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2015-11-16 18:01
パリテロ事件:侵害リスクに脆弱な“近代人権思想”
倉西 雅子
政治学者
先日、フランスの首都、パリで発生した同時テロは、死者120人を数える大規模テロの惨事となり、衝撃を以って全世界に報じられました。犠牲になられた方々、並びに、ご家族の方々には、心よりお悔やみ申し上げたいと思います。
フランスは、大革命時に発せられた『人権宣言』でも知られるように、人間の基本的...
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2015-11-16 15:29
(連載1)豚肉の関税の変化:TPPとの関係で
緒方林太郎
衆議院議員(民主党)
TPPで豚肉の関税について、変化が生じます。まず、現在の差額関税制度について制度と運用について説明します。
豚肉の関税は、差額関税制度と言って、部分肉ベースで輸入価格がキロ当たり64.53円から524円までの価格帯では、546.53円と輸入価格の間の差額を全部関税で持って行かれます。それを...
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2015-11-12 15:25
中国本土経済見通しと日本について
真田 幸光
大学教員
中国本土経済の成長鈍化は、「世界経済の成長鈍化を齎す」といった形で受け止められており、これを逆手にとって、中国本土は、世界に対して、「中国本土経済の順調な成長を出来る限りサポートせよ」との脅迫めいた動きを示しているとも思われます。そして、表面的な動きを見れば、最近、「イギリスはもとより、フランスや...
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2015-11-12 15:09
『科学技術基本計画』(素案)に、初めて「安全保障」に関する項目
佐藤 正久
参議院議員(自由民主党)
10月29日、政府の「総合科学技術・イノベーション会議」の専門調査会は、平成28年度から平成32年度に適用される「第5期科学技術基本計画」の素案をまとめました。最大の特徴は、科学技術基本計画としては初めて、「安全保障」に関する項目が設けられたことです。この背景には与党内の議論と平成25年12月に閣...
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2015-11-10 10:43
(連載2)日本は「経済学を輸入した」のか
池尾 愛子
早稲田大学教授
次に、徳川時代には鎖国政策が布かれ、禁教が実施されていたことを忘れてはならない。1850年代からの開港・開国後も禁教は続き、明治政府は禁教の方針を取ろうとしたものの、反対者達からの抵抗を受けて、神道・仏教以外の宗教に対する規制は徐々に緩和されて、19世紀末に信教の自由が認められるようになる。福澤諭...
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2015-11-09 17:09
南シナ海「航行の自由作戦」:法の支配の分水嶺か
倉西 雅子
政治学者
南シナ海で進められていた中国の人工島建設は、中国側が、12カイリの領海の設定を宣言したことから抜き差しならぬ状況に至っております。アメリカは、遂に重い腰を上げ、「航行の自由作戦」を遂行する決断を下したと伝わります。
南シナ海での中国による人工島建設は、国際法違反のオンパレードです。係争海域...
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2015-11-09 13:06
(連載1)日本は「経済学を輸入した」のか
池尾 愛子
早稲田大学教授
「経済学を輸入した」という表現を時として目にすることがある。しかし、このまま英訳しても通じない。日本語でも正しくは、「西洋経済学を翻訳した」や「西洋経済学を読んだ」と表現すべきであろう。現在大学で教えている研究者の間で、学生時代に習ってきたことが違うようなので、私の経験を紹介しながら少し検討してみ...
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2015-11-08 00:10
(連載2)中英関係について
真田 幸光
大学教員
こうした状況下にあって、中国本土の習近平国家主席は今般、4日間、英国を国賓として訪問しましたが、今回は、エリザベス女王との対等な関係を内外に示し、中国人民の英国に対する劣等感は大いに取り払うことが出来たと私は見ています。
そして、今回のキャメロン首相ら政財界人との会談などを通じて、経済分野...
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2015-11-07 00:20
(連載1)中英関係について
真田 幸光
大学教員
私は現行の国際秩序は、「英国が中国本土に対して甘い顔をすると崩壊していく可能性が高まる」と考えています。パックスブリタニカ、パックスアメリカーナを構築してきた英米の関係を軸に現行の世界秩序は存在していると言えましょうが、最近は、AIIBの参加に見られるが如く、英国の中国本土に対する姿勢が実に弱腰に...
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2015-11-06 10:40
(連載2)通常国会召集日について
緒方林太郎
衆議院議員(民主党)
そして、6/1までに国会を閉じようとすると、150日の会期ですので召集日が1/4になるということになります。かつ、ここがとても大きいのですが、1/4開催、6/1閉会を確定を前提として、6/1解散で総選挙が出来るのは、解散後40日以内選挙ですから7/10以外にはありません。逆に解散を5/31にしてし...
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2015-11-05 15:09
(連載1)通常国会召集日について
緒方林太郎
衆議院議員(民主党)
来年の通常国会を1/4に召集するという話が与党側から流れてきています。「臨時国会を開かないから、その分来年は早くやって、国会論戦に後ろ向きな姿勢をもっていると思われないようにする。」という理屈が述べられています。それはそれで間違ってはいないのですが、ホンネの所ではもう一つ別の理由があります。以下は...
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2015-11-04 10:47
(連載2)「法の支配」揺らぐ韓国
佐伯 瑛士
大学院生
2014年12月におきた「ナッツ・リターン事件」、これは、大韓航空の当時の副社長が添乗員のナッツの出し方(ナッツを袋に入れたまま出しただけ)に激昂し、航空機を引き返させた、という事件であったが、この程度の事件なら、日本なら在宅起訴が妥当かと想定されるものだが、韓国ではこの副社長は逮捕されてしまった...
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2015-11-03 10:15
(連載1)「法の支配」揺らぐ韓国
佐伯 瑛士
大学院生
11月2日の倉西先生のご投稿「米韓首脳会談:“同じ声をあげよ”の意味」を拝読し、韓国ではここ最近、「法の支配」が揺らいでいるのでは、とのぼんやりとした懸念が確信へと変わったので、その思うところを述べたい。
韓国における「法の支配」の揺らぎについて、まず、日本との関係では、太平洋戦争中、朝鮮...
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2015-11-02 17:30
米韓首脳会談:“同じ声をあげよ”の意味
倉西 雅子
政治学者
南シナ海の係争海域では、今この時間にも、中国が、人工島の施設建設作業を続けていることでしょう。埋め立ての一方的な強行のみならず、人工島に領海まで設定しようというのですから、国際法に違反することは言うまでもありません。
中国の国際法違反行為は、係争の相手国をはじめ、国際社会から厳しい批判の声...
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2015-10-30 11:02
(連載3)「世界の記憶」といわゆる南京事件
緒方林太郎
衆議院議員(民主党)
これらを踏まえれば、「世界の記憶」に南京事件が登録された関係で、日本国としてチャレンジする点は「世界の記憶」の「政治利用」に集中すべきだと思います。これだと、国際社会的に通りがとても良いのです(というか、これ以外の主張はまず通らないのです)。
あと、最後に日本の対ユネスコ分担金、拠出金を止...
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2015-10-29 13:53
英中“黄金時代”:“二つの顔”を持つイギリス
倉西 雅子
政治学者
イギリスを国賓として訪問していた習近平主席は、エリザベス女王夫妻主催の歓迎式典をはじめ、破格の待遇を以って迎えられたそうです。その背景には、英中双方の経済的な思惑の一致があるようです。
習主席の訪英は、英中“黄金時代”の始まりとも称されていますが、国際社会における中国の暴力主義的な振る舞い...
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2015-10-29 10:54
(連載2)「世界の記憶」といわゆる南京事件
緒方林太郎
衆議院議員(民主党)
以下、国際法上の問題点になりますので難しいですがお付き合い下さい。まず、サンフランシスコ平和条約第11条には「日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾し(以下略)」とあります。この「国外のその他の連合国戦争犯罪法廷」には「南京軍事法廷」が含まれます。
...
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2015-10-28 19:14
(連載1)「世界の記憶」といわゆる南京事件
緒方林太郎
衆議院議員(民主党)
ユネスコの「世界の記憶」にいわゆる南京事件関連資料が登録されたということで、国内で非常に問題になっています。微妙な問題なので書き方には気を付けたいと思いますが、慎重に思う所を正確に書いていきたいと思います。
まず、メディアでは「世界記憶遺産」と呼んでいることが多いですけど、正確には「世界の...
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2015-10-26 15:13
観光振興と東京五輪のミスマッチ:伝統文化と多文化融合
倉西 雅子
政治学者
数年前、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの誘致に際し、日本国側が制作したプロモーション・ビデオでは、東京ならではの魅力として、多文化融合都市としての側面をアピールしていたと記憶しています。紹介や説明がなければ、どこの国のプロモーション・ビデオであるのか分からなかったことでしょう。
...
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2015-10-24 01:17
(連載2)軽減税率論議に仕掛けられた財務省のわな
田村 秀男
ジャーナリスト
財務官僚のもう一つの殺し文句は、軽減税率品目によって決まる消費税減収である。財務省は消費税率を2%軽減する、つまり税率8%のまま据え置く対象品目を飲食料品にした場合、酒類を除外した場合1兆3,200億円の減収になるとの試算を示している。自公両党や民主党議員の大多数は社会保障財源としての消費税を当て...
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