国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2014-12-21 00:45

(連載2)STAP細胞、シェーン事件とあまりに酷似

中村  仁  元全国紙記者
 ノーベル賞受賞者の野依理事長は、退職する女性研究員について「前向きに新しい人生を歩まれることを期待する」というコメントを出しました。そんなことより、不正を生みやすい科学界の体質に警鐘をならしてほしかったのです。

 科学研究に関心を持つ人から、あるメールを受け取りました。たまたま、「論文捏造」...▶続きはこちら
2014-12-20 15:24

(連載1)STAP細胞、シェーン事件とあまりに酷似

中村  仁  元全国紙記者
 理化学研究所がSTAP細胞の検証実験の打ち切りを発表しました。「まったく新しい万能細胞の作製。ノーベル賞級の世界的な大発見」は、研究上の不正どころか、研究の名に値する研究でさえなかったという批判がでるほどです。ノーベル物理学賞の日本人3人の受賞で科学の素晴らしさを知った一方で、科学界のどうにもなら...▶続きはこちら
2014-12-18 10:53

(連載2)「格差社会」が再編野党の対抗軸になる

中村  仁  元全国紙記者
 安倍政権が円安問題を重大視していないのは、中小企業、消費者よりも大企業を中心とする輸出企業を優先せざるを得ないということなのでしょう。「2%インフレ」の目標は、実質的には「2%のインフレ税」にあたり、1,000兆円もの国家債務を毎年20兆円相当も削減する効果があります。増税は簡単に国会を通りません...▶続きはこちら
2014-12-17 19:04

(連載1)「格差社会」が再編野党の対抗軸になる

中村  仁  元全国紙記者
 安倍政権の圧勝に終わった選挙後の世論調査をみると、「自民党の獲得議席は少ないほうがよかった」(55%)、「圧勝は、他の党よりましだと思われたため」(65%)、「民主党はもっと多いほうがよかった」(45%)、「自民党に対抗できる野党が必要だ」(82%)などで、どの調査も似たような傾向を示しています。...▶続きはこちら
2014-12-17 10:31

(連載2)衆院選は自公の「大勝」「圧勝」なのか

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 自民党が単独で国会運営を主導できる「絶対安定多数」(266)を上回ったから「大勝」なのか、あるいは定数削減の下で自公で衆院定数の3分の2超だから「圧勝」なのか。総選挙の勝敗ラインについて安倍首相は11月18日の解散会見で「与党で過半数」と明言したが自民党内が収まらず、とうとう自公幹事長会談で「27...▶続きはこちら
2014-12-17 06:59

民主代表選は岡田と細野の争いが軸

杉浦 正章  政治評論家
 テレビで民主党政調副会長の岸本周平と後藤裕一の話を聞いたが、総選挙はすさまじい戦いだったらしい。岸本が「拒否されるならまだ関心があるからいい。有権者は民主党に無関心だった」と述べれば、後藤も「握手をしても相手はそっぽを向いていた」のだそうだ。二人とも駄目かと思っていたが、投票ぎりぎりになって「自民...▶続きはこちら
2014-12-16 14:28

(連載1)衆院選は自公の「大勝」「圧勝」なのか

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 衆院選に決着がついた。政権与党の自民、公明は定数の3分の2を超える326議席を占め、自民単独でも291議席を確保した。議員定数削減で前回より5議席減の中での投票結果である。安倍政権は過半数を占める参院とあわせ、極めて強い権力基盤を再び手にしたことになる。もはや、法案審議で野党がどんなに抵抗しようが...▶続きはこちら
2014-12-16 10:53

(連載2)やはり「何のための選挙」だったのか

中村  仁  元全国紙記者
 言葉でいえば簡単でしょう。実際はそうはいきません。議会で圧倒的多数をえても、それをバックに圧勝できる課題は少ないのです。沖縄の小選挙区(4議席)で自民は全敗しました。地元の強硬な反対の中で基地移転をどう進めるのかです。原発の再稼動はいくつかは進んでも、地元の反対が強い地域のほうが多いでしょう。国会...▶続きはこちら
2014-12-15 12:14

(連載1)やはり「何のための選挙」だったのか

中村  仁  元全国紙記者
 衆院選が14日、投開票され、自公が圧勝しました。不思議な選挙でしたね。何が変わったというのでしょうか。自公が325議席で、定数の3分の2以上を維持し、自民は290議席で公示前の293議席とほとんど変わらず、24日に発足する第三次安倍内閣では、全閣僚が再任されるそうです。選挙の争点はあったのか、なか...▶続きはこちら
2014-12-14 12:52

(連載2)有権者はどんな判断を示すのか

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 何はともあれ景気回復だ、と選挙期間中言われ続けた。選挙戦最終日も首相は景気回復を約束した。景気から見放されたような地方にとって、景気回復はのどから手が出るほど欲しい。だから、アベノミクスの「この道しかない」が奇妙な説得力を持つ。

 そんなわけで、選挙戦は与党ペースで進み最終日を迎えた。「景気...▶続きはこちら
2014-12-14 12:49

(連載2)ノーベル賞授賞式で見た希望の星

中村  仁  元全国紙記者
 パキスタンでは1冊の本さえ与えられない子供が無数にいるというのに、日本はどうでしょうか。本があっても「1月に1冊も本を読まない人は47%」(文化庁調査)にのぼります。書籍は年間、7万5千冊(1日あたり200冊以上)も出版され、その40%が書店から返品となり、断裁(廃棄)されます。マララさんの演説か...▶続きはこちら
2014-12-13 22:44

(連載1)有権者はどんな判断を示すのか

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 衆院選の選挙戦が終わった。実感としては「終わってしまった」である。今度の衆院選は、何とも私たちをその気にさせてくれなかった。そのくせ、妙に結果が気になって仕方がない。白けた有権者はどんな判断を示してくれるのだろうか。様々な世論調査どおり政権与党が大勝するのか、あるいは有権者のバランス感覚が最後に働...▶続きはこちら
2014-12-13 17:11

(連載1)ノーベル賞授賞式で見た希望の星

中村  仁  元全国紙記者
 今年のノーベル賞授賞式から、何かいつもの年とは違う何かが伝わってくるような気がして、それは何だろうとしばらく考えていました。ふと心に浮かんできたのが、混沌とし、失望や怒りばかりを感じることが多い現代史の中に、「人類、人間にはまだまだ期待できる希望の星がある」ということでした。

 17歳の少...▶続きはこちら
2014-12-12 06:58

自民圧勝で改憲の「関ヶ原」は参院選に

杉浦 正章  政治評論家
 3分の2という数字を目の辺りにして、首相・安倍晋三が構想するのは何だろうか。紛れもなく憲法改正手続きへのフリーパスだ。前回衆院選も小泉郵政解散の時も与党合計は3分の2を越えているが、今回は与党で3分の2の317議席を大幅に超える可能性がでており、場合によっては自民党単独で317議席に迫る勢いもある...▶続きはこちら
2014-12-10 12:34

(連載2)麻生発言「子どもを産まないのが問題」の意味

中村  仁  元全国紙記者
 単純にいうと、中絶がこれほど多くなければ、「自然減」をゼロにすることもできるし、出生数を何十%も引き上げることができます。人口減少、少子化を日本の運命のようにあきらめるのではなく、生まれてくるべき生命を生まれてくるようにする環境作りにこそ、国の政策として取り組むべきでしょう。日本は世界で有数の中絶...▶続きはこちら
2014-12-09 13:53

(連載1)麻生発言「子どもを産まないのが問題」の意味

中村  仁  元全国紙記者
 衆院選のさなか、麻生副総理がまた舌足らずの失言をしました。「高齢者が悪いというイメージを作っている人はいっぱいいるけれども、子どもを産まないのが問題だ」と、おっしゃいました。趣味の漫画のイメージで、重大な問題をかいつまんで、短絡的に話してしまったのでしょう。人口減少、少子高齢化が日本の最大の問題で...▶続きはこちら
2014-12-09 06:52

総選挙結果で「新55年体制」も視野に

杉浦 正章  政治評論家
 生活の党代表・小沢一郎本人が危うい選挙情勢だ。自民党は官房長官・菅義偉に続いて首相・安倍晋三も岩手4区に入り、攻勢をかける。必死の防戦の中で小沢の唱える「選挙後は新55年体制に陥る」という見方が説得力を持って語られ始めている。55年体制とは保守合同から38年間続いた自民党と社会党対決の構図だが、総...▶続きはこちら
2014-12-07 20:00

(連載3)有権者の本音が見えない

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 各紙が伝えるように、世論調査結果は各党にとって意外であり驚きだった。圧勝を予測された自民党は、かなりの議席減を覚悟していただけに世論調査結果は意外だったし、うれしさをかみ殺しながら態勢の緩みの引き締めにかかっている。一方の劣勢野党は驚き、それこそ態勢の立て直しを迫られたというから、政党の資質を問い...▶続きはこちら
2014-12-06 12:11

(連載2)有権者の本音が見えない

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 中身のなさを象徴的に示したのが、公示日にともに原発事故被災地の福島入りした自民、民主両党首の演説だ。長期政権の足場を固めようとする首相はアベノミクスで景気回復の道を切り開こうとばかりに景気一色。さらに「福島の復興なくして日本の再生はない」とアピールしたが、言葉に目新しさがない。汚染水対策にめどは立...▶続きはこちら
2014-12-06 12:08

(連載2)円安激進、アベノミクスの副作用

中村  仁  元全国紙記者
 日銀に対して「2%原理主義」との批判がなされるようになりました。「デフレ脱却の証としての2%」を何がなんでも達成することに意義はあるのか、という批判です。実際の物価上昇率は1%程度に低下してしまい、日銀は焦り、「追加緩和も」とささやいています。そこに120円という円安です。みかけだけ「2%」に近づ...▶続きはこちら
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