国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2013-05-29 06:12

維新“火だるま”で「自公蜜月」へと回帰

杉浦 正章  政治評論家
 「浮気されそうだったが戻った」とある公明党幹部が漏らしている。維新の「橋下自爆発言と大失速」の結果、政治の軌道が「自公ペース」へと完全に回帰したというのだ。いったんは維新寄りに傾いた首相・安倍晋三は“維新離れ”に急転換、参院選はもちろん、政策面でも公明党を重視せざるを得なくなった。憲法改正への動き...▶続きはこちら
2013-05-28 10:00

(連載)弁護士らの生活保護法改正批判は、決めつけが過ぎる(2)

鈴木  亘  学習院大学教授
 次に、親族による扶養義務の強化です。これは現行の民法を考えれば、当然のことだと思います。もちろん、生活保護の個人化はずいぶん前から議論されていますし、筆者としては、そういうことがあっても良いとは思うのですが、生活保護法の背景にある民法の方が扶養義務を規定している以上(生活保護法では民法の規定に倣う...▶続きはこちら
2013-05-27 12:22

(連載)弁護士らの生活保護法改正批判は、決めつけが過ぎる(1)

鈴木  亘  学習院大学教授
 先日、政府が閣議決定し、国会に提出した生活保護法の一部改正案に反対する声が高まっています。既に、弁護士を中心とした生活保護問題対策全国会議が、この法案の廃案を呼び掛ける激しい運動を、全国で起こしているほか、生活保護受給者支援の運動家や、専門家と称している人々からも、もっぱら反対の主張ばかりが行われ...▶続きはこちら
2013-05-25 09:11

(連載)世界中で消されていくチェチェン人たち(2)

大富 亮  チェチェン・ニュース発行人
 悪夢。そのオーストリアで、新たにチェチェン難民の母子が強制送還の危機にある。夫と兄弟はロシア軍に誘拐され、行方不明。現地の支援者は「このままでは母子はチェチェンに送還され、弾圧されてしまう。最後の望みは人道的滞在許可で、現在署名を集めている」という。日本人にとっても、これはとても人ごととは思えない...▶続きはこちら
2013-05-24 15:09

(連載)世界中で消されていくチェチェン人たち(1)

大富 亮  チェチェン・ニュース発行人
 なんだかいろいろな事件が起きまくっている。メモをまとめてみた。FBIが、ボストン爆破事件の容疑者の知人のチェチェン人を射殺した。自宅での事情聴取中に。このチェチェン人、イブラヒム・トダシェフ(27)は、2011年に起こったという別の殺人事件についても事情を聞かれていたらしい。まるでミステリーの導入...▶続きはこちら
2013-05-24 06:31

日韓ともにヘイトスピーチは止めよ

杉浦 正章  政治評論家
 「憎悪発言」や「憎悪表現」をヘイトスピーチ(hate speech)という。最近日本でも東京、大阪のコリアンタウンで「朝鮮人を殺せ」「朝鮮は出て行け」などと連呼する右翼などの動きが顕著だ。やはりそのヘイトスピーチに満ち満ちているのが、韓国3大紙の一つ中央日報の論説コラム「原爆投下は神の懲罰」だ。日...▶続きはこちら
2013-05-22 10:39

自民党の憲法第96条改正提案について

若林 洋介  学習塾経営
 憲法改正条項は、世界各国において一般の法律より高いハードルが課せられている。その理由を今しっかりと考え直す必要がある。それは憲法には「神聖で不可侵の価値」が含まれているからである。たとえば、自民党改正草案では、天皇の地位が「象徴」から「元首」に格上げされ、「天皇を戴く国家」という条項さえ書かれてい...▶続きはこちら
2013-05-21 10:01

(連載)米欧の狭間と日本(2)

緒方 林太郎  前衆議院議員
 さて、日本がこれからアメリカ、欧州と同時に経済連携協定を交渉していこうとする際に、この「地理的表示」の問題がかなり圧し掛かってくるでしょう。欧州からは「ワイン、蒸留酒以外にも保護を広げろ」と言ってくるでしょうし、米豪からは「地理的表示の保護拡大には反対」と言ってくるでしょう。欧州はありとあらゆる譲...▶続きはこちら
2013-05-21 05:44

日本が北への「賠償」を先行することは不可能だ

杉浦 正章  政治評論家
 こんなに早く“本音”が出るとは思わなかった。北朝鮮の対日賠償の要求である。内閣官房参与・飯島勲の訪朝は、この一事で成功であったことを物語る。突破口を開けたのである。賠償は、中国までが制裁を実行して、四面楚歌の北朝鮮から見れば、まさに垂涎(ぜん)の的である。しかし現状において下手に「賠償」というより...▶続きはこちら
2013-05-20 12:26

(連載)米欧の狭間と日本(1)

緒方 林太郎  前衆議院議員
 私はかねてから「米、欧、アジアと多面的に自由貿易網を広げていくべき」という意見を持っています。本当はWTOで多国間貿易交渉をやっていくのがいいのですけれども、残念ながら今WTOドーハラウンド交渉は動いていないので、次善の策として上記のような手法しかないのです。そういう中、我が盟友である、福島伸享前...▶続きはこちら
2013-05-19 19:30

チェチェン人から、日本政府当局者に訴える

シャルハン・ガカーエフ  「自由コーカサス」在日代表
 昨今、チェチェンにおけるロシア政府の傀儡として知られるラムザン・カディーロフ政権の代表者やチェチェンの民間ビジネスマンを自称する者たちが、たびたび日本を訪れています。ロシアの人権団体メモリアルなど多くの人権団体は「カディーロフ政権は数百人のチェチェン共和国市民を誘拐し、また、ロシア軍と戦うレジスタ...▶続きはこちら
2013-05-17 17:06

分をわきまえない発言

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 物には言っていいことと、悪いことがあるのは当然である。それも時、場所をわきまえてのことだ。 ところが、である。日本維新の会共同代表でもある橋下徹大阪市長が、こともあろうに沖縄普天間基地を訪問した時に司令官に 「もっと風俗業を活用してほしい」と進言したというのだ。市長としては、米兵の性犯罪が多発して...▶続きはこちら
2013-05-16 06:55

“飯島キッシンジャー”の「唖然」をさぐる

杉浦 正章  政治評論家
  内閣官房参与・飯島勲が平壌国際空港で唖然(あぜん)とした顔をしていたことが物語るものは何か。「唖然」の原因は、北のテレビなど報道陣が詰めかけていたことだが、極秘裏のはずの訪朝をなぜ北が公にしたかということが、まず外交的にはひっかかるのだ。公にしたからには、北も拉致問題で何らかの“手土産”を意識し...▶続きはこちら
2013-05-14 11:45

政府はPAC3の展開を取りやめるべき

桜井 宏之  軍事問題研究会代表
 北朝鮮が新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」を発射施設から撤去したとみられることが判明したが、政府は迎撃態勢を続ける方針の模様だ(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130508/plc13050811390012-n1.htm)。すでに政府が破壊措置命令...▶続きはこちら
2013-05-13 10:44

反プーチン派集会参加市民激減、1年前の熱気はどこへ?

飯島 一孝  ジャーナリスト
 プーチン大統領が復帰してから満1年の5月6日夕、モスクワで反プーチン派集会が開催され、市民約8千人(警察当局調べ)が参加した。1年前の集会には約4万人が参加、治安当局との衝突で約450人が検挙された。この1年で反プーチン運動が下火になり、市民の間で“諦めムード”が広がりつつある。インタファクス通信...▶続きはこちら
2013-05-13 05:35

維新に「風」なく「一炊の夢」の危機

杉浦 正章  政治評論家
 「昨日の大尽今日の乞食」だろうか。共同代表・橋下徹によると維新が「消滅」なのだそうだ。たしかに昨年の夏のようなブームはまったくない。風がソヨとも吹かなくなったのだ。ポピュリズムだけの政党に「風」が止まればどうなるか。選挙民の忘却の彼方となる。党内には参院選挙で自民党候補を支持する幹部まで現れだした...▶続きはこちら
2013-05-10 15:40

歴史認識のグローバル・スタンダードと日本

若林 洋介  学習塾経営
 昨年12月末、安倍内閣が発足して直後、NY・タイムスは新年(1月2日)の社説「日本の歴史を否定する更なる試み」を掲載して、警告を発している。もちろんNY・タイムスはリベラル派であり、昔から日本に対して厳しいことで有名である。その後1月26日において、同じくリベラル派のワシントン・ポストが「日本は過...▶続きはこちら
2013-05-10 12:57

M君からの葉書:昨今のマスコミに思う

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 年賀状を見てからだから、5カ月ぶりに君のハガキを受け取った。「退社しました。地元の大学で教壇に立っています」という内容だった。あー、とうとう社を辞めてしまったのか・・・・。いつかはこんな連絡が来るだろうと予想はしていたから驚きはしなかったが、君のような記者が古巣を去ったことが残念でならない。君は東...▶続きはこちら
2013-05-08 05:43

改憲論議は民主党の終わりの始まりか

杉浦 正章  政治評論家
 首相・安倍晋三が唱える改憲の発議条項96条先行処理論が、民主党にくさびとなって重くのしかかっている。護憲派と改憲派分断のくさびだ。民主党の憲法調査会は96条の改正そのものの賛否は据え置き、先行して改正すること自体には反対するという“苦肉の策”を5月7日打ち出した。とりあえず“虎口”を辛うじてのがれ...▶続きはこちら
2013-05-07 10:35

主権回復記念式典反対について思う

石崎 俊雄  龍谷大学教授
 さる4月28日、政府主催の主権回復記念式典が執り行われた。これは、太平洋戦争後7年近くの時を経てサンフランコ講和条約が発効して日本が独立を取り戻したことを記念したものである。ご存知のように、この時、奄美、小笠原、沖縄は独立から取り残され、特に沖縄にとってはこれがその後も長い苦難が続く要因になってい...▶続きはこちら
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