国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2017-04-06 11:24

(連載2)日米経済関係

緒方 林太郎  衆議院議員(民進党)
 その「公正」な貿易を推進するためのツールとして、最近、時折聞こえてくるのが「スーパー301条の復活」です。スーパー301条というのは、大まかに言うと、貿易相手国の不公正な取引慣行に対して当該国と協議することを義務づけ、問題が解決しない場合の制裁について定めた条項を指します。アメリカが、ある国との貿...▶続きはこちら
2017-04-05 12:41

(連載1)日米経済関係

緒方 林太郎  衆議院議員(民進党)
 今国会、日米経済関係が今度どうなっていくのかについて、色々な疑問が提起されています。そういう中、まだどういう協議がなされるかも分かりませんので、少し変わったアプローチで政府に質問主意書を出しました。決してこの主意書答弁で全体像が見えるわけではありませんが、示唆的な所があるのでご紹介いたします。
...▶続きはこちら
2017-04-04 11:54

世界経済見通しについて

真田 幸光  大学教員
 私は、いつも申し上げているように、欧州の崩壊リスク、トランプ政権リスク、英米関係の悪化と中国本土の台頭、ロシアの動きによる世界の秩序変更の可能性、そしてイスラム過激派の動き、などを背景とした世界経済の下振れリスクもあると危機意識を持って眺めています。

 しかし一方で、欧州は結構大丈夫ではない...▶続きはこちら
2017-04-03 12:19

北朝鮮の核保有容認は危険

加藤 成一  元弁護士
 3月29日付けの本欄『議論百出』で、山崎正晴氏は、北朝鮮の核問題に関連して、米国が北朝鮮の核保有を容認し、国際社会に招き入れることを提案しておられる。その理由として、米国による北朝鮮への先制攻撃は、日本、韓国への報復攻撃を招くこと、核保有は国際法違反ではないこと、北朝鮮が米国に求めるのは、自国の体...▶続きはこちら
2017-03-31 11:00

天皇譲位(退位)問題

倉西 雅子  政治学者
 天皇の譲位(退位)問題については、どこか雲を掴むようなところがあり、その真の意図からして国民には理解し難い状況にあります。ベトナム訪問時の映像などを見ましても、譲位(退位)を要するほど健康状態が悪化しているとも思えず、譲位(退位)後の活動範囲まで検討されているとなりますと、余計に訳が分からなくなり...▶続きはこちら
2017-03-30 10:35

(連載2)韓国 三星グループの動向について

真田 幸光  大学教員
 しかし、そうした組織を支えた中枢である、通称「会長秘書室」は今般の朴大統領弾劾騒ぎに巻き込まれ、解体されることとなったのであります。また、三星グループが巨額の資金供出をしていた、韓国トップの財界団体である「全国経済人連合会」も、今般の一連の事件で解体の危機に瀕し、その名称を変えて、何とか生き残りを...▶続きはこちら
2017-03-29 11:30

北朝鮮核問題

山崎 正晴  危機管理コンサルタント
 日本は森友学園騒動で持ちきりだ。真相は藪の中だが、テレビ画面から安倍首相の苛立つ気持ちが伝わってくる。今日本はそんな些末な問題に関わっている場合ではない。3月6日、北朝鮮が4発同時に発射したミサイルの内、石川県の能登半島の北北西約200キロの海域に落下したものを含む3発が、日本の排他的経済水域(E...▶続きはこちら
2017-03-29 11:02

(連載1)韓国 三星グループの動向について

真田 幸光  大学教員
 韓国トップ企業グループと言えば、現状では、やはり「三星グループ」でありましょう。かつては現代グループとの双璧でありましたが、その現代グループが事実上の構造変革を行った後は、「三星グループ一強時代」であったと言っても良いと思います。

 韓国のこうした主要財閥は、良きにつけ悪しきにつけ、政権との...▶続きはこちら
2017-03-27 17:01

無情な日本学術会議

倉西 雅子  政治学者
 今日、中国は、日本国の防衛予算の3倍を超える軍事費を以って軍拡に邁進し、国際社会から厳しい批判の声を浴び、制裁まで課されている北朝鮮にも、核開発やミサイルの発射実験を止めようとする気配はありません。日本国を取り巻く国際情勢が日に日に悪化する中、日本学術会議では、大学では軍事研究を行わないとする方針...▶続きはこちら
2017-03-24 10:56

(連載2)キプロスから見た諸問題

緒方 林太郎  衆議院議員(民進党)
 国連ではPKO改革のためのハイレベル・パネルが2014年に報告書を出していて、その中に「a number of peace operations today are deployed in an environment where there is little or no peace to ke...▶続きはこちら
2017-03-23 10:30

(連載1)キプロスから見た諸問題

緒方 林太郎  衆議院議員(民進党)
 私は外務委員会に所属しておりませんが、キプロスへの大使館設置が来年度予算に入っている事から、昨年、キプロスに行った者として感じた事を質疑にしたいと思い、外務委員会理事にお願いして質疑に立ちました。

 あの国は小さな国でギリシャ文化がベースですが、中東とも関係が近く、イスラエルは海を跨いですぐ...▶続きはこちら
2017-03-22 10:41

(連載2)中国本土の軍事的な動きについて

真田 幸光  大学教員
 そして、実際に中国本土政府が示した「2017年の中国本土の国防予算案」を見ると、その伸び率が前年対比7.1%前後となり、中国本土の国防予算は史上初めて1兆人民元を超え、また、大国主要国の中でも国防予算伸び率の高い国となっています。即ち、中国本土政府・財務部は、2017年予算案の国防費が前年実績対比...▶続きはこちら
2017-03-21 13:18

(連載1)中国本土の軍事的な動きについて

真田 幸光  大学教員
 先般の中国本土の全国人民代表大会(全人代、所謂、国会に相当する)の議論の中で、李克強首相は、国家主席でもある習近平・中国共産党総書記が「党中央の核心」と位置づけられたことについて、党のみならず、政権の立場からも重大で深い意義があるとの主旨の発言を行いました。「核心」は中華人民共和国の政治指導者にと...▶続きはこちら
2017-03-20 09:22

メディアのトランプ政権批判

倉西 雅子  政治学者
 トランプ政権対メディアの対立は、今や、政権主要メンバーのロシアとの接触疑惑に舞台を移しているようです。トランプ大統領も、民主党の重鎮がプーチン大統領と会談した写真を公開して反撃しているようですが、メディア側の真の狙いは、民主党と中国との関係なのではないでしょうか。

 目下、中国では、首都北京...▶続きはこちら
2017-03-17 10:12

弾道ミサイルと主権的権利

緒方 林太郎  衆議院議員(民進党)
 先日、安保委員会、外務委員会で質疑に立ちました。その際、北朝鮮による弾道ミサイルの話について質問しました。弾道ミサイルは、我が国の排他的経済水域(EEZ)に落ちたという事で、私から「日本の主権的権利が害されたのではないか?」という問をしています。

 国連海洋法条約上、EEZにおいては、沿岸国...▶続きはこちら
2017-03-15 11:50

(連載3)米中の狭間で動く韓国の苦悩について

真田 幸光  大学教員
 しかし、韓国の悩みはこれに留まらないと思われる。筆者の見るところでは、例えば、柳副首相兼企画財政部長官が対米経済関係に関する苦悩の色を示しており、柳副首相は「対米黒字幅を減らすために努力する」と公言したものの具体策が示されておらず、米国トランプ政権からの圧力も一方で、今後は強まる可能性もあるのであ...▶続きはこちら
2017-03-15 10:56

中国経済の“偽装自由化”は店仕舞いか?

倉西 雅子  政治学者
 今年の中国全人代は、習近平国家主席への権限集中が顕著となり、李克強首相との権力争いにも決着が付いた感が否めません。李首相が主導してきた“リコノミクス”が終焉を迎え、“シーコノミクス”の時代に移ったとも評されています。

 “シーコノミクス”の具体的な内容は不明瞭ですが、報道に拠りますと、携帯料...▶続きはこちら
2017-03-14 10:12

(連載2)米中の狭間で動く韓国の苦悩について

真田 幸光  大学教員
 こうして、現行の韓国政府が、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「THAAD(サード)」の在韓米軍配備を進める中、これに反対する中国本土政府が韓国への「経済報復」を本格化させつつあると見られ、韓国経済の対中依存度に、韓国国内では改めて関心が集まっている。即ち、韓国は、その経済成長の中核の一つに輸出が...▶続きはこちら
2017-03-13 17:34

(連載1)米中の狭間で動く韓国の苦悩について

真田 幸光  大学教員
 少なくとも表面的には「北朝鮮を意識して」と前置きして実施されている、朝鮮半島有事を想定した恒例の「米韓合同軍事演習」が韓国全域で開始されている。最近の相次ぐ北朝鮮の核実験や弾道ミサイルの発射を受け、今年は過去最大規模で行われていると報告されている。

 北朝鮮は既にこれに対して強く反発しており...▶続きはこちら
2017-03-10 16:36

フェミニストは移民に賛成?女性の受難問題

倉西 雅子  政治学者
 今月15日に下院議員選挙を控えたオランダにおいて、“極右”のレッテルを張られている自由党への支持が伸びているとの記事が掲載されておりました。“極右”といえば、男性の支持者が圧倒的に多いような印象がありますが、意外にも、自由党の支持者には女性も少なくないそうなのです。

 その背景には、イスラム...▶続きはこちら
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