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2020-10-07 22:35
(連載2)低金利が招く所得格差拡大
岡本 裕明
海外事業経営者
アメリカには古い格言があります。株式などの投資に充てる金融資産の割合は「100マイナス自分の年齢」の%を仕向けるというものです。例えば30歳なら70%が株式、70歳なら30%が株式とされます。ところが最近の低金利下で100ではなくて110-120にするべきという声があります。とすると30歳なら8-...
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2020-10-06 17:44
(連載1)低金利が招く所得格差拡大
岡本 裕明
海外事業経営者
アメリカの中央銀行に当たるFRBがその政策決定会議、FOMCで2023年末まで、かつ2%のインフレが起きるまで低金利の長期化を打ち出しました。一方、低金利下の中、世界で所得格差が浮き彫りになったのも事実です。所得格差と低金利の関係について考えてみましょう。アメリカが本格的な超低金利になったのはリー...
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2020-10-02 01:24
柿崎明二氏、菅首相補佐官就任に寄せて
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
9月29日、発足間もない菅政府が、閣議で首相補佐官に共同通信社前論説副委員長の柿崎明二氏(59歳)を充てる人事を決定したという報道を聞いて小生は愕然とした。柿崎氏は、小生と同じ昭和36(1961)年生まれであり、数年前偶然に新宿3丁目の飲食店で知り合った飲み友達だったからだ。10月1日、菅義偉首相...
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2020-10-01 13:50
(連載2)中国共産党、第19期5中総会を10月末に開催
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
(2)他方、本年は「抗米援朝」活動、すなわち朝鮮戦争への人民解放軍参戦70周年に当たる年であり、参戦記念日とされる10月25日に向けて退役軍人、同親族への記念賞授与や遼寧省丹東の「抗米援朝記念館」のリニューアル開館が報道されていた。そして、9月27日には韓国から中国人犠牲者の亡骸・遺品が返還された(...
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2020-10-01 13:50
(連載2)コロナ下のMMT
大井 幸子
国際金融アナリスト
私は、MMTの真実性に疑問を感じている。政府(為政者)が支出をどんどん増やして利権を握りしめて太っていく。その裏では国民が水呑百姓のように永遠に税負担に苦しみやせ細っていく・・・こんな悲惨な図式が見えてくるからだ。
政府がまずカネをバラまいて、最低賃金や社会保障を提供する、そのコスト...
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2020-09-29 23:10
(連載1)中国共産党、第19期5中総会を10月末に開催
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
1 はじめに
中国共産党は9月28日、習近平総書記の主宰で政治局全体会議を開き、第19期中央委員会第5回総会(第19期5中総会、中国語では「十九届五中全会」で以下5中総会と記述)を10月26~29日に北京で開催することを決定した。5中総会の議題は、2021~25年の経済・社会政策を方向付ける「...
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2020-09-29 18:22
(連載1)コロナ下のMMT
大井 幸子
国際金融アナリスト
世界規模でコロナ禍が続き、ロックダウンで需要が瞬間的に蒸発して半年が経過した。「Go To トラベル」など「ウィズコロナ」の社会実験が続く。しかし、景気は一進一退で、回復に時間がかかりそうだし、年末にかけて雇い止めなど失業件数も増えていくだろう。
先進国のGDPの7割近くを占める個人...
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2020-09-25 22:08
菅政権に対する高支持率の謎
倉西 雅子
政治学者
メディア各社が実施した菅新政権に対する世論調査の結果を見ますと、支持率が軒並み60%を超えています。菅新首相は、安倍長期政権にあって脇役のイメージが強く、つい数か月前までは、誰もが菅政権が誕生するとは予想もしていなかったことでしょう。少なくとも、菅新首相が国民の間で圧倒的な人気を博するようなカリス...
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2020-09-25 22:06
(連載2)菅政権に対する新聞論調を点検する
中村 仁
元全国紙記者
ここで論じるべき本質的な課題は、「役所の縦割り、既得権益、悪しき先例主義を排して規制改革を進める」についてです。これらは官僚組織ばかりでなく、政界自身にも向けられている課題なのに、朝日は言及しない。「役所の縦割り」は、政治にも当てはまります。小選挙区制で選挙地盤が県や市よりも小さな区域に細分化され...
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2020-09-24 15:39
(連載1)菅政権に対する新聞論調を点検する
中村 仁
元全国紙記者
菅新政権が誕生し、デジタル庁新設、携帯電話料金の引き下げ、「縦割り110番」(行政改革目安箱)、不妊治療の保険適用など、総論の提示がないまま、脈絡もなく各論が先に飛びだしています。メディアはこれらを追うのに精一杯で、新政権の基本的な国家観を分析する余裕がありません。政治報道に対して繰り返されてきた...
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2020-09-24 14:59
スコットランド情勢を考える
真田 幸光
大学教員
私は、現行の世界秩序、就中、現行の経済世界秩序は、「英米標準に基づく秩序で成り立っている」と考えています。英語、英国ポンドから米ドル、英米法、ISOに見られるものづくり基準、英米会計基準、そして時のスタンダード・グリニッジ天文台、などを考えると、好むと好まざるとに拘らず、「英米の秩序」で世界は動い...
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2020-09-22 21:38
森嶋通夫氏の『マルクスの経済学』に寄せて
池尾 愛子
早稲田大学教授
森嶋通夫氏は『マルクスの経済学』を英語で1973年に出版した。彼は1968年に大阪大学を辞して、イギリスに移民した。私は1990年夏にロンドンで彼から聴き取り調査を実施した。一般均衡論研究について色々と伺ったほか、上記の書物についても尋ねると、それはエッセクス大学の講義から生まれたとのことであった...
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2020-09-19 21:30
(連載2)日英経済連携協定雑感
緒方 林太郎
元衆議院議員
英国との関係では、上記の通り「英国側の焦り」があり、そこに日本が上手く付け込んだ感じです。一方、アメリカとの関係では、日米外交全体の中で「アメリカへの借り」が多かったため、アメリカの事情で遅れたものに日本が合わせたという感じです。二国間関係やそれぞれの国の国際関係が色濃く反映されている事を見て取っ...
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2020-09-18 22:54
(連載1)日英経済連携協定雑感
緒方 林太郎
元衆議院議員
日英の経済連携協定が「大筋合意」しました。自著「国益ゲーム」に書いたのですが、この「大筋合意」と呼ばれるものには「良い合意」と「悪い合意」があります。良い合意というのは、本当に大筋で纏まっていてあとは細部を詰めるだけというものです。悪い合意というのは、積み残しがあるにもかかわらず、政治的にプレイア...
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2020-09-16 00:40
(連載2)総裁選で「浮いた」人「沈んだ」人
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
さて、今回、深刻なダメージを受けたのは石破氏だ。「4回総裁選に出て勝てなかった」し、「誰にも勝てなかった」からだ。また投票行動においても、今回は菅氏が石破を抑えるために、岸田氏に対して票を貸したという見方が出ている。真相はどうかわからないが、何れにせよ「当確の菅氏以外に投票するにしても石破氏には投...
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2020-09-15 16:37
(連載1)総裁選で「浮いた」人「沈んだ」人
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
昨日、9月14日、自民党の党大会が催され、菅義偉官房長官が新総裁に選出された。9月16日に特別国会が開かれ、菅氏は内閣総理大臣に指名される。「菅義偉新総裁」に注目する投稿は他の人がするだろうから、あえて2位・3位またはそのほかの菅氏を支持した人々がどう動いたのか見てゆこうと思う。さて、今回の総裁選...
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2020-09-14 16:05
不安な「菅新首相」の答弁能力
加藤 成一
元弁護士
9月14日投開票の自民党総裁選挙は、自民党の5派閥が支持する菅義偉官房長官が地方票もおさえての圧勝であった。いわゆる世襲議員ではない、久しぶりの「たたき上げ」総理の誕生に期待が膨らむのは筆者だけではないであろう。しかし、菅氏が内閣総理大臣となった場合には、国会等におけるその答弁能力の点で一抹の不安...
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2020-09-11 23:12
ワシリー・レオンチェフと投入産出経済学
池尾 愛子
早稲田大学教授
ニュージーランドのアラン・ボラードは『戦時の経済学者達』(2020年)において、ワシリー・レオンチェフ(1906-1999)について、1つの章を設けたほか、他の章でも他の登場人物と関わらせて登場させた。レオンチェフは出生地が自身も信じていたロシアではなく、ドイツであったことがつきとめられるなど、晩...
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2020-09-09 23:20
「楊家将」楊白ヒョウ生誕100周年座談会が意味するもの
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
1 はじめに
9月に入り、中国の習近平指導部は「攻勢」イメージを演出している。3日の「抗日戦争勝利75周年」記念式典における演説、7日の北京サービス貿易会における開幕祝辞、そして8日の「COVID-19」防疫対応式典における演説において、いずれも習近平中国共産党総書記・中央軍事委員会主席の論調...
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2020-09-09 22:42
(連載2)香港国家安全法違反で捜査共助要請を受けたら
緒方 林太郎
元衆議院議員
まず、香港国家安全法は、中国本土の国家安全法を下敷きにしたものです。ただし、香港国家安全法の特徴として、法律の域外適用が強烈だという事です。私は中国語が出来ませんけど、以下の文章が「香港の永住権を持たず、香港に住んでない人間」であっても、この法律の適用があるという事は大体分かります。中国本土の国家...
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