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2014-11-21 06:57
政治の詭道を選んだアベノミクス解散
杉浦 正章
政治評論家
朝日川柳に「国民にアベノリクツを無理強いし」とあったが、言い得て妙だ。解散を命名するなら本来ならこの「アベノリクツ解散」がよいところだが、解散史には「アベノミクス解散」と残るだろう。最大の争点がアベノミクスとその成功を期するための消費増税延期問題となるからだ。首相・安倍晋三もそこに照準を合わせる選...
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2014-11-20 16:46
(連載2)「あの人は止められない」解散か
中村 仁
元全国紙記者
安倍首相に同情の余地はあります。14年4月の消費税8%から9ヶ月で次の増税(15年10月に10%)を今、決めろというのは酷でしょう。そういう期間設定をした民自公の3党合意が無理がありました。次の引き上げまで少なくとも2年の間隔をあけるのが賢明です。実際に景気が腰折れする気配もあり、消費増税を先送り...
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2014-11-19 13:07
(連載1)「あの人は止められない」解散か
中村 仁
元全国紙記者
安倍首相が解散・総選挙を表明しました。12月14日の投開票で、この「なんのため解散」に有権者が「???」と反発するのか、「消費税の先送り」を歓迎して、安倍首相にもう4年間の任期を付託したと、本当にいえる得票結果となるのか、評価が難しい選挙になりますね。有権者も迷うことは間違いないでしょう。
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2014-11-18 12:22
正解は消費税も解散も先送り
中村 仁
元全国紙記者
安倍首相の解散・総選挙は自民党とって「信を問う」には、最も難しい時期にぶつかりましたね。7-9月期のGDP(国内総生産)速報値が予想外のマイナス成長となりました。成長率の低下はともかく、マイナスはサプライズでしたね。安倍政権とっての正解は、消費増税も解散も先送りなのです。「望外のチャンスがきた」と...
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2014-11-18 07:07
景気直撃の「GDP大誤算解散」
杉浦 正章
政治評論家
驚くというより愕然とした2期連続マイナス成長である。景気は失速して坂道を転げ落ちている。その最中にこれといった大義がない解散断行を首相・安倍晋三が今日18日に表明する。これまでの安倍の発言から類推する限り、形勢を一変させる「回天の大義」を記者会見で表明することはできないだろう。おそらく消費増税延期...
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2014-11-16 12:22
(連載2)消えてしまった解散・総選挙の争点
中村 仁
元全国紙記者
次に、最大の争点で与野党の対立は消えてしまいました。与党も、主だった野党も増税先送りなのですから、増税を先送りにすることは選挙の争点ではなくなってしまいました。なんのために選挙をやるのでしょうか。政権側は軽減税率(生活必需品の税率を低くする)の導入を示唆しています。野党も軽減税率に賛成ですから、こ...
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2014-11-15 17:14
(連載1)消えてしまった解散・総選挙の争点
中村 仁
元全国紙記者
安倍政権が「消費増税の先送り」を最大の争点にしようとしている解散・総選挙をめぐり、不思議なことにその争点が消えかかっています。民主党が急に増税先送りに転換し、主だった政党の多くが先送りで勢ぞろいしてしまったからです。選挙に勝っても負けても、国会では先送り法案が可決されることになるわけです。どのよう...
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2014-11-14 13:10
(連載2)不評の「何のため解散」
中村 仁
元全国紙記者
「解散は何のため」というか「何のため解散」、「国民不在の解散」、「消費税断念解散」など、様々な酷評が聞かれます。「消費増税はGDP(経済成長率)の速報(11月17日)、さらに確定値(12月8日)を見て判断する」、「有識者会合(11月17日まで5回)の意見を聞いて決める」を首相、官房長官はそうくりか...
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2014-11-13 14:48
(連載1)不評の「何のため解散」
中村 仁
元全国紙記者
安倍首相が外遊先からの遠隔操作でしょうか、衆院解散の流れが突然、浮上し、メディアはあわてふためいて取材合戦に突入し、「12月14日の投開票」の見通しを伝えています。腹心の菅官房長官が国内で裏を仕切っているようで、野党ばかりか、与党の実力者の裏をかく戦術に、多くの国民は何が起きたのか、「???」の心...
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2014-11-13 07:01
名付ければ「あざとい解散」に他ならない
杉浦 正章
政治評論家
広辞苑によると「あざとい」とは、やり方があくどいときや思慮が浅いときに使われる。安倍の解散に、このあざといを使った大手紙はまず毎日が社説で「早期解散論 その発想はあざとい」と見出しを取り、「増税に慎重な世論に乗じて選挙にまで利用しようという発想が感じられる。民意を問う大義たり得るか」「今の議論には...
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2014-11-12 10:49
(連載2)奇怪な外交用語が日中を惑わす
中村 仁
元全国紙記者
案の定、日中首脳会談前の写真、映像撮影で、習近平主席は安倍首相と目を合わせず、目が合いそうになると、意図的にそらすという動きを何度かしました。国内向けに、日中は和解したのではないというゼスチャーを示したかったのかもしれません。失礼な対応がありありでしたね。せっかくの合意文書が発表されたばかりだとい...
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2014-11-11 22:36
(連載1)奇怪な外交用語が日中を惑わす
中村 仁
元全国紙記者
3年ぶりに日中首脳が会談し、日中関係の改善に向け、両国が対話を再開することになりました。こじれきっていた関係の悪化に歯止めがかかることを期待します。ここでいつも頭を離れない問題に触れたいのです。特に日中間となると、飛び交う意味不明瞭、奇怪で特殊な外交用語のことです。首脳会談の直前に公表された合意文...
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2014-11-11 15:00
尖閣についての正しい立ち位置
津守 滋
東洋英和女学院大学名誉教授
大騒ぎになっていた日中首脳会談は、11月10日行われた。会談冒頭の映像を見て、日本人であれば、誰もが愉快な気持ちにはならなかったであろう。習主席の態度は、ぶっきらぼうであるというよりも、客を待たせるなどホストとして非礼でもあった。とはいえとにかく会談が実現したことで、日中関係が今後正常化に向けて動...
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2014-11-10 06:41
日中合意文書は6対4で日本の判定勝ち
杉浦 正章
政治評論家
尖閣問題について鄧小平は将来の対立を恐れて棚上げとしたが、日中両国は対立と軍事衝突の危機の現実に直面して、問題を「解決しない解決」とした。つまり「先送り」である。首脳会談では「先送り」することを関係改善の糸口とする選択肢をつかみつつある。その意味で首脳会談に先立って発表された合意文書は、首相・安...
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2014-11-09 01:13
(連載2)消費増税の異常な難しさ
中村 仁
元全国紙記者
消費税問題を混乱させているもとは、何度か取り上げてきましたように、「2015年10月に再増税、それを2014年末までに決める」とした、民主党政権下での民自公の3党合意(2012年)の無理からきています。「そんなに短期間で5%も上げるのは無理だ」、「年度途中の来年10月の再増税としたので、2014年...
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2014-11-08 14:11
(連載1)消費増税の異常な難しさ
中村 仁
元全国紙記者
消費再増税の賛否について有識者から意見を聞く会合が始まり、一ヶ月後には安倍政権は結論を出しているでしょう。安倍首相は再増税を先送りしたいとの観測がしきりです。ここで考えるべき本質的な問題は、「政局が消費税を決める」という表面的なことではなく、引き上げの異常な難しさがはっきりしてきたことです。日本の...
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2014-11-08 09:21
(連載2)ロシアに空から包囲されるヨーロッパ
河村 洋
外交評論家
歴史的に見て、ノルウェーからスコットランドにいたる海空域は大国の係争の場である。両世界大戦ではこの海域でイギリスとドイツが激しくたたかった。冷戦期にはこの海空域がソ連の水上艦隊および潜水艦勢力に対するNATOの防衛線であった。今日ではこの海空域は英露衝突の場である。私はノルウェーからスコットランド...
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2014-11-07 19:49
(連載1)ロシアに空から包囲されるヨーロッパ
河村 洋
外交評論家
去る10月29日付けで『ワシントン・ポスト』紙に「ウクライナ危機を契機にロシアとNATOの緊張が高まるにつれて、ロシア空軍はバルト海および黒海方面からだけでなく、ノルウェーおよびスコットランド沖の北大西洋上の空域からもヨーロッパを包囲している」という記事が掲載された。このことはロシアが東西両前線か...
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2014-11-07 10:11
(連載2)終身大統領への夢
緒方林太郎
前衆議院議員
私は1998年に、ブルキナ・ファソで行われたアフリカ連合総会の際、同国に行ったことがあります。当時、コンパオレ大統領は比較的若い、新しいアフリカを体現する大統領でした。とても輝いていたのを覚えています。その後、大統領府付きの運転手殺害事件を取材していたノルベール・ゾンゴというジャーナリストが(恐ら...
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2014-11-06 10:49
(連載1)終身大統領への夢
緒方林太郎
前衆議院議員
西アフリカのブルキナ・ファソという国が揺れています。少し高齢の方なら「オート・ボルタ(ボルタ川上流)」という国の名前で知っている方もおられると思います。ブルキナ・ファソというのは現地語で「高潔な人」という意味でして、形容詞形は「burkinabe(ブルキナベ)」。よく某主要国大使が「君達はフランス...
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