国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2013-05-17 17:06

分をわきまえない発言

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 物には言っていいことと、悪いことがあるのは当然である。それも時、場所をわきまえてのことだ。 ところが、である。日本維新の会共同代表でもある橋下徹大阪市長が、こともあろうに沖縄普天間基地を訪問した時に司令官に 「もっと風俗業を活用してほしい」と進言したというのだ。市長としては、米兵の性犯罪が多発して...▶続きはこちら
2013-05-16 06:55

“飯島キッシンジャー”の「唖然」をさぐる

杉浦 正章  政治評論家
  内閣官房参与・飯島勲が平壌国際空港で唖然(あぜん)とした顔をしていたことが物語るものは何か。「唖然」の原因は、北のテレビなど報道陣が詰めかけていたことだが、極秘裏のはずの訪朝をなぜ北が公にしたかということが、まず外交的にはひっかかるのだ。公にしたからには、北も拉致問題で何らかの“手土産”を意識し...▶続きはこちら
2013-05-14 11:45

政府はPAC3の展開を取りやめるべき

桜井 宏之  軍事問題研究会代表
 北朝鮮が新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」を発射施設から撤去したとみられることが判明したが、政府は迎撃態勢を続ける方針の模様だ(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130508/plc13050811390012-n1.htm)。すでに政府が破壊措置命令...▶続きはこちら
2013-05-13 10:44

反プーチン派集会参加市民激減、1年前の熱気はどこへ?

飯島 一孝  ジャーナリスト
 プーチン大統領が復帰してから満1年の5月6日夕、モスクワで反プーチン派集会が開催され、市民約8千人(警察当局調べ)が参加した。1年前の集会には約4万人が参加、治安当局との衝突で約450人が検挙された。この1年で反プーチン運動が下火になり、市民の間で“諦めムード”が広がりつつある。インタファクス通信...▶続きはこちら
2013-05-13 05:35

維新に「風」なく「一炊の夢」の危機

杉浦 正章  政治評論家
 「昨日の大尽今日の乞食」だろうか。共同代表・橋下徹によると維新が「消滅」なのだそうだ。たしかに昨年の夏のようなブームはまったくない。風がソヨとも吹かなくなったのだ。ポピュリズムだけの政党に「風」が止まればどうなるか。選挙民の忘却の彼方となる。党内には参院選挙で自民党候補を支持する幹部まで現れだした...▶続きはこちら
2013-05-10 15:40

歴史認識のグローバル・スタンダードと日本

若林 洋介  学習塾経営
 昨年12月末、安倍内閣が発足して直後、NY・タイムスは新年(1月2日)の社説「日本の歴史を否定する更なる試み」を掲載して、警告を発している。もちろんNY・タイムスはリベラル派であり、昔から日本に対して厳しいことで有名である。その後1月26日において、同じくリベラル派のワシントン・ポストが「日本は過...▶続きはこちら
2013-05-10 12:57

M君からの葉書:昨今のマスコミに思う

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 年賀状を見てからだから、5カ月ぶりに君のハガキを受け取った。「退社しました。地元の大学で教壇に立っています」という内容だった。あー、とうとう社を辞めてしまったのか・・・・。いつかはこんな連絡が来るだろうと予想はしていたから驚きはしなかったが、君のような記者が古巣を去ったことが残念でならない。君は東...▶続きはこちら
2013-05-08 05:43

改憲論議は民主党の終わりの始まりか

杉浦 正章  政治評論家
 首相・安倍晋三が唱える改憲の発議条項96条先行処理論が、民主党にくさびとなって重くのしかかっている。護憲派と改憲派分断のくさびだ。民主党の憲法調査会は96条の改正そのものの賛否は据え置き、先行して改正すること自体には反対するという“苦肉の策”を5月7日打ち出した。とりあえず“虎口”を辛うじてのがれ...▶続きはこちら
2013-05-07 10:35

主権回復記念式典反対について思う

石崎 俊雄  龍谷大学教授
 さる4月28日、政府主催の主権回復記念式典が執り行われた。これは、太平洋戦争後7年近くの時を経てサンフランコ講和条約が発効して日本が独立を取り戻したことを記念したものである。ご存知のように、この時、奄美、小笠原、沖縄は独立から取り残され、特に沖縄にとってはこれがその後も長い苦難が続く要因になってい...▶続きはこちら
2013-05-07 10:35

敵基地攻撃能力を保有しても第一撃からの回避は不可能

桜井 宏之  軍事問題研究会代表
 杉浦氏は、「我が国が敵基地攻撃能力を保有すれば、中国や北朝鮮が弾道ミサイルを発射する前にこれらの破壊が可能になる」と理解されていると見受けられました。残念ながら敵基地攻撃能力を保有したとしても、これらの国からの第一撃は甘受せざるを得ません。この問題について、防衛省のシンクタンクである防衛研究所が行...▶続きはこちら
2013-05-07 10:26

北方領土問題の解決は「極めて不透明だ」とロシア紙報道!

飯島 一孝  ジャーナリスト
 安倍晋三首相は4月29日、クレムリンでプーチン大統領と会談し、10年ぶりに日露共同声明を発表したが、肝心の北方領土問題に関しては“仕切り直し”以上の成果がなかった。このためロシアの有力紙は「領土問題解決の先行きは極めて不透明だ」と指摘している。今回の安倍首相訪露に関するロシア側の報道は、日本側の大...▶続きはこちら
2013-04-27 23:18

中韓の情報戦への十分な対応が必要

玉木 洋  大学教員
 ワシントンポストの電子版が「安倍総理は歴史に向き合うことが必要」との趣旨の社説を掲載したとNHKが報じている。先の大戦中の日本の行為については、反省すべき点があるにせよ、中国や韓国は真実を大きく超えた内容で宣伝戦に利用していることには十分注意しなければならない。約70年を経て、直接の体験者は減って...▶続きはこちら
2013-04-26 10:42

安倍首相のGW訪露は期待できるのか?

飯島 一孝  ジャーナリスト
 安倍晋三首相のロシア訪問が近づき、アベノミクス同様、北方領土問題解決への期待感が高まりつつある。中国や韓国との領土紛争が緊迫化している中で、唯一話し合いのルールができているからである。だが、戦後68年たっても解決しなかった難問が、そう簡単に解決するわけはない。首脳交渉が今後どう進むか、じっくり見守...▶続きはこちら
2013-04-25 06:58

安倍政権、専守防衛から能動戦略へ大転換

杉浦 正章  政治評論家
 中国発と北朝鮮発の二正面の危機に直面して、安倍政権は戦後の安全保障を支配した専守防衛の思想から離脱して、先制攻撃による国の安全保障を可能にする機動的な能動戦略へと大きくかじを切ろうとしている。安倍政権が年内に策定する新防衛大綱への自民党提言案には、敵基地攻撃能力の保有、集団的自衛権の行使、海兵隊機...▶続きはこちら
2013-04-23 10:00

(連載)ボストン爆破事件とチェチェン人(2)

大富 亮  チェチェン・ニュース発行人
 チェチェンや、コーカサス独立の大義から言っても、ボストンで事件を起こす必然性はない。むしろボストンはアメリカのチェチェン・シンパたちがたくさん住んでいる地域だ。その代表がビクトリア・ププコだし、チェチェン人医師のハッサン・バイエフが住んでいたこともある。今も住んでいるかも知れない。近く、彼ら、アメ...▶続きはこちら
2013-04-22 16:20

(連載)ボストン爆破事件とチェチェン人(1)

大富 亮  チェチェン・ニュース発行人
 ひどく奇妙な事件が起きた。4月15日にボストン・マラソンのゴール付近で起こった爆破事件の容疑者がチェチェン人の兄弟であり、一人は追跡中に射殺され、弟の方が逮捕されたという。チェチェンに関心を持ってきた人であれば、これは9.11なみに衝撃的な事件だろう。ジョハル・ツァルナーエフ容疑者(19)は19日...▶続きはこちら
2013-04-22 06:00

このままでは確実に短期政権に終わる

杉浦 正章  政治評論家
 首相・安倍晋三は長期戦権どころではない。確実に倒れる。それも政局でなく、病気で倒れる。13年という最長不倒距離の官邸詰め記者だった筆者が言うのだから間違いない。なぜなら安倍は毎週のように土日返上の強行スケジュールが続いているのだ。このぺースでは1年と持たないだろう。補佐になれていない秘書官がどんど...▶続きはこちら
2013-04-21 14:17

原発廃止と戦争の危機

石崎 俊雄  龍谷大学教授
 最近、原子力発電所を廃止もしくは順次稼動を減少させていくという主張が幅を利かせているが、果たして、そのような方向に向かった場合の影響が十分に考慮されているのであろうか。福島の原発事故の影響でほとんどの原子力発電所が稼動停止を余儀なくされ、その結果、日本のLNGの輸入量は日本の貿易収支を赤字に転落さ...▶続きはこちら
2013-04-17 10:45

(連載)憲法96条改正を考える(2)

緒方 林太郎  前衆議院議員
 次に、96条改正をするとなった場合に、「何処までやっていいのか」という議論について述べたいと思います。これは上記にあるような「硬性」とは何ぞやという問いになりますが、次の4つのケースが考えられます。(1)憲法改正を閣議決定でやれるようにする、(2)憲法改正を国会のみで行えるようにする(国民投票をや...▶続きはこちら
2013-04-17 06:55

区割り法案は再議決してでも先行処理せよ

杉浦 正章  政治評論家
 落ち目の時はジタバタしない方がよいものを、民主党が区割り法案で自分の掘った穴に落ちてしまった。相次ぐ高裁違憲判決に勢いづいて、いったんは賛成して成立させた0増5減法の区割り法案に反対すれば、大向こううけするという誤判断をした結果だ。ところが世論調査でも、新聞の論調でも、国民は区割り先行処理が圧倒的...▶続きはこちら
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