できた。
・金融危機後、経済回復は遅れ、成長路線への復...▶続きはこちら
2014-07-27 15:06

(連載1)安倍政権に不都合な経済の長期停滞説

中村  仁  元全国紙記者
 安倍政権は、異次元の金融緩和による物価の政策的引き上げ(デフレ脱却)に成功しつつあるとの自信を深めています。そんな時、米国の著名な経済学者サマーズ・ハーバード大教授が、先進各国で成長率の鈍化が顕著となる中で、経済の長期停滞説を唱えました。日本の学者も一斉に注目し、人口減と財政危機を抱える日本の場合...▶続きはこちら
2014-07-25 10:35

RIMPACへの中国艦船の招待は、大失敗

高峰 康修  岡崎研究所特別研究員
 現在、6月26日から8月1日までの日程で、米海軍が主催する、環太平洋合同演習(RIMPAC)がハワイ沖で開催されている。RIMPACは、ほぼ隔年で行われているが、日本を含む、米国の環太平洋の同盟国や友邦の海軍が参加し、今回は22か国が参加している。今回の最大の目玉は、中国が初めて招待されたことであ...▶続きはこちら
2014-07-24 06:39

岡田、代表選あれば海江田の対抗馬に

杉浦 正章  政治評論家
 民主党幹部が「ゲーテは『活動的な馬鹿より恐ろしいものはない』と言っている」と暗に代表・海江田万里を批判する言葉を漏らしている。いくらなんでも野党第1党の代表に向けて面と向かって言っては可哀想だが、海江田がいささか“自信過剰”であることは間違いない。1年前の参院選大敗北に直面して海江田は、「結果が目...▶続きはこちら
2014-07-23 10:56

今こそ、ウクライナ紛争の全面停止に全力を挙げよ

飯島 一孝  ジャーナリスト
 ウクライナ東部でマレーシア航空機が地対空ミサイルに撃墜され、乗客乗員298人全員が死亡した事件で、ウクライナやロシアは互いに相手を非難する中傷合戦を展開している。だが、そんなことをしている場合ではない。今こそ、双方が国際社会と一体となり、全面停戦と和解に向け全力を挙げるべき時である。7月18日に開...▶続きはこちら
2014-07-22 00:49

(連載2)マレーシア機はなぜ危険空域を飛んだのか

中村  仁  元全国紙記者
 民間航空機がミサイルで撃墜され、「悲痛きわまる惨事だ。民間機への攻撃を断じて許さない」(7月19日の朝日社説)、「大惨事が起きた。ロシア軍の関与が疑われる」(同日の読売社説)という状況ですから、マレーシア側の油断を解明することには遠慮があるのかもしれません。オバマ米大統領のプーチン氏への怒りは「世...▶続きはこちら
2014-07-21 15:42

(連載1)マレーシア機はなぜ危険空域を飛んだのか

中村  仁  元全国紙記者
 ウクライナ東部でマレーシア機が撃墜された事件(死者298人)では、これまでの報道によると、最大の悪党は親ロシア派武装集団であり、つぎにミサイルを供与したと見られるロシアも同等かそれ以上の悪党であるとされています。しかし、もっと問題があるのではないでしょうか。おびただしい数の報道、論評を読んでいて気...▶続きはこちら
2014-07-18 09:35

ベネッセ事件:個人情報管理の甘さを放置

中村  仁  元全国紙記者
 進研ゼミなどで知られるベネッセの顧客情報流出事件は、個人情報の管理強化、転売業界の取締りのいいきっかけにしてもらいたいと思います。事件の中心がベネッセという知名度抜群の企業、国民の関心の高い子供の情報、流出した情報の規模、名簿転売業界の広がりの大きさといい、いずれも最大級です。取り締まりを強化する...▶続きはこちら
2014-07-18 06:41

9月の改造は菅官房長官留任の線

杉浦 正章  政治評論家
 生活の党代表の小沢一郎が久しぶりに吠えた。安倍内閣について「ピークは過ぎた」と述べたのだ。しかし続きがあって「高い支持率が不思議だ」と付け加えた。小沢ほどの政治家が支持率の高さを分析できないのは、本人もピークが過ぎたからだろうか。内閣支持率が50%前後と高いのは、中韓両国トップの安倍批判に国民が反...▶続きはこちら
2014-07-15 16:23

「戦争に巻き込まれる」との表現のおかしさ

桜井 宏之  軍事問題研究会代表
 集団的自衛権の議論を巡り必ず出てくるのが、「戦争に巻き込まれる」(容認派であれば「巻き込まれない」)という言葉です。集団的自衛権行使とは、戦争に参加するという国家の主体的な意思決定であり、まるで主体性の欠如した「巻き込まれる」という言葉とは対極にある国家行為です。この問題で「巻き込まれる」(あるい...▶続きはこちら
2014-07-15 11:17

(連載2)問われる政治とメディアの関係

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 番組の中で国谷氏は、政府が閣議決定した集団的自衛権行使の新要件にまつわる拡大解釈の可能性、他国の支援要請に対する歯止め、憲法解釈との整合性などについて、「国民の不安、違和感が強い」ことを挙げて食い下がったが、菅氏は「新3要件」の「わが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から...▶続きはこちら
2014-07-15 05:35

海江田が前代未聞のずっこけ質問

杉浦 正章  政治評論家
「民主が政権に対抗する野党としての信頼感を取り戻せるかが焦点だ」と朝日新聞に期待された民主党代表・海江田万里の代表質問であったが、最初からずっこけた。集団的自衛権の行使閣議決定に「国会の事前承認がない」と事実に反する指摘をしたり、イラク戦争の自衛隊による復興支援を「後方支援」と述べるなど、事実誤認の...▶続きはこちら
2014-07-14 18:22

(連載1)問われる政治とメディアの関係

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 これは「フライデー事件」と言ってもいいかもしれない。今月11日発売の写真週刊誌「フライデー」が取り上げている。3日放映のNHKテレビの「クローズアップ現代」に出演した菅義偉官房長官と国谷裕子キャスターの集団的自衛権行使に関するやり取りが、首相官邸を〝激怒〟させたというから穏やかでない。表紙のトップ...▶続きはこちら
2014-07-11 17:07

(連載2)W杯 スポーツでなく興行

中村  仁  元全国紙記者
 もうひとり感謝状を贈るべきなのは、ウルグアイのスアレスです。イタリアの選手に背後からかみつき、これはさすがに9試合の出場停止処分を受けました。これは普通の人間ならできない芸当です。これで3度目だそうで、野生を脱し切っていない人間なのかもしれません。試合後、「バランスを崩して相手に倒れ掛かった際にぶ...▶続きはこちら
2014-07-10 22:09

(連載1)W杯 スポーツでなく興行

中村  仁  元全国紙記者
 W杯ブラジル大会の決勝は、ドイツ対アルゼンチンによって行われることになりました。ドイツはブラジルを予想もしない大差で破り、アルゼンチンはオランダを大接戦の末のPK戦で下し、欧州対南米の対決に、ファンは熱狂するでしょう。あと一戦となったW杯を振り返ると、ルール違反を見て見ぬ振りをしてまで、興奮をかき...▶続きはこちら
2014-07-10 05:48

中国は反日教育の前に反核教育をせよ

杉浦 正章  政治評論家
 昔、名優森繁久弥が「中国人のマンマンデ」を説明していたのをラジオで聞いた。広辞苑によるとマンマンデとは「ゆっくりしたさま」を指す。中国人の大人(たいじん)ぶりを説明して、森繁はNHKアナウンサーとして満州に赴任していた頃の思い出を語る。「家を新築して、中国人を招待したが、子供が白い壁にいたずら書き...▶続きはこちら
2014-07-07 10:18

(連載2)STAP細胞 残酷すぎる実験参加

中村  仁  元全国紙記者
 目的はなんでしょうか。「ここまで厳重な監視のもとで、実験をやらせれば、本人は音を上げるだろう」のが読みでしょう。最後は、「自分は不正をしていました。新細胞は存在しません。途中で別の万能細胞であるES細胞を混入させました」と言わせ、「新細胞の正体はES細胞だ」との結論を導きたいのでしょうね。理研の対...▶続きはこちら
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