国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2017-03-15 10:56

中国経済の“偽装自由化”は店仕舞いか?

倉西 雅子  政治学者
 今年の中国全人代は、習近平国家主席への権限集中が顕著となり、李克強首相との権力争いにも決着が付いた感が否めません。李首相が主導してきた“リコノミクス”が終焉を迎え、“シーコノミクス”の時代に移ったとも評されています。

 “シーコノミクス”の具体的な内容は不明瞭ですが、報道に拠りますと、携帯料...▶続きはこちら
2017-03-14 10:12

(連載2)米中の狭間で動く韓国の苦悩について

真田 幸光  大学教員
 こうして、現行の韓国政府が、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「THAAD(サード)」の在韓米軍配備を進める中、これに反対する中国本土政府が韓国への「経済報復」を本格化させつつあると見られ、韓国経済の対中依存度に、韓国国内では改めて関心が集まっている。即ち、韓国は、その経済成長の中核の一つに輸出が...▶続きはこちら
2017-03-13 17:34

(連載1)米中の狭間で動く韓国の苦悩について

真田 幸光  大学教員
 少なくとも表面的には「北朝鮮を意識して」と前置きして実施されている、朝鮮半島有事を想定した恒例の「米韓合同軍事演習」が韓国全域で開始されている。最近の相次ぐ北朝鮮の核実験や弾道ミサイルの発射を受け、今年は過去最大規模で行われていると報告されている。

 北朝鮮は既にこれに対して強く反発しており...▶続きはこちら
2017-03-10 16:36

フェミニストは移民に賛成?女性の受難問題

倉西 雅子  政治学者
 今月15日に下院議員選挙を控えたオランダにおいて、“極右”のレッテルを張られている自由党への支持が伸びているとの記事が掲載されておりました。“極右”といえば、男性の支持者が圧倒的に多いような印象がありますが、意外にも、自由党の支持者には女性も少なくないそうなのです。

 その背景には、イスラム...▶続きはこちら
2017-03-10 16:32

膨張続ける中国マネー・バブル

田村 秀男  ジャーナリスト
 1980年代末、バブル経済ピークの日本でも、カネに糸目をつけず飲み食いする御仁がいた。さて、中国のマネー・バブルはどうなのか。日本、米国、中国と欧州連合(EU)の現預金総額についていうと、中国のそれは2600兆円を超え、958兆円の日本はもとより、中国より国内総生産(GDP)規模がはるかに大きい米...▶続きはこちら
2017-03-09 10:20

児童養護施設退所後について

緒方 林太郎  衆議院議員(民進党)
 国会質疑のテーマというのは、色々な所からアイデアを得ますが、よくあるのが「地元で伺う話」です。すべての原点は地元にある、というのが私の信条です。さて、先日、地元のとある児童養護施設でお話を聞いた際、「うちを退所した後、進学する時、身元保証に対する国の補助がないので、自分(施設長)が全額負担する形で...▶続きはこちら
2017-03-07 09:54

(連載2)英米関係と米国の民主主義について

真田 幸光  大学教員
 然るに、今の米国では、現行の法と秩序に則り、選出されたトランプ大統領を否定する動きが絶えません。これは、米国自身が民主主義を否定することにも繋がり、こうした米国の自己否定的動きが、更なる混乱を生む危険性を感ぜざるを得ません。最近は更に、密かにトランプ大統領暗殺などまでも噂されるようになっており、気...▶続きはこちら
2017-03-06 14:33

(連載1)英米関係と米国の民主主義について

真田 幸光  大学教員
 私は、現行の秩序の変化を齎す要因として、欧州を起因とする現行の秩序の変化の可能性、及び民間企業がなすべき基本動作の他に、大きくあと三つの要素を懸念しています。但し、もちろん、現行の秩序の変化がそのまま社会に悪影響を与えるとは申しません。しかし、少なくとも、その変化の過程では社会全体に不透明感が漂い...▶続きはこちら
2017-03-04 01:44

(連載2)「移民反対=ヘイト」の誤ったイメージ操作

倉西 雅子  政治学者
 第3のケースは、経済的な理由に因るものですが、これは、一般国民と移民との間の職や賃金をめぐるゼロ・サム関係に起因しています。こうしたケースでは、政治や社会分野とは異なり、一般国民と移民との間には直接的な加害・被害関係はありませんので、悪感情は比較的低レベルに留まります。尤も、就職機会や賃金の問題を...▶続きはこちら
2017-03-03 21:39

(連載1)「移民反対=ヘイト」の誤ったイメージ操作

倉西 雅子  政治学者
 アカデミー賞の授賞式などでの発言を聞いておりますと、移民反対の主張は、あたかもヘイトクライムに当たるかのような口ぶりです。

 移民反対を支持する人々が罪悪感を抱くように仕向けられているのですが、移民反対の主張は、外国人に憎しみの感情を持つヘイトクラムなのでしょうか。移民の受け入れに反対する理...▶続きはこちら
2017-02-28 10:28

(連載2)孤児著作物

緒方 林太郎  衆議院議員(民進党)
 これはこれでとても良い制度なのですが、もっと活用を進めるべきだと思います。現在、一年での利用は50件弱まで増えて来ました。ただ、1件で大量の著作物が持ち込まれることもあるので、実際に裁定される著作物は年によって1000~数万まで分かれます。まだ、周知不足の所もあるでしょうから、もっと周知にも頑張っ...▶続きはこちら
2017-02-27 16:33

(連載1)孤児著作物

緒方 林太郎  衆議院議員(民進党)
 よく政府は保護期間の延長で「クールジャパンに資する」という言い方をします。私から「例えば、きゃりーぱみゅぱみゅさんについて、彼女はまだ20代半ば。平均年齢まで生きると仮定してあと60年生きる。それから50年保護されると、現在の作品はあと110年保護される。それが70年になって、130年保護されるこ...▶続きはこちら
2017-02-24 11:17

“プラットフォーム”を外資に席巻される日本国

倉西 雅子  政治学者
 最近の日本経済には、一つの特徴を見出すことができます。それは、プラットフォーム型のビジネスの殆どが、外国企業に握られてしまっていることです。

 この現象は、様々なビジネス分野で観察されます。まずSNSの世界では、日本企業の名は見えず、フェイスブックやツイッタ―は米企業ですし、しばしばトラブル...▶続きはこちら
2017-02-24 10:38

(連載2)トランプ大統領と世界について

真田 幸光  大学教員
 また、同様に訳のわからない言動をする世界のトップに中国本土の習近平国家主席がいます。そうした米中の狭間にあって生きていく必要がある日本や韓国は決して楽ではありません。

 こうした中、場合によっては、米中が大国同士、一旦手を組む可能性もあり、そうした意味でも、私たちは、分からないなりにトランプ...▶続きはこちら
2017-02-23 14:44

(連載1)トランプ大統領と世界について

真田 幸光  大学教員
 現行の世界に於いては、世界一の大国である米国の大統領権限は極めて強く、その言動が世界に与える影響は極めて大きいと言えます。従って、私たちは自ずと、その米国大統領の言動には注意を払い、その行動を先読みする形で自らの戦略を立てていくこともしばしばあります。

 然るに、本年一月から米国大統領に就任...▶続きはこちら
2017-02-22 10:18

情報の真偽を確認しない罪深きCNN

倉西 雅子  政治学者
 アメリカの大統領選は、さながらトランプ候補対メディアの様相を呈しており、フェイク・ニュース問題が持ち上がるという副産物も見られました。この対立構図、選挙結果を以って収束すると思いきや、今日では、海外にまで拡大しています。報道によりますと、南米のベネズエラ政府は、CNNが独自取材で得た情報に基づいて...▶続きはこちら
2017-02-18 07:13

(連載2)習近平国家主席・総書記が率いるかつての『眠れる獅子』中国の展開

真田 幸光  大学教員
 更に、こうした崇高なる目標を具現化する為には「経済の持続的で健全な発展を促進することは不可欠である」と謳いつつ、「改革の全面的深化」を試み、「社会事業と社会管理の改革発展を促しつつ、社会主義文化強国を建設する」と明示しています。そして、これらを「法によって国を治める」と言う形で実現していきたいとし...▶続きはこちら
2017-02-17 13:49

(連載1)習近平国家主席・総書記が率いるかつての『眠れる獅子』中国の展開

真田 幸光  大学教員
 私は、大航海時代を迎え「地球は丸い、地球は太陽の周りを回っている」ということが判明した後、世界全体の利権を意識しこれを巧みに押さえた「大航海時代から既得権益者」として自他共に認める、そのうえでその力を誇示し「威信=Dignity」を以って国際社会に君臨してきた「大英帝国」には少しずつ陰りが見られて...▶続きはこちら
2017-02-15 11:09

アメリカは何を犠牲にし中国は何を譲ったのか?

倉西 雅子  政治学者
 報道に拠りますと、大統領選挙にあって“一つの中国”に異議を唱えていたトランプ大統領は、中国の習近平主席との電話会談で、前言を翻し、この原則を尊重すると伝えたそうです。取引を得意とする実業家としてのトランプ氏の側面が表面化したとも言えますが、両国の間で、一体、どのような取引が成立したのでしょうか。こ...▶続きはこちら
2017-02-13 00:20

(連載2)日米首脳会談の後に何がくる

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 安倍が成功だったと自賛する首脳会談だったが、双方とも本音をさらけ出した議論を避け、議論を深めることはしなかった。「入国規制」問題で噴出した欧州各国首脳らの批判、これに対してツイッターで自己主張を発信することしかできない窮地のトランプにとって、安倍は手元に引きつけられる唯一の男だ。下にも置かない「歓...▶続きはこちら
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