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2006-10-25 13:36
日本の国際的発進力を高めよう
長谷川 和年
日・豪・ニュージーランド協会会長
安倍首相の今回の訪中・訪韓に対して、心から賛辞をおくりたい。「政治」とは、結局は現実対応の術である。高い視点から、国策をふまえて行なわれた中・韓両国首脳との対話の結果、先方も、「ふり上げた拳」をおろすことが出来たのではないかと思う。今回の快挙が、日中、日韓関係の今後の発展の重要な礎となることを信じ...
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2006-10-21 18:41
安倍総理訪中の成果に思う
田島 高志
東洋英和女学院大学大学院客員教授
今回の安倍総理の訪中は、現状で望み得る最大の立派な成果を挙げ、両国政府及び大方の国民が共に安堵と満足感をもって高い評価を与えたと感じられる。就任直後の安倍総理の訪中実現と両国首脳会談のために周到な準備を行なった日中両国の関係者に深い敬意を表したい。
私は、たまたま総理訪中直後に北京と上海を...
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2006-10-18 21:53
杉本信行氏の中国論を読んで
小笠原高雪
山梨学院大学教授
今年の夏に読んだ書物の一つに杉本信行『大地の咆哮』がある。著者は上海総領事を務めた外交官であり、自らの経験と調査にもとづく現代中国論を展開している。杉本氏は惜しくも不帰の人となられたけれども、本書のような示唆に富んだ書物を残してくれたことに対し、私たちは感謝するべきであろう。
現代中国を論...
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2006-10-16 06:52
現実を見据えた熟慮ある言論の必要性
村上正泰
日本国際フォーラム主任研究員
櫻田淳氏の論稿「『他国の友人』を罵るのが愛国者か」は我が国の言論状況に対する非常に優れた警告であり、おおよそ何も付け加えるべきことはないように思われる。にもかかわらずこれに関連した投稿をしようと思ったのは、たまたま次のような新聞記事を目にしたからである。それは9月5日に北海道新聞朝刊に掲載された「...
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2006-10-14 19:35
「東アジア・エネルギー・環境協力の可能性」再論
池尾 愛子
早稲田大学教授
私は、10月3日の投稿「東アジア・エネルギー・環境協力の可能性」のなかで、日中韓のエネルギー協力の可能性をめぐるシナリオ・プラニング(日本エネルギー経済研究所による近未来の台本作成)で用いられたシナリオ・カード8つのうち4つを紹介した。残り4つのなかに、(5)「北東アジアの協力において北朝鮮は含ま...
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2006-10-11 10:04
安倍アジア外交の試練
村田 晃嗣
同志社大学法学部教授
9月末に安倍晋三氏が、予想どうり首相に就任した。これまで、安倍氏は保守的なイデオロギー色の強い政治家と目されてきた。だが、首相就任後の安倍氏は、すこぶる慎重かつ現実的である。歴史認識については村山談話のみならず河野談話も踏襲して、集団的自衛権の行使に関する解釈の見直しにも慎重な態度をとり、靖国神社...
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2006-10-09 17:52
長谷川さんに同感です
伊奈久喜
新聞記者
9月25日に長谷川和年さんがお寄せになったコメント「陸上自衛隊のイラクにおける活動を高く評価しよう」に全面的に同感です。自衛隊の首脳によると、サマワでの活動は奇跡的な成功物語だったということです。撤収にあたって交通事故がありましたが、あの時も、テロリストの襲撃を想定し、シートベルトをはずしていたた...
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2006-10-09 15:29
中国の環境問題解決に期待される日本の役割
坂本 千尋子
家電メーカー勤務
中国温家宝首相が日本経団連御手洗富士夫会長のとの会談(2006年9月5日北京)で省エネ・環境保護分野における技術協力への期待を表明しましたが、日本が経済界あげて中国の環境問題解決に支援を強化することが出来れば、冷え込んだ政府間関修復にも大きな役割をはたすものと思われます。
中国は高度経済成...
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2006-10-06 14:01
外国との間のイメージ・ギャップ
湯下 博之
杏林大学客員教授・元大使
政策掲示板「議論百出」への9月8日付の投稿で記したように、私は、かつて8か国に勤務し、そのうちの5か国は日本に近い東アジアの国々であったが、近隣諸国との間においてさえ、驚くほどのイメージ・ギャップがあるというのが実情である。一例として、私が7年前まで勤務していたフィリピンで或る日本の総合商社の支店...
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2006-10-03 11:00
東アジア・エネルギー・環境協力の可能性
池尾愛子
早稲田大学教授
日本では、もし東アジア共同体を形成するのならば、それはまず機能的な性格を持つ協力関係から始めるべきであり、その対象はエネルギー・環境対策であるという点について、かなりの合意があるとみてよい。しかし、いざこの対策・協力について関係諸国の専門家(に近い人々)の間で議論を始めてみても、協力分野の特定から...
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2006-10-02 14:30
国際社会にアピールできる開発援助政策を
村上正泰
日本国際フォーラム主任研究員
近年のG8/G7会合においては、開発援助に関する議論の比重が高まっている。貧困撲滅、教育の普及、HIV/AIDSなどの疾病防止といったミレニアム開発目標(MDGs)の実現に向けて、先進諸国はイニシアティブを発揮しようと競い合っている。その中で、ODAについては、対GNI比で0.7%に引き上げるとい...
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2006-09-29 09:42
文体に難!『平成18年度日本の防衛―防衛白書―』
佐島直子
専修大学経済学部助教授
毎夏、発刊される『防衛白書』は、安全保障研究者にとって貴重な一次資料であり、必携の参考文献である。筆者とて例外ではなく、大学の研究室には、1970年の第1回防衛白書(いわゆる中曽根白書)から1976年版防衛白書以降のバックナンバーを揃え、日常的に活用している。英語版白書も入手可能な範囲で集書してい...
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2006-09-29 09:07
連載投稿(2)つぎのチャンスには大胆に行動せよ
小山清二
国家公務員 特許庁 先任審判官
この新たな冷戦構造の背後には、地政学的には、大陸国家群と海洋国家群との対峙であるが、根底には原油を巡る壮絶な資源・エネルギーの争奪戦であり、その原油の決済を巡るドル、ユーロ、そしてルーブルなどの通貨覇権戦争でもあろう。そこで、単純に考えても、世界的大動乱の中核地として、世界の原油資源の3分の2を占...
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2006-09-29 08:23
連載投稿(3)わが国の未来はアジアとともにある
上田 勇
衆議院議員
アジアの国々は、近年の中国・インド・アセアン諸国の目覚ましい経済発展によって相当自信を深めており、参加者からは「21世紀はアジアの時代」という趣旨の前向きな発言が随分多く聞かれました。確かに今日の世界において、アジアが経済成長を牽引しており、その意味ではアジアの未来は輝かしいと言っても過言ではあり...
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2006-09-28 22:11
連載投稿(1)過去に3回あった北方領土返還の可能性
小山清二
国家公務員 特許庁 先任審判官
歴史にif=イフ(もしも)が許されるとすれば、過去において、もしもこうなっていたら北方領土は返還されていたであろうと思われる機会ないし可能性が3回あったと思われる。しかし、これは殆どの有識者でも気付いていないことであろうと思われる。可成り高度の戦略的思考であり判断である故に、ここで指摘し紹介しても...
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2006-09-28 13:51
連載投稿(2)東アジア共同体形成を通じた平和と繁栄の推進
上田 勇
衆議院議員
私は、その基調講演「東アジア共同体形成を通じた平和と繁栄の推進」(Enhancing Peace and Prosperity through East Asian Community Building)」において、最初に公明党の歴史とこれまでの経緯、政治姿勢、重点政策などについて簡単に紹介したあ...
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2006-09-27 12:02
連載投稿(1)アジア政党国際会議に参加して
上田勇
衆議院議員
9月7日から10日まで、韓国ソウルで開催された第4回アジア政党国際会議(ICAPP)総会に出席し、本会議において「東アジア共同体形成を通じた平和と繁栄の推進」と題した基調演説を行いました。
この総会には、日本を含むアジア36カ国から90の政党の代表が参加し、アジアの地域の平和と安定について...
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2006-09-25 16:26
陸上自衛隊のイラクにおける活動を高く評価しよう
長谷川和年
日・豪・ニュージーランド協会会長
陸上自衛隊はイラク・サマワに於ける任務を無事に終えて帰国した。給水、道路の補修等の事業は民生の安定に多大の貢献をしたと信ずる。武器を用いないで、局地的ではあるがイラクの安定に貢献した自衛隊のこの活動は、国際的にも高く評価されるべきである。メディアはもう慣れっこになって、イラクの惨状を余り報じないが...
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2006-09-20 16:41
安倍政権の最初の外交懸案は沖縄
伊奈久喜
新聞記者
安倍政権は日米同盟を重視する政権であると思われているが、皮肉にも最初の外交懸案は日中ではなく、日米関係に関連した問題となる。11月19日の沖縄県知事選である。沖縄にはいまだに革新という言葉があるが、その革新陣営がすったもんだの末、糸数慶子参院議員の擁立を決めた。保守系の仲井真数多前沖縄電力会長との...
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2006-09-20 02:17
存在感と発言力の基盤となるもの
小笠原高雪
山梨学院大学教授
9月16/17日付の田島高志氏の連続投稿「中国との宣伝戦に負けた日本」を拝見し、幾つかの感想を抱いたので、そのことについて書き留めておく。
田島氏は、日本の国連安保理入りが昨年実らなかった重要な原因として「中国の宣伝戦」を指摘するとともに、そこから「日本の真の姿の世界への発信をこれまでよ...
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