ホーム
新規
投稿
検索
検索
お問合わせ
2012-10-12 09:46
(連載)「リーダーなき世界」でのサバイバル(3)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
自らの「神通力」が通じない対象が、取るに足らない小さな相手ならば、欧米諸国も鷹揚に構えられるかもしれません。しかし、既にその相手は、自らに迫る勢いをもっており、さらにその相手ぬきには自らが存立できない状況が、より欧米諸国の神経をいらだたせることになります。ノルウェーで移民排斥を訴えた極右青年による...
▶続きはこちら
2012-10-11 09:48
(連載)「リーダーなき世界」でのサバイバル(2)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
この状況下、アメリカの政治学者I.ブレーマー(Ian Bremmer)を皮切りに、欧米諸国では1年ほど前から‘Gゼロ’(G-Zero)の議論が出てきました。アメリカは、かつてのような力を発揮できず、またそれに代わる勢力もない。世界をリードする大国が消滅した、というのです。これまでみてきたような状況...
▶続きはこちら
2012-10-11 06:51
民主は議席3分の1の大惨敗か
杉浦 正章
政治評論家
解散・総選挙の期日はともかくとして、衆院選挙の情勢をここで分析しておく必要がある。筆者の分析によると、自民党が議席を倍増する潮流となっており、公明党と合わせて安定多数を上回る見通しとなって来た。一方民主党は、現在の245議席を大きく減らして、3分の1程度となる大惨敗。日本維新の会はあらが目立って、...
▶続きはこちら
2012-10-10 10:33
(連載)「リーダーなき世界」でのサバイバル(1)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
世界のリーダーは誰か。この問いに、多くの人は「アメリカ」と答えるでしょう。確かにアメリカは、経済力、軍事力で抜きん出た力をもち、(それを強制することで批判されますが)「自由」の理念の魅力を備えた、たぐい稀な国といえます。しかし、そのアメリカは、かつてもっていた世界に対する圧倒的な影響力を、いまだに...
▶続きはこちら
2012-10-08 00:33
「反日デモ」ではない、国家権力による虐日テロである
酒井 信彦
日本ナショナリズム研究所長・元東京大学教授
日本政府の尖閣国有化を根拠として、9月11日から約一週間にわたって行われた、中国人による反日・虐日行動は、一般に「反日デモ」などと呼ばれているが、それは実態・本質を理解しない、あまりにも間違ったネーミングである。日本人を襲撃して傷つけ、日本企業の工場を焼き討ちし、商業施設で略奪を尽くしたのであるか...
▶続きはこちら
2012-10-05 17:26
身動きが取れなくなった野田政権
尾形 宣夫
ジャーナリスト
野田第3次改造内閣の発足、安倍自民党執行部も動き出したことで、東京・永田町は「近いうち解散」を巡るあの手この手の駆け引きが山場に差し掛かっている。野田政権は改造で心機一転、課題処理にチーム力を発揮すると言うが、改造の中身を見れば党代表選、通常国会の論功行賞、内閣と党執行部の入れ替え、積み残し人事の...
▶続きはこちら
2012-10-04 14:16
日中関係の対立と摩擦を如何に乗り越えるか
池尾 愛子
早稲田大学教授
去る9月30日に、人間文化研究機構主催「国交正常化40周年記念連続シンポジウム:日中関係の信頼・協調の枠組み造りのための構想」の第2回シンポジウム「東京大会」が早稲田大学で開催された(http://www.china-waseda.jp/blog/20120922/)。本大会の共通テーマは「日中関...
▶続きはこちら
2012-10-04 06:58
維新で内ゲバ、タコの共食い状態に
杉浦 正章
政治評論家
まるで「一夏の恋だったのね、維新の会」だ。落ち目というのは哀れなもので、支持率が低下し始めると、早くも内輪もめだ。築城の最中だというのに、国会議員団が党首の橋下徹に反乱を起こした。「橋下独裁にはしない」と議員がクギを刺せば、橋下は記者会見で「ボクが決める」と、世間に主導権争いを公言してしまった。普...
▶続きはこちら
2012-10-02 00:58
(連載)中国・反日デモの後始末をどうすべきか(3)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
次に、経済的な対抗措置で圧力をかける、というものがあります。中国は既に、日本からの輸入品に対する審査を強化して時間をかける措置にでており、これは事実上の経済制裁とみてよいでしょう。日本企業のなかにも中国撤退を検討しているところがあり、これも中国政府に対して一定のプレッシャーになるでしょう。しかし、...
▶続きはこちら
2012-10-01 06:46
維新、自民に食われ“失速”の気配
杉浦 正章
政治評論家
維新の会にいち早く乗り換えた9人の議員たちは、“目先”が利くから、今度は何処に乗り換えるかを考え始めているかもしれない。「しまった。早まった」ということなのだ。大阪市長・橋下徹が率いる維新の会が、早くも“失速”をささやかれ始めた。最大の原因は、橋下が内政・外交を語る度に“馬脚”を現し始めた事にある...
▶続きはこちら
2012-10-01 00:21
(連載)中国・反日デモの後始末をどうすべきか(2)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
日常に対する不満を政府に直接ぶつけることは、政治活動が制限されている今の中国では困難です。ところが、反日デモなら当局もある程度容認します。逆に、日中間の経済関係を優先させて、デモをあまり迅速に取り締まれば、政府そのものが批判の対象にもなります。そのため、ある程度ガス抜きをさせておいて、適当なところ...
▶続きはこちら
2012-09-30 17:05
(連載)中国・反日デモの後始末をどうすべきか(1)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
日本政府による尖閣諸島国有化を直接的なきっかけとする中国での反日デモは、中国政府による押さえ込みにより、9月19日には概ね収束しました。今回のデモや破壊行為は、日中間の関係を再考する契機になるといえるでしょう。今回の出来事の導火線は、今年4月16日の石原東京都知事による尖閣諸島購入計画の発表にあり...
▶続きはこちら
2012-09-28 21:38
侵略国家が侵略するのは当たり前だ、何の不思議もない
酒井 信彦
日本ナショナリズム研究所長・元東京大学教授
尖閣諸島を日本政府が国有化して、中国では反日大暴動が起きている。日本の中でも、今回の事態を引き起こしたのは、石原東京都知事の購入提案のためで、それまでの安定的状態を壊したとの解説が、マスコミなどでされているのが目に付く。しかし歴史を客観的に眺めてみれば、尖閣獲得は周到に計画された、中国の一貫した戦...
▶続きはこちら
2012-09-26 06:56
野田は「すぐ解散」を条件に、赤字国債を成立させよ
杉浦 正章
政治評論家
幹事長・輿石東が留任になったから本当に「解散先延ばし」なのだろうか。一幹事長人事で一斉に「先延ばし」と書いたのは政治記者の“短絡”か、読みの浅さが原因ではないのか。近ごろの政治記事は、政局の読みを恥ずかしげもなくころころ変えすぎる。筆者は、むしろこれからが正念場だと見る。臨時国会での「近いうち解散...
▶続きはこちら
2012-09-25 09:40
リーダー不毛の時代を迎えた日本
尾形 宣夫
ジャーナリスト
このところの政治の状況を見ていると、政治のリーダーシップとは何なのかなどと真面目に考え込んでしまう。古い言葉だが中国の古典にある「経世済民」は変じて「経済」となったが、もともとの意味は「世を經(おさ)め、民を濟(すく)う」。為政に当たる者が肝に銘じることである。さらに国家の秩序を整え治めることは「...
▶続きはこちら
2012-09-23 13:08
中国の対日経済カードは深刻な脅威か?
高峰 康修
日本国際フォーラム客員主任研究員
日中の間で大きな摩擦が起こると、中国との経済関係悪化に起因する日本経済への影響を懸念する声が必ずといってよいほど出てくる。2010年の尖閣沖衝突事件に際しては、中国は、レアアースの事実上の対日禁輸措置という報復的手段をとった。今回のような大規模反日暴動は、中国における日本企業の活動そのものにとって...
▶続きはこちら
2012-09-23 00:14
民主代表選は「消化試合」だった
尾形 宣夫
ジャーナリスト
民主党代表選は予想通り野田首相の〝圧勝〟の形で終わったが、終始盛り上がりに欠け一皮むけば民主党が抱える問題の根深さを改めて浮き彫りにした。もともと今回の代表選は、急きょ浮上して有力な対抗馬になると見られた細野環境相(原発事故担当相)の出馬断念で「消化試合」となることは明らかだった。強いて注目すると...
▶続きはこちら
2012-09-22 10:19
日本人は脅すにかぎる
藤永 剛志
予備役ブルーリボンの会幹事
ドナルド・ザゴリア米コロンビア大教授から20年ほど前に聞いた話を、最近よく思い出す。当時、たまたま米国を訪問中だったイワン・コワレンコ氏が、米国人多数を前にした会合で、「日本人は卑屈で、力に弱い。脅せば必ず屈する」と発言し、みなを唖然とさせたという話である。コワレンコ氏は、ソ連共産党国際部日本課長...
▶続きはこちら
2012-09-21 18:15
国際二宮尊徳思想学会の大会延期について思う
池尾 愛子
早稲田大学教授
国際二宮尊徳思想学会(International Ninomiya Sontoku Association, INSA)の第6回隔年大会は、「二宮尊徳の報徳思想と社会倫理」のテーマのもと、10月21-22日に北京の清華大学において開催される予定であった。しかし、「大会延期」を伝える9月15日付文書...
▶続きはこちら
2012-09-21 06:47
「衆愚の選択」で維新の大量進出を許すな
杉浦 正章
政治評論家
この国ほど選挙の下手な有権者がいる先進国は少ない。ガバナビリティの基本がなっていない。毎回5割を超える浮動票が「風」を起こして、国の政治の基礎を作ってしまう。とりわけ小選挙区制になってからその傾向が著しい。民主党に308議席を与えた結果は、3代にわたるポピュリズム志向の首相による政治の混迷である。...
▶続きはこちら
«最初
«前
136
137
138
139
140
次»
最後»
総論稿数:4819本
グローバル・フォーラム