国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2014-10-28 10:20

バラスト水対策について

緒方林太郎  前衆議院議員
 あまり注目されないネタですけど、先日、日本が「船舶バラスト水管理規制条約」というものに加入しました。今から10年前くらいに、私が船舶テロ関係の条約交渉でロンドンのIMO(国際海事機関)に出張していた際、同じくIMOで盛り上がっていた条約でして、「ああ、遂に日本も入ったか」と感慨深いものがあります。...▶続きはこちら
2014-10-24 12:08

(連載2)秘密保護法、最後は国家機密の開示を

中村  仁  元全国紙記者
 そうだとしても、期間が満了したらどうするのでしょうか。10月15日に決めた運用基準を読みますと、「歴史公文書は国立公文書館等に移管、歴史公文書に該当しないものは廃棄」などとなっております。これだけで、解除後の公開に関する規定が明らかになっておりません。恐らくそんなことを承知のうえで、政府はこんな基...▶続きはこちら
2014-10-24 12:08

(連載3)試練に立つ「安倍1強」

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 週刊誌報道に始まった今度の小渕辞任とそれに〝連動〟した松島法相の辞任の裏に何があったのか。政界の自民党の1強多弱、さらに自民党の「安倍1強」の足元を襲った今回の辞任劇を見ていると、安倍一色と思われた永田町に、思わぬ時限爆弾が用意されていたのではないかと思わざるをえない。

 多数与党のおごり、...▶続きはこちら
2014-10-24 07:04

民主党は不毛の追及に小躍りするな

杉浦 正章  政治評論家
 最初に聞いたときは宮沢洋一本人かと思った。うちわ→ネギ→SMで三題噺(さんだいばなし)のドミノ倒しかと“悪夢”がよぎった。大蔵出身と言えばノーパンしゃぶしゃぶをすぐに思い出すし、きっと東大出で大蔵省という超エリートは、頭を使いすぎて時々「好色の人」になってしまうのかも知れないと思った。顔を見てもそ...▶続きはこちら
2014-10-23 14:09

(連載1)秘密保護法、最後は国家機密の開示を

中村  仁  元全国紙記者
 国の機密情報の漏洩を防ぐため、特定秘密保護法が12月に施行されます。10月15日に秘密の指定・解除のルール、手続きを定める運用基準も決まりました。さすがに「戦前の治安維持法の復活だ」いう扇情的な批判は影を潜め、この厳しく、混沌とした国際情勢を乗り切るには、なんらかの機密保持は必要だという常識はかな...▶続きはこちら
2014-10-23 11:53

(連載2)国際二宮尊徳思想学会について

池尾 愛子  早稲田大学教授
 2013年10月20日に「現代の経済学の日本的基礎」と題して本欄に書いたように、天野為之は明治期にいち早く二宮尊徳に注目した経済学者である。西村茂樹(日本講道会会長)校定・天野謹輯の『小学修身経』(1893)の挿絵中心の入門書では、第20課「二宮尊徳」において、幸田露伴の「負薪読書」図が踏襲された...▶続きはこちら
2014-10-23 11:52

(連載2)試練に立つ「安倍1強」

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 辞任劇で安倍政権の歯車に狂いが生じるかどうかは現状では分からないが、これまでのような「安倍1強」に陰りが見えたのは間違いないだろう。となると、目前に迫っている消費増税の判断、集団的自衛権行使関連の法案づくりに新たな問題が出ないとは限らない。
 
 消費増税を巡る政権与党内の意見はばらばらだ。首...▶続きはこちら
2014-10-22 19:21

(連載1)国際二宮尊徳思想学会について

池尾 愛子  早稲田大学教授
 国際二宮尊徳思想学会(International Ninomiya Sontoku Association, INSA)の設立は、北京大学 日本研究所教授の劉金才氏のひとかたならぬ熱意と努力の賜である。劉氏は小田原と掛川を訪れ、日中国交30周年を迎えた2002年6月に、北京大学で国際二宮尊徳思想学...▶続きはこちら
2014-10-22 14:36

(連載1)試練に立つ「安倍1強」

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 宮沢洋一経産相と上川陽子法相が正式に就任、第2次安倍改造内閣は再出発した。小渕、松島両相の引責辞任の穴をすぐさま埋めた安倍政権の危機感が手に取るように分かるが、政局はこれで一件落着といくのだろうか。野党は安倍首相の任命責任をしつこく追及する構えだし、国会審議が与党の思うとおり進みそうにない。いずれ...▶続きはこちら
2014-10-22 11:18

(連載2)女性2閣僚辞任、政界の不思議

中村  仁  元全国紙記者
 小渕氏は40歳、父親譲りの地盤、選挙システムを持ち、選挙には強いようです。一方、政治思想、政策面の能力は不明だし、未知数でしょう。将来、有望な政治家に成長する芽がないとは限らないにせよ、それを今の段階、レベルで「将来の首相候補」と新聞社が連呼するとはなんでしょうか。政界と政治メディアには不思議な関...▶続きはこちら
2014-10-21 17:19

(連載1)女性2閣僚辞任、政界の不思議

中村  仁  元全国紙記者
 小渕経産相と松島法相が辞任しました。政界に疎いわたしでも、政界は、それを取り巻く政治メディアを含め、つくづく不思議な世界だと思います。政界は分りにくいところです。困ったものです。まず、安倍首相の「任命責任」です。「2人を任命したのはわたしです。任命責任はわたしにあります」と、首相はいいました。その...▶続きはこちら
2014-10-21 06:40

異例の電撃ダブル辞任で決着はついた

杉浦 正章  政治評論家
 首相・安倍晋三の「電撃ダブル辞任処理」は、見事であった。野党は肩透かしを食わされた形になった。小渕優子も城代家老が一切の罪をひっかぶる覚悟で“切腹”。公選法違反で議員辞職まで追い込まれることはまずなくなった。「うちわ」よりその「適性」が問題であった松島みどりも、筆者が一番よい解決策と指摘した、小淵...▶続きはこちら
2014-10-17 10:26

(連載2)過剰マネーが相場を揺さぶる

中村  仁  元全国紙記者
 もっとも仕掛けといっても、景気指標や国際情勢の動きに絡めて動きます。それを報道では、経済統計に直結させて、もっともらしい説明がなされるのです。一般の投資家は市場の本当の動きの情報が不足していますから、いつも出足が遅れ、機関投資家やファンドの後塵をかぶるのです。大手信託銀行の社長を務めたひとが、ある...▶続きはこちら
2014-10-17 10:16

(連載2)米印連携強化のカギを握る日本

高峰 康修  岡崎研究所特別研究員
 米印関係は、冷戦以来のインドの非同盟主義が障害となり、今までのところ、互いにシンパシーがあったとは言えない。モディ首相は「ルックイースト」政策を掲げ、対米関係重視を打ち出しているし、米印首脳会談に先立ち、8月に訪印したヘーゲル国防長官は、互いの戦略的文脈を理解する必要がある、と述べるなど、過去の行...▶続きはこちら
2014-10-16 16:50

(連載1)過剰マネーが相場を揺さぶる

中村  仁  元全国紙記者
 株式市場や為替市場がまた荒れています。株の動き、為替の動きは実体経済とあまり関係のないところで決まる傾向がどんどん強まっています。関係がないというよりか、実体経済や国際情勢の変化、変動を口実に相場を動かそうとする機関投資家、ファンドなどの動きに振り回され、市場全体が動いてしまうのです。その基本的な...▶続きはこちら
2014-10-16 11:11

(連載1)米印連携強化のカギを握る日本

高峰 康修  岡崎研究所特別研究員
 9月末にホワイトハウスで行われた、米印首脳会談では、米印間の戦略的パートナーシップを強化することが表明された。海洋安全保障やテロとの戦いを含む安全保障面での協力、ルールに基づいた国際秩序への支持の確認、インドの安保理常任理事国入り支持、などである。
 
 ただ、個別的な課題は残っている。インド...▶続きはこちら
2014-10-16 10:59

(連載2)国内の議論に「ガイアツ」は要らない

緒方林太郎  前衆議院議員
 そんなものに頼って、国内の議論を動かそうとすること自体が、日本の国家としての脆弱性のような気がするのです。同じ流れで、私は集団的自衛権の問題について、例えばオバマ大統領の介入を求めるようなレターを国会議員が出すことにも批判的です。日本は世界に冠たる国家であり、国内の議論に外国の助太刀は要らない、そ...▶続きはこちら
2014-10-16 06:51

女性閣僚総崩れで安倍に女難の相

杉浦 正章  政治評論家
 「女性が輝く社会」をうたい文句に5人の女性を入閣させた首相・安倍晋三の顔に“女難の相”が浮いてきた。女難には女性にモテ過ぎることによる災いと、女性によってもたらされた災いがあるが、安倍の場合は後者の方だ。女性閣僚が総崩れの様相だ。国会論戦では蓮舫が“女敵(めがたき)討ち”とばかりに、法相・松島みど...▶続きはこちら
2014-10-15 14:48

(連載1)国内の議論に「ガイアツ」は要らない

緒方林太郎  前衆議院議員
 ノーベル平和賞は御承知のような結果になりました。人権・教育に尽力するマララ・ユスフザイさん、カイラシュ・サティアルティさんの益々の活躍を祈念します。ところで、今年のノーベル平和賞には「憲法9条」を対象とする「日本国民」という推薦がありました。この思い自体は理解できるところです。「日本国民」というカ...▶続きはこちら
2014-10-10 10:25

(連載2)ノーベル賞雑感、日本は科学者を大切に

中村  仁  元全国紙記者
 偉大な研究、業績に至ったのは、中村さんは「怒りがわたしの原動力」というので驚きました。独創的な研究を最後まであきらめない中村さんに対する冷ややかな周囲の目、元勤務先の企業の無理解、さらにその会社との訴訟など、「怒りに震えた」そうで、いつか見返してやるぞ、ということだったのでしょう。それでも故人とな...▶続きはこちら
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