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2012-07-02 19:00
(連載)米政府にモノが言えない政権の実体(1)
尾形 宣夫
ジャーナリスト
森本防衛相の沖縄、山口両県に対する「オスプレイ要請行脚」は、けんもほろろに断られ、なす術もなく帰京した。沖縄県の仲井真知事から「断然、拒否する」と突っぱねられ、この後訪問した普天間飛行場がある宜野湾市の佐喜真市長には「市民の生命、財産を預かる市長として反対だ」とにべもなく断られ、沖縄を後にした。 ...
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2012-07-02 09:22
まだ辞めないのか、丹羽宇一郎よ、恥を知れ
岡田 章一
元会社役員
私は、一昨2010年9月26日の本欄「議論百出」に「民主党に政権担当能力はあるか」と題して、「(尖閣諸島沖で)領海侵犯、公務執行妨害を犯した中国人船長を、日本政府は9月24日未明、奇怪な理屈とタイミングで釈放した。『地検が決定した』と言い逃れているが、官邸が関与したことは明白である。本件を見て痛感...
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2012-06-29 06:38
野田の勝ちだ、きっぱりと小沢を切れ
杉浦 正章
政治評論家
この勝負は首相・野田佳彦が勝った。なぜなら民主党元代表・小沢一郎の離党者は数が増えず、野田政権を「少数与党」に追い込む手立てはなくなったからだ。もう野田は小沢とはきっぱりと袂を分かち、自民、公明両党との部分連合を推進するしか道はない。その道の先には解散・総選挙が待っているが、「小沢切り」が助け船と...
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2012-06-28 00:01
(連載)プーチン訪中に見る中露の複雑な関係(3)
袴田 茂樹
新潟県立大学教授
もう一つの対立要因であるSCOのメンバー国拡大の問題について、別のロシア紙『独立新聞』の6月8日号は、「ラブロフ外相はSCOオブザーバー国のインドとパキスタンをメンバー国にしようといろいろ努力したが、中国はそれを支持しなかった」と報じた。米国との対立関係が深まっているパキスタンは、SCOのメンバー...
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2012-06-27 00:06
(連載)プーチン訪中に見る中露の複雑な関係(2)
袴田 茂樹
新潟県立大学教授
ロシアの大統領選挙直前の2月末に、プーチンは外交論文を発表し、中露関係にも具体的に言及した。その論文では、中露関係における肯定的な面を挙げた後、中国への厳しい言葉を続けた。首相の公式発言としては異例のことだ。両国間にはギスギスした問題もあるとして、(1)第3国における経済利害の不一致(注、中央アジ...
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2012-06-27 00:01
(連載)シリア問題の外交的解決は可能か(3)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
この環境のもと、ロシア政府は6月13日、五大国や関係国からなる、シリアに関する国際会議の開催を提案しました。この提案は、その2日前、アナン元国連事務総長が提案した、イランを含めた関係国からなる連絡調整グループの立ち上げ、という考えに沿うものです。リビアの時に設置された連絡調整グループは欧米諸国や湾...
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2012-06-26 18:05
(連載)プーチン訪中に見る中露の複雑な関係(1)
袴田 茂樹
新潟県立大学教授
ロシアのプーチン大統領が6月5日から3日間、上海協力機構(SCO)首脳会談に合わせて北京を訪問し、中露間の親密な関係を世界にアピールした。その直前の仏・独訪問が、素っ気ない実務的な雰囲気で、ビザ問題などで厳しい応酬があっただけに、中露の親密度が浮き彫りになった。著者が特に注目したのは、SCOを主導...
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2012-06-26 06:43
マスコミは小沢の“悪あがき”に踊らされるな
杉浦 正章
政治評論家
歌の文句ではないが、「何を荒(すさ)ぶか小夜嵐」だ。たかだか40人の“烏合(うごう)の衆”にマスコミは踊らされ過ぎではないのか。たとえ「新党」に発展しても、何の理念も展望もなく、国を担う気概もない。それよりも大きな潮流を見据えるべき時ではないのか。国の命運を左右する消費増税法案を核に与野党がまがり...
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2012-06-26 00:06
(連載)シリア問題の外交的解決は可能か(2)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
もちろん、ロシアが万事を「内政問題」として扱い、アサド政権を擁護し続けることで、結果的にシリアの惨状を解決することを妨げていることは確かです。しかし、いずれにしても、「虐殺は反体制派がやったこと」というアサド政権の主張を支持するロシアは、余程のことがない限り、安保理で制裁決議が行われたとしても、拒...
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2012-06-25 17:43
(連載)シリア問題の外交的解決は可能か(1)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
6月18日、国連シリア監視団(UNSMIS)が活動を一時停止することを発表しました。5月の末以来、シリアでは各地で数十人、場合によっては100人以上の虐殺が相次いでおり、さらに首都ダマスカスでも戦闘が本格化しています。体制派と反体制派の衝突はUNSMIS到着後も止まず、さらにUNSMISにそれをや...
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2012-06-25 06:40
「共通だが差異ある責任」原則は見直せ
高峰 康修
日本国際フォーラム 客員主任研究員
6月20日から22日の日程で、ブラジルのリオデジャネイロにおいて「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」が開催され、約190カ国・地域の首脳や政府関係者による協議が行なわれた。リオ+20は、1992年に同じくリオで開催された「国連環境会議(地球サミット)」から20周年を迎えるのを受けて、地球サミッ...
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2012-06-23 01:24
(連載)NATOシカゴ首脳会議と米欧同盟の今後(2)
河村 洋
外交評論家
防衛能力だけが問題ではない。米欧間の防衛協力は新しい時代に合わせて進化してゆかねばならない。NATOのジェイミー・シェイ副事務局長補は、リビア・モデルが効果的な役割分担の規範となると主張する。そのためには「有志の国が戦闘に従事し、他の国は兵站、専門的支援、同盟共通の資金を提供する。さらに軍事力を削...
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2012-06-22 14:08
(連載)NATOシカゴ首脳会議と米欧同盟の今後(1)
河村 洋
外交評論家
NATOシカゴ首脳会議では、緊縮財政の中で新しい挑戦が突きつけられる国際安全保障の重要な課題が話し合われた。西側民主主義同盟の中軸でとしてオーストラリア、ニュージーランド、日本、韓国といったヨーロッパ大西洋圏外の国々との提携関係を深化させようとする一方で、今回の首脳会議ではNATO自身の内部の足並...
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2012-06-21 23:06
緒方林太郎先生へのお願い
住吉 久俊
会社員
「企業の海外進出のための要員育成といった需要については、そのための研修制度を整備すべきである一方、必要な労働力を調達することについては、それは真正面から移民政策、雇用政策として取り組むべきである」との緒方先生のご主張に賛成ですが、それにしても、本日(2012年6月21日)、読売新聞のオンラインニュ...
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2012-06-21 06:58
「小沢新党」は結成前から“消滅”の危機
杉浦 正章
政治評論家
「四面楚歌」とはこのことを言う。元代表・小沢一郎は漢の劉邦に破れた楚の項羽のようでもある。敵軍が歌う故郷の楚の歌の合唱を聞いて、もう駄目だと悟った項羽だ。項羽は動かなくなった愛馬騅(すい)を「騅逝(ゆ)かず 騅の逝かざるをいかにせん」と詩に詠んだ。これに続いて夫人の虞(ぐ)美人を「虞や、虞や 汝を...
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2012-06-20 06:25
谷垣の選択肢は「8月解散」しかない
杉浦 正章
政治評論家
顔中髭(ひげ)だらけだが、とんと迫力のない小沢グループの東祥三が6月19日、「民主党も終わりだ」と1人で“党分裂宣言”をして、消費増税法案反対派の敗北が決まった。小沢グループは、造反して離党するかどうかの瀬戸際に追い詰められた。これにより同法案の衆院通過は確定し、政局の焦点は解散・総選挙の時期に絞...
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2012-06-19 10:10
(連載)中国製の北朝鮮ミサイル運搬車問題が予言する日本の未来(2)
酒井 信彦
日本ナショナリズム研究所長・元東京大学教授
そして4月23日に北京であった、胡錦濤主席と朝鮮労働党国際部長・金永日との会談で、中国側は「北朝鮮の一連の行動が日米韓の防衛体制の強化を招いている点を指摘」して、核実験に対して強く警告した。そのために北朝鮮は、核実験を強行しなかった。それを評価して、アメリカは中国の明確な安保理決議違反に目をつぶっ...
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2012-06-18 20:59
「脱原発依存」を理由にした温室ガス効果ガス削減目標見直しは通用しない
高峰 康修
日本国際フォーラム客員主任研究員
経産省と環境省は、2030年における原子力発電の比率と2020年における温室効果ガス削減比率についてのシナリオの試算を相次いで発表している。これらをもとに、政府のエネルギー・環境会議で我が国の電源構成と温室効果ガス削減について決めることになるが、シナリオは、「2030年の原発比率15%、再生可能エ...
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2012-06-18 14:11
(連載)中国製の北朝鮮ミサイル運搬車問題が予言する日本の未来(1)
酒井 信彦
日本ナショナリズム研究所長・元東京大学教授
6月13日、朝日新聞の一面トップに、「中国、北朝鮮に軍用車両」「安保理決議に違反、昨年8月日米韓が把握、公表せず」という記事が現れた。今年4月15日、北朝鮮の軍事パレードに登場した、巨大なミサイル運搬車が、中国製のものであることは、すでに当時から確実視されていたが、それが全くの事実であることが確定...
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2012-06-18 13:43
「日本国債バブル」とジャパン・リスク
大井 幸子
SAIL代表
欧州危機の影響で、グローバルな投資マネーはギリシャやスペイン、エマージングといったリスクの高い市場からドイツ、日本、米国の国債といった安全な資産へシフトしてきた。日本国債(JGB)は海外からの需要で値上がりし、しかも円高が進み、ダブルでしこっている。いわば「JGBバブル」の様相を呈している。6月1...
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