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2012-10-19 06:55
大包囲網の中で野田が「解散新提案」へ
杉浦 正章
政治評論家
国家戦略相・前原誠司は独特の政治美学を持っていると思う。自らの外国人献金が発覚するや、「世話になったオモニに迷惑をかけられない」と、直ちに外相を辞任した。法相やどこかの党の幹事長とは大違いだ。その前原が、今度は焦点の臨時国会の解散について、10月18日「民主党政権がどうなるか分からないが、国家のた...
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2012-10-17 17:14
沖縄のこの現実から目をそらすな
尾形 宣夫
ジャーナリスト
沖縄本島中部で、またも米兵による地元女性に対する性的犯罪が起き、米兵2人が暴行、強姦・致傷容疑で県警に逮捕された。辺野古移設で揺れる普天間飛行場にオスプレイ配備が強行され、沖縄県民の怒りがみなぎっている最中での事件である。上京中の仲井真知事は滞在を延ばし、首相官邸、外務、防衛両省に厳重に抗議した。...
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2012-10-16 09:41
(連載)チャベス四選から貧困と民主主義を考える(2)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
ただし、チャベスが尊重する民主主義は、「多数者の意志に基づいて統治する」という、いわば「剥き出しの民主主義」です。歴史に名高いフランス革命では、「革命の遂行」という目的のために、少数者の人権は事実上無視されました。「反革命的」とみなされた人間は粛清の対象となり、貴族や教会の財産も没収されました。「...
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2012-10-16 06:52
自民の「世襲復権対策」は“ザル規制”だ
杉浦 正章
政治評論家
今朝の朝日川柳に「世襲でなくて、家業と言って」とあるが、もっともだ。自民党の積年の病弊がまたぶり返した。こそこそと衆院選挙向けに世襲候補を決めていたが、ばれると10月15日、「現職が引退する選挙区の公募手続きに党員投票を加える」と発表した。幹事長・石破茂は「その人が本当にふさわしいか、ルールを明ら...
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2012-10-15 10:05
(連載)チャベス四選から貧困と民主主義を考える(1)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
10月7日、中南米のベネズエラ大統領選挙で、現職のウゴ・チャベス大統領が四選を決めました。チャベス大統領は、国内では「21世紀の社会主義」を掲げ、主要産業の石油関連企業をはじめ企業の国有化が進められ、それに基づいて低所得者向けの住宅建設などを推進することで、貧困層からの厚い支持に支えられています。...
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2012-10-12 09:53
臭いものに蓋をするのか
尾形 宣夫
ジャーナリスト
東日本大震災から1年7カ月になる。今も被災者の悲痛な声が届いてくる。被災地の現状はどうなっているのかと考える度に、野田政権の震災復興対策の野放図さが見えてくる。私はかねてから被災地の復旧・復興に「政治」の顔が見えない、官僚主導のマニュアルに沿った代わり映えのしないごく当たり前の政策しか実施されてい...
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2012-10-12 09:46
(連載)「リーダーなき世界」でのサバイバル(3)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
自らの「神通力」が通じない対象が、取るに足らない小さな相手ならば、欧米諸国も鷹揚に構えられるかもしれません。しかし、既にその相手は、自らに迫る勢いをもっており、さらにその相手ぬきには自らが存立できない状況が、より欧米諸国の神経をいらだたせることになります。ノルウェーで移民排斥を訴えた極右青年による...
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2012-10-11 09:48
(連載)「リーダーなき世界」でのサバイバル(2)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
この状況下、アメリカの政治学者I.ブレーマー(Ian Bremmer)を皮切りに、欧米諸国では1年ほど前から‘Gゼロ’(G-Zero)の議論が出てきました。アメリカは、かつてのような力を発揮できず、またそれに代わる勢力もない。世界をリードする大国が消滅した、というのです。これまでみてきたような状況...
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2012-10-11 06:51
民主は議席3分の1の大惨敗か
杉浦 正章
政治評論家
解散・総選挙の期日はともかくとして、衆院選挙の情勢をここで分析しておく必要がある。筆者の分析によると、自民党が議席を倍増する潮流となっており、公明党と合わせて安定多数を上回る見通しとなって来た。一方民主党は、現在の245議席を大きく減らして、3分の1程度となる大惨敗。日本維新の会はあらが目立って、...
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2012-10-10 10:33
(連載)「リーダーなき世界」でのサバイバル(1)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
世界のリーダーは誰か。この問いに、多くの人は「アメリカ」と答えるでしょう。確かにアメリカは、経済力、軍事力で抜きん出た力をもち、(それを強制することで批判されますが)「自由」の理念の魅力を備えた、たぐい稀な国といえます。しかし、そのアメリカは、かつてもっていた世界に対する圧倒的な影響力を、いまだに...
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2012-10-08 00:33
「反日デモ」ではない、国家権力による虐日テロである
酒井 信彦
日本ナショナリズム研究所長・元東京大学教授
日本政府の尖閣国有化を根拠として、9月11日から約一週間にわたって行われた、中国人による反日・虐日行動は、一般に「反日デモ」などと呼ばれているが、それは実態・本質を理解しない、あまりにも間違ったネーミングである。日本人を襲撃して傷つけ、日本企業の工場を焼き討ちし、商業施設で略奪を尽くしたのであるか...
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2012-10-05 17:26
身動きが取れなくなった野田政権
尾形 宣夫
ジャーナリスト
野田第3次改造内閣の発足、安倍自民党執行部も動き出したことで、東京・永田町は「近いうち解散」を巡るあの手この手の駆け引きが山場に差し掛かっている。野田政権は改造で心機一転、課題処理にチーム力を発揮すると言うが、改造の中身を見れば党代表選、通常国会の論功行賞、内閣と党執行部の入れ替え、積み残し人事の...
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2012-10-04 14:16
日中関係の対立と摩擦を如何に乗り越えるか
池尾 愛子
早稲田大学教授
去る9月30日に、人間文化研究機構主催「国交正常化40周年記念連続シンポジウム:日中関係の信頼・協調の枠組み造りのための構想」の第2回シンポジウム「東京大会」が早稲田大学で開催された(http://www.china-waseda.jp/blog/20120922/)。本大会の共通テーマは「日中関...
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2012-10-04 06:58
維新で内ゲバ、タコの共食い状態に
杉浦 正章
政治評論家
まるで「一夏の恋だったのね、維新の会」だ。落ち目というのは哀れなもので、支持率が低下し始めると、早くも内輪もめだ。築城の最中だというのに、国会議員団が党首の橋下徹に反乱を起こした。「橋下独裁にはしない」と議員がクギを刺せば、橋下は記者会見で「ボクが決める」と、世間に主導権争いを公言してしまった。普...
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2012-10-02 00:58
(連載)中国・反日デモの後始末をどうすべきか(3)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
次に、経済的な対抗措置で圧力をかける、というものがあります。中国は既に、日本からの輸入品に対する審査を強化して時間をかける措置にでており、これは事実上の経済制裁とみてよいでしょう。日本企業のなかにも中国撤退を検討しているところがあり、これも中国政府に対して一定のプレッシャーになるでしょう。しかし、...
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2012-10-01 06:46
維新、自民に食われ“失速”の気配
杉浦 正章
政治評論家
維新の会にいち早く乗り換えた9人の議員たちは、“目先”が利くから、今度は何処に乗り換えるかを考え始めているかもしれない。「しまった。早まった」ということなのだ。大阪市長・橋下徹が率いる維新の会が、早くも“失速”をささやかれ始めた。最大の原因は、橋下が内政・外交を語る度に“馬脚”を現し始めた事にある...
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2012-10-01 00:21
(連載)中国・反日デモの後始末をどうすべきか(2)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
日常に対する不満を政府に直接ぶつけることは、政治活動が制限されている今の中国では困難です。ところが、反日デモなら当局もある程度容認します。逆に、日中間の経済関係を優先させて、デモをあまり迅速に取り締まれば、政府そのものが批判の対象にもなります。そのため、ある程度ガス抜きをさせておいて、適当なところ...
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2012-09-30 17:05
(連載)中国・反日デモの後始末をどうすべきか(1)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
日本政府による尖閣諸島国有化を直接的なきっかけとする中国での反日デモは、中国政府による押さえ込みにより、9月19日には概ね収束しました。今回のデモや破壊行為は、日中間の関係を再考する契機になるといえるでしょう。今回の出来事の導火線は、今年4月16日の石原東京都知事による尖閣諸島購入計画の発表にあり...
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2012-09-28 21:38
侵略国家が侵略するのは当たり前だ、何の不思議もない
酒井 信彦
日本ナショナリズム研究所長・元東京大学教授
尖閣諸島を日本政府が国有化して、中国では反日大暴動が起きている。日本の中でも、今回の事態を引き起こしたのは、石原東京都知事の購入提案のためで、それまでの安定的状態を壊したとの解説が、マスコミなどでされているのが目に付く。しかし歴史を客観的に眺めてみれば、尖閣獲得は周到に計画された、中国の一貫した戦...
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2012-09-26 06:56
野田は「すぐ解散」を条件に、赤字国債を成立させよ
杉浦 正章
政治評論家
幹事長・輿石東が留任になったから本当に「解散先延ばし」なのだろうか。一幹事長人事で一斉に「先延ばし」と書いたのは政治記者の“短絡”か、読みの浅さが原因ではないのか。近ごろの政治記事は、政局の読みを恥ずかしげもなくころころ変えすぎる。筆者は、むしろこれからが正念場だと見る。臨時国会での「近いうち解散...
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