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2015-08-31 12:39
(連載1)安保法制の論点:国際平和共同対処事態
緒方林太郎
衆議院議員(民主党)
国際平和共同対処事態、これは重要影響事態が「我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態」であるのとの対比でして、「国際社会の平和及び安全に重要な影響を与える事態」です。その時に米軍等の後方支援が出来るようになるようにするものです。いわゆる恒久法と言われるものです。
この法律は、我が国の防...
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2015-08-29 18:46
カレルギーと欧州統合
池尾 愛子
早稲田大学教授
最近、リヒャルト・クーデンホーフ-カレルギー(1894‐1972)に関わる新聞記事を目にした。私も彼について調べた事があるので少し書き留めておきたい。彼の父が駐日オーストリア-ハンガリー公国代理公使で、そしておそらく母が日本人であることから日本ではしばしば言及され、彼に言及する人が政治家・政治学者...
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2015-08-28 09:41
(連載2)知的怠慢を招く憲法第9条戦争抑止説
倉西 雅子
政治学者
しかも、今日、中国の領土的野心が顕わな状況にあって、憲法第9条が今後とも平和を維持する保障はどこにもありません。否、憲法とは国内法ですので、国際法さえも遵守しない中国が、日本国の国内法によって拘束されるはずもないのです。
仮に、中国が日本国に対して侵略戦争を仕掛けた場合、憲法第9条を擁護す...
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2015-08-27 23:01
発明と国際貿易の重要性
池尾 愛子
早稲田大学教授
昨2014年秋、中国で天野為之(1861―1938)について研究発表する機会が2回あった。その時は理由があって福澤諭吉(1835-1901)には触れなかったのであるが、日本で天野を語る時には福澤に触れない方が不自然である。福澤は実際、とりわけ開国後の啓蒙活動や(高等)教育の向上における貢献をみると...
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2015-08-27 15:23
(連載1)知的怠慢を招く憲法第9条戦争抑止説
倉西 雅子
政治学者
日本国憲法第9条の改正に反対する人々は、その根拠として、戦後70年間にわたって維持された日本国の平和を挙げています。言い換えますと、”日本国が戦争をしていない”という事実を以って、憲法第9条の戦争抑止効果を主張しているのです。しかしながら、この平和に関する分析、正しいのでしょうか。
仮に、...
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2015-08-26 10:33
戦略的転換迫られる安倍の対露外交
杉浦 正章
政治評論家
「男なら腹切れ」と言うなら、さしずめロシアに対しては「男なら首吊れ」だろう。ドストエフスキーの小説の時代からロシアの自殺は首吊りと相場が決まっている。冗談はともかくとして対露外交が面白い。まだ誰も指摘していないが大局を俯瞰すれば、首相・安倍晋三の最大の武器は来年の伊勢志摩サミットの議長国として、プ...
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2015-08-24 12:49
中国と韓国にかかると意味が逆になるワイツゼッカー演説
倉西 雅子
政治学者
ドイツの戦後を語る時、しばしば引用されるのが、ワイツゼッカー大統領による「荒れ野の40年」と称される演説です。この演説において特に注目されたのが、「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目になる」とする件です。
”悪しき過去の行為を直視しない者は、現在の悪しき行為をも見逃す者となろう”と云う意味で...
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2015-08-21 10:40
(連載3)安保法制の論点:改正PKO法について
緒方林太郎
衆議院議員
しかも、現代においては、爆破装置が精巧化しています。アフガニスタンにせよ、イラクにせよ、米兵が一番亡くなっているのは、この手の治安維持活動でIED(Improvised Explosive Devices)といわれる即席の爆破装置です。近年、携帯電話等と連結するかたちで簡単に遠くから適時に爆破をす...
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2015-08-21 10:37
(連載4)戦後70年の総理談話に想う
三浦 瑠麗
国際政治学者
総理談話の発表を受け、新聞各紙をはじめとするメディアが論評を行っています。謝罪やお詫びなどのキーワードが、「間接的」であるというのが反対キャンペーンの中心のようです。「間接的」という評価は事実だろうと思います。談話を読まない方、あらかじめ心を閉ざしている方には、そうした批判は一定の効果をあげること...
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2015-08-20 10:56
(連載2)安保法制の論点:改正PKO法について
緒方林太郎
衆議院議員
私の個人的経験でDDRの対象となっている元兵士に2度お会いしたことがあります。西アフリカのマリ共和国でのトゥアレグ族と、中央アジア・タジキスタン共和国でのムジャヒディーンです。率直な感想を言えば、つい最近まで戦争をしていた方々ですから、その目付きが怖いのです。あんな目付きをした人にあった事はそれ以...
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2015-08-20 10:40
(連載3)戦後70年の総理談話に想う
三浦 瑠麗
国際政治学者
今般の総理談話は、歴代のものと比較しても長文であり、多様な要素を含んでいます。今後、談話のいろんな箇所に着目しながら論評が繰り返されることでしょう。個々の文章は、意図を持って練り込まれたものでしょうから、それは意義深い作業だろうと思います。以下では、私が重要と思う箇所を3点程指摘したいと思います。...
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2015-08-19 15:53
(連載1)安保法制の論点:改正PKO法について
緒方林太郎
衆議院議員
改正PKOについては、自衛官個人のリスクという観点からは、現実的に最も危ないものが含まれていると思っています。国会で全く質問出来なかったのが、最も心残りなテーマです。反省しています。
まず、現在のPKOは①国連(総会又は安保理)の決議による国連平和維持活動、②国連(総会、安保理、経社理)の...
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2015-08-19 13:09
(連載2)戦後70年の総理談話に想う
三浦 瑠麗
国際政治学者
私は、今般発表された総理談話は、率直にとても良い談話であったと思います。それは、保守的な政権における安倍晋三という政治家の一つの集大成でもあるでしょう。歴代の総理談話に数倍する長さの談話は、ある意味、安倍政権が一番やりたかったことだったのではないでしょうか。総理の会見からは、かつての小泉政権におけ...
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2015-08-18 23:54
(連載1)戦後70年の総理談話に想う
三浦 瑠麗
国際政治学者
第二次世界大戦の終結と日本の敗戦から2015年8月15日で70年を迎えました。歴史書に記述され、祖母から伝え聞いたことからすると、70年前の8月15日も、とても暑い日だったそうです。今年の8月15日も、昼前から庭の蝉が力の限りを振り絞って鳴いていました。
終戦の日は、歴史の日であり、記憶...
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2015-08-17 13:29
戦後70年談話に対する中韓の反応から真意を読む
倉西 雅子
政治学者
8月14日の夕刻、安倍首相は、国民の高い関心を集めてまいりました戦後70年談話を公表されました。様々な方面から有形無形の要望や圧力を受けてきたため、苦心が滲み出るような文面であり、この側面を考慮しますと、解釈の幅が広くなることも致し方ないことかもしれません。
ところで、70年談話に対しては...
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2015-08-13 06:08
翁長説得は八百屋で鯛を求めるに等しい
杉浦 正章
政治評論家
「嘉手納沖合に墜落しました。基地のそばに住んでいる人は大変なことだ」と沖縄県知事・翁長雄志は官房長官・菅義偉との会談で切り出したが、米軍ヘリの墜落はまるで反対側のうるま市東側の海上。嘉手納基地近辺住民には何の影響もない。墜落の事実関係まで鬼の首を取ったかのように誤って利用しようとする。翁長の姿勢は...
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2015-08-11 08:18
アジア初の経済史会議
池尾 愛子
早稲田大学教授
8月9日の本e-論壇で言及したように、8月3-7日に世界経済史会議が京都で開催された。初回は1960年にストックホルムで開催されて、今回は第17回を数え、アジアで初めての同会議となった。その歴史的意義は学術会議や政府にも認められ、初日午前の開会セッションでは安倍晋三首相のメッセージが代読され、福田...
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2015-08-09 17:08
日本人は知識の集積が充分か?
牛島 薫
団体職員
「同じことを繰り返して異なる結果を期待するのは『狂気』である」、とはアインシュタインの言である。今夏の日本人にぴったりなアドバイスではないだろうか。終戦記念日まであと1週間、安倍内閣の戦後70年安倍首相談話まで1週間である。端的には、安倍首相が談話から「お詫び(apology)」を抜くことができる...
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2015-08-09 14:54
ユーロ問題とスペイン
池尾 愛子
早稲田大学教授
ユーロ問題といえば、現在はギリシャがその震源になっているが、地中海沿岸に位置する南欧諸国の動向も気になるところである。8月3-7日に京都で開催された世界経済史会議(テーマ「発展における多様性」)の4日午前のセッションにおいて、スペインのバルセロナ大学教授のジョルディ・カタラン氏(経済史)の研究報告...
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2015-08-07 15:51
中国の手先となったSEALDsと中国に抵抗する台湾学生
倉西 雅子
政治学者
日本国内では、学生団体であるSEALDsが、安保法案反対運動の一環としてデモを組織しております。本人達は否定しつつも、その中枢は民青を中心とした共産党系組織と目されており、いわば、中国の”手先”、あるいは、”先兵”の役割を担わされています。
その一方で、台湾では、教科書の学習指導要領をめぐ...
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