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2013-02-23 21:55
(連載)アフガニスタン撤退をめぐる英国流後始末(2)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
これらの行為のうち、同時多発テロ事件の首謀者であったビン・ラディンを匿っていたことが、アフガニスタンに対する米国の報復攻撃をもたらしたわけですが、その行動をともにしたのが英国でした。米英軍の攻撃によって政権の座を追われたタリバンは野に下りましたが、パキスタン国境付近を中心に分散し、外国の軍隊や、そ...
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2013-02-22 10:29
(連載)アフガニスタン撤退をめぐる英国流後始末(1)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
2月4日、英国のキャメロン首相はアフガニスタンのカルザイ大統領、パキスタンのザルダリ大統領を首相別邸に招いて首脳会談を行い、6ヶ月以内にアフガニスタンの旧支配勢力、タリバンとの和平合意を目指すという共同声明を発表しました。この会合にはタリバンにも参加が呼びかけられていましたが、タリバンはこれに出席...
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2013-02-22 06:35
野田の解散判断は真っ当だった
杉浦 正章
政治評論家
「バカの知恵は後から出る」というが、2月24日の党大会で決める民主党の党改革創生案なるものを読んで情けなくなった。このような党に3年3カ月余りも国政を委ねてきたことに慄然とせざるを得ない。総選挙惨敗の理由を「トップによる失敗の連鎖が期待はずれの政権というイメージを与え続けたため」と、全てを自分たち...
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2013-02-19 06:59
北制裁の潮流に中国の孤立化目立つ
杉浦 正章
政治評論家
3回目の核実験をした北朝鮮に対して国際社会が一致した制裁措置をとれるかどうかは、中国の出方にかかっているのが実情だ。その中国は、煮え切らない姿勢をとり続けているが、米国を中心とする周辺国への制裁への協調呼びかけは進展しており、ある意味で中国が“孤立の危機”に瀕しているとも言える。外交筋によると、裏...
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2013-02-18 17:35
「貧困」はテロの原因なのか
緒方 林太郎
前衆議院議員
昔から疑問に思っていることの中に「テロの原因」があります。よく見聞きするのが「貧困」がテロの原因であるという分析です。私はそもそも、このあたりに誤解があると思っています。単純な議論ですが、本当に貧困がテロの原因であれば、テロが起こるのはまずは最貧国と言われる場所でしょう。アフリカには最貧国と位置づ...
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2013-02-15 10:43
プーチン大統領の指導力は著しく低下している!?
飯島 一孝
ジャーナリスト
プーチン大統領のイメージは「国家安定の保証人」から「経験豊富な大統領」に変わってきたことが世論調査機関レバダ・センターの調査で明らかになった。大統領の指導力が、前回2期8年間務めた頃より著しく弱まってきたことを如実に示していると言えないだろうか。ロシア紙『コメルサント』(電子版)に掲載されたレバダ...
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2013-02-14 07:03
日米欧を軸に北への金融制裁を推進せよ
杉浦 正章
政治評論家
北朝鮮の暴走に対する国際社会の潮流は、国連を舞台に展開される流れと、米国、日本、韓国を中心に西欧諸国を巻き込んだ流れに大別される。最大の焦点である北に対する金融制裁や海上封鎖は、恐らく中国が反対して国連安保理決議では全会一致で可決される方向になく、米国を中心に実行段階に移行させるしかあるまい。中東...
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2013-02-11 00:07
(連載)イスラエルの対シリア軍事作戦が意味するもの(3)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
もともと、アサド大統領は父ハーフェズからその地位を引き継いだものの、父親と異なり、軍や情報機関などへの影響力は限定的でした。2000年代初頭の政治犯の釈放やインターネットの解禁といった「ダマスカスの春」と呼ばれた一連の自由化政策は、英国に留学経験もあるアサド自身によって進められたものの、軍幹部らの...
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2013-02-10 18:26
日本の政権交代のインパクト
池尾 愛子
早稲田大学教授
日中関係や中国情勢は、ヨーロッパでも関心がもたれているようである。日中関係が極めて緊迫した状況にあることは忘れてはいけないし、ましてや知らないふりをして国際交流を企画しようとしないでほしい。私自身、研究仲間の一人に質問を受けて、2月7日時点での情報を基にして、次のような主旨の回答をしたことを紹介し...
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2013-02-10 16:34
(連載)イスラエルの対シリア軍事作戦が意味するもの(2)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
このような背景のもと、イスラエルはついに二大敵対国の一方、シリアへの軍事作戦を行ったのです。イスラエルの軍事行動が、今後も継続的に行われるか否かは予断を許しません。しかし、周辺地域の混乱が続き、緊張が高まる状況は、イスラエルをしてより一層の軍事行動に向かわせる可能性は大きいといえるでしょう。一方で...
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2013-02-09 23:10
(連載)イスラエルの対シリア軍事作戦が意味するもの(1)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
国際政治は時にビリヤードボールに例えられます。様々な角度から強弱様々な力が働いて、狙ったところに必ずしも行き着かない、という意味です。イスラエルによるシリアでの軍事活動は、これを思い起こさせました。1月30日、シリアの首都ダマスカス近郊で、地対空ミサイルなどが保管されていた軍事施設が空爆を受けまし...
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2013-02-07 06:59
慎太郎の「どこまでやるの」が始まる
杉浦 正章
政治評論家
江戸時代の戯れ歌に「家康に過ぎたるものの二つあり、唐のかしらに本多平八」がある。唐のかしらとは、中国より渡来してきた「ヤク」の角を配した兜のことだそうだ。これを現代に当てはめると、さしずめ「日の本に過ぎたるものの二つあり、活断層に石原慎太郎」か。もちろんこの場合の「過ぎたる」は、家康の「良すぎる」...
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2013-02-05 10:02
(連載)マリ、アルジェリア情勢を読み解く(2)
緒方 林太郎
前衆議院議員
三つ目はトゥアレグ族の存在です。国を持たない民、トゥアレグ族はモーリタニアからリビアくらいまでを、砂漠の民として移動しており、すべての関係国で少数民族独立武装運動のようなことをやっています。マリでも、アルジェリアでもトゥアレグ族対策というのは非常に機微なところがあって難しいのです。こういうイスラム...
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2013-02-04 09:56
(連載)マリ、アルジェリア情勢を読み解く(1)
緒方 林太郎
前衆議院議員
マリのクーデター、そして、その後、イスラム勢力AQMI(Al-Qaida au Maghreb Islamique)によるマリ北部地域の制圧、フランス軍の空爆、アルジェリアへの波及と、非常に西アフリカ情勢が大荒れです。かつて、セネガル大使館勤務時にマリ担当として幾度となく首都バマコを始めとして出張...
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2013-02-04 06:49
石破派旗揚げで“ポスト安倍”がジワリ
杉浦 正章
政治評論家
さしずめ<無派閥という名で派閥出来上がり> といったところか。37人の石破派が自民党に誕生した。我慢ができなくなったのだ。というのも権力者は、古来政界でも企業でもナンバー2を叩くのが常識だが、首相・安倍晋三もその例外ではない。幹事長・石破茂 を「恐るべし」と思うからこそ、遠ざける。党役員も腹心らで...
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2013-02-01 16:51
中国の環境対策と政治的意思
池尾 愛子
早稲田大学教授
1月24日のグローバル・フォーラム等共催の『日中対話』のセッション1「日中環境・エネルギー協力の新たな展望」に参加して、気づいたこと、思い至ったことを今少し書き留めておきたい。『対話』終了後からウェブサイトに公表されている「会議資料」によってもわかるように、専門用語がかなり飛び交っていた。「PM2...
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2013-02-01 09:40
(連載)ミャンマーの民主化・少数民族問題と日本(3)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
このような環境のもと、日本企業のミャンマー進出が活発化しています。貿易・投資の増加が、日本企業への経済チャンスとなるだけでなく、ミャンマーの経済成長にも寄与すること、さらに両国間の関係を強化することはいうまでもありません。また、東南アジア一帯で広がる、中国のプレゼンスとこれに対する警戒感の間隙をぬ...
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2013-01-31 09:58
(連載)ミャンマーの民主化・少数民族問題と日本(2)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
これら一連のプロセスは、なぜ急に進展したのでしょうか? その大きな要因として、ミャンマーの置かれた国際的な立場があげられます。リーマンショックを皮切りにした金融危機の影響で、ミャンマーでは2007年9月に燃料費高騰などに抗議するデモが発生しました。このとき、通常は政治問題に関与しない仏教僧までも...
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2013-01-30 12:27
(連載)ミャンマーの民主化・少数民族問題と日本(1)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
この2年ほど、日本企業によるミャンマーへの進出が目立ちます。1988年の軍事クーデタ以来、西側先進国とは疎遠であるものの、人件費が中国の5分の1、人口6000万人の市場規模、そして天然ガスやルビーなどの天然資源が豊富であるなど、ミャンマーには経済的な魅力が溢れています。東南アジア最後のフロンティア...
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2013-01-30 07:02
野党、三つどもえの揺さぶり合戦
杉浦 正章
政治評論家
大げんかはしたが、やはり野党連携の焦点は日本維新の会とみんなの党であろう。この2党が脳しんとうを起こして息も絶え絶えの民主党を食いちぎれるかどうかだ。しかし、維新、みんな、民主それぞれに分裂要因を抱えており、内情は混沌の極みだ。自民党は「当分様子を見て、チャンスが来たら手を入れてゆく」(党幹部)と...
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