国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2014-12-05 17:54

(連載1)有権者の本音が見えない

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 世の中は「総選挙モード」と言いたいところだが、どうも「モード」などと言えるような街の雰囲気ではない。候補者たちは必死の形相で道行く人たちに訴えるが、反応が小さい。有権者たちが冷めているのか、あるいは演説する候補者に関心がないのか分からないが、いずれにしても2年前の前回の総選挙のような聴衆の盛り上が...▶続きはこちら
2014-12-05 16:02

(連載1)円安激進、アベノミクスの副作用

中村  仁  元全国紙記者
 急激に円安が進み、黒田日銀総裁が胸を張る異次元緩和の副作用が心配になってきました。異次元緩和はアベノミクス(安倍政権の経済政策)の主役ですから、この先どうなるか、どうするかで、安倍首相も気が気でないでしょう。総選挙で圧勝できても、景気回復も圧勝とはいきません。円相場がついに1ドル120円まで下落し...▶続きはこちら
2014-12-04 18:17

(連載2)安倍首相が語らない真意

中村  仁  元全国紙記者
 多くの学者も唐突な解散といいます。「政策的に行き詰まっていない、任期の半分にも満たない時点での解散は唐突である。与党が勢力を伸ばすことも考えにくい」と、待鳥聡史京大教授は指摘した上で、「なぜ」と考えます。「決められない政治から脱皮を有権者は歓迎している。その継続を望むかどうかを総選挙で問おうとして...▶続きはこちら
2014-12-04 18:11

(連載3)ドラキュラZEROからアメリカの深淵をのぞく

六辻 彰二  横浜市立大学講師
 さすがに現代では、かつてのように露骨に「他者」だけを「悪」と描くことは減りました。今回のドラキュラZEROでも、一応ドラキュラを「悪」と位置付けています。しかし、それ以上の「悪」としてオスマン帝国を描くのであれば、トーンの違いはあっても、従前のスタイルと基本パターンに違いはありません。

 ...▶続きはこちら
2014-12-03 14:28

(連載1)安倍首相が語らない真意

中村  仁  元全国紙記者
 衆院選は14日の投開票に向け、街は候補者の舌戦でにわかに騒がしくなりました。安倍首相は「この道しかない。アベノミクスへの信を問う」と、大声を上げるものの、相変わらず解散・総選挙に踏み込んだ真意を隠したままです。アベノミクスを最大の争点にするものですから、野党も対抗上、アベノミクス批判の声を上げない...▶続きはこちら
2014-12-03 14:06

(連載2)ドラキュラZEROからアメリカの深淵をのぞく

六辻 彰二  横浜市立大学講師
 その一方で、自国が犯した過ちを認めるのが難しいことは、いずれの国であれ同じです。そのなかで、客観的に振り返るよりむしろ、自らを慰撫する意見、すなわち「そもそも相手が悪い奴らだったのだ」とか「目の前の脅威に対抗するためには、やむを得なかった」といった主張がでやすいことも、これまたいずれの国であれ同じ...▶続きはこちら
2014-12-03 07:00

自民党のテレビ偏向への要望は当然だ

杉浦 正章  政治評論家
 選挙の戦いとは別に、選挙報道の中立性を巡って安倍政権とテレビ局との間ですさまじい裏バトル・暗闘が展開されている。一部民放やNHKの番組の「偏(かたよ)り」については、かねてから筆者も指摘してきたところであるが、自民党が堪忍袋の緒が切れたとばかりに四項目にわたる「お願い」の文書を民放キー局5社とNH...▶続きはこちら
2014-12-02 21:37

(連載1)ドラキュラZEROからアメリカの深淵をのぞく

六辻 彰二  横浜市立大学講師
 10月31日、「ドラキュラZERO」が公開されました。この映画の公式ホームページによると、「…膨大な数の世の中にあふれるドラキュラ物語のモデルとなった実在の男は、歴史に名を刻む〈英雄〉だった。15世紀半ばにトランシルバニア地方を収め、人々から敬愛された君主、ヴラド・ドラキュラ」。19世紀にアイルラ...▶続きはこちら
2014-11-28 06:52

自民党は温暖化阻止へ「原発再稼働」を主張せよ

杉浦 正章  政治評論家
 過去2回の国政選挙と都知事選挙は自民党が原発再稼働を、他党が原発ゼロをそれぞれ前面に出して戦い、自民党の圧勝となったが、今回は原発論争に新たな要素が加わる。それは来年末にパリで開かれる気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)だ。1997年の京都議定書に代わる排出削減の枠組みが決められる。...▶続きはこちら
2014-11-27 10:56

(連載2)世論調査が示す民意の迷い

中村  仁  元全国紙記者
 解散そのものに対しては、日経が「反対51%、賛成23%」、読売は「評価しない65%、評価する27%」と、さんたんたるテータです。「なんのための解散か」、「大義なき解散」と酷評される受け止め方がそのまま反映されています。アベノミクスはまだ2年、前半戦が終わりかけた段階に過ぎません。経済が好循環の局面...▶続きはこちら
2014-11-27 10:52

(連載3)「安倍政治」を総括する総選挙に

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 景気低迷で新たな経済対策が策定されることになるが、補正予算ができるとしても成立は早くても来年2月、予算執行は4月以降になる。年末の急場に手当てしなければならないのに、政治が解散で大騒ぎしていていいのか。補正予算編成と簡単に言うが、その財源をどうするかも定かでない。経済対策のメニューを並び立てても、...▶続きはこちら
2014-11-27 06:57

第3極はまるで「馬糞の川流れ」でばらばら

杉浦 正章  政治評論家
 第2次大戦末期ニューギニア戦線などで米軍の猛攻を前に、部隊長らが「各自自活して生き延びよ」と事実上の日本軍解体を涙ながらに宣言しているが、いまそれが衆院選前の第3極で起きている。生活の党代表・小沢一郎がついに所属議員らに「好きにしていい」と事実上の解体を認めた。みんなの党代表の浅尾慶一郎も「手法の...▶続きはこちら
2014-11-26 13:49

(連載1)世論調査が示す民意の迷い

中村  仁  元全国紙記者
 安倍首相の解散表明をうけてメディアが一斉に世論調査をしました。世論、つまり社会の風は暴走し、政治をあおることもあるし、予想以上に冷めってしまっているときもあり、今回は後者のほうだと思います。あえていえば、冷め切った年越しソバというのが正解かもしれません。

 今朝の新聞をみていましたら、著名な...▶続きはこちら
2014-11-26 11:22

(連載2)「安倍政治」を総括する総選挙に

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 だが、首相が考えているのは、このOB氏が言うような大義ではない。繰り返しになるが、「アベノミクス」そのものである。増税を好む国民はいないが、「やむを得ない」と考える前提は、よく言われるように政治が自ら身を切る痛みを示すことである。何に使ったか分からないような政治資金、国民の税金からねん出される政党...▶続きはこちら
2014-11-25 15:19

(連載1)「安倍政治」を総括する総選挙に

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 安倍首相は「アベノミクス解散」と名付けた。誠に奇異なことである。多くの国民も「オヤッ」と思ったのではないか。解散は国政の行方だけでなく、国民生活にも関わりが深い。だから、その時の政治・社会状況や国民の思いなどを込めて、最もふさわしい名称がつくものだ。解散を宣言した本人が会見して自ら解散を命名するな...▶続きはこちら
2014-11-24 12:51

(連載2)安倍首相と黒田総裁にすき間風

中村  仁  元全国紙記者
 黒田総裁の心境をさらに推測すると、「異次元緩和による消費者物価の引き上げが思うようにいっていない」ということでしょうか。「2年で2%上昇させ、デフレから脱却」の目標に対して、その結果はどうでしょう。最近では1%程度に逆戻りの気配です。その一因は原油安です。ガソリンが下がって消費者からみて歓迎できる...▶続きはこちら
2014-11-23 12:56

(連載1)安倍首相と黒田総裁にすき間風

中村  仁  元全国紙記者
 自信満々だった黒田日銀総裁の表情に、不安と焦りの色を感じる人が増えてきているような気がしてなりません。解散・総選挙の期間中は、2人のすれ違いの話は封印されるでしょう。問題は選挙後です。2人の蜜月関係に変化が広がっていくような予感がしてなりません。

 ちょっとした異変が起きたのは、11月19...▶続きはこちら
2014-11-21 06:57

政治の詭道を選んだアベノミクス解散

杉浦 正章  政治評論家
 朝日川柳に「国民にアベノリクツを無理強いし」とあったが、言い得て妙だ。解散を命名するなら本来ならこの「アベノリクツ解散」がよいところだが、解散史には「アベノミクス解散」と残るだろう。最大の争点がアベノミクスとその成功を期するための消費増税延期問題となるからだ。首相・安倍晋三もそこに照準を合わせる選...▶続きはこちら
2014-11-20 16:46

(連載2)「あの人は止められない」解散か

中村  仁  元全国紙記者
 安倍首相に同情の余地はあります。14年4月の消費税8%から9ヶ月で次の増税(15年10月に10%)を今、決めろというのは酷でしょう。そういう期間設定をした民自公の3党合意が無理がありました。次の引き上げまで少なくとも2年の間隔をあけるのが賢明です。実際に景気が腰折れする気配もあり、消費増税を先送り...▶続きはこちら
2014-11-19 13:07

(連載1)「あの人は止められない」解散か

中村  仁  元全国紙記者
 安倍首相が解散・総選挙を表明しました。12月14日の投開票で、この「なんのため解散」に有権者が「???」と反発するのか、「消費税の先送り」を歓迎して、安倍首相にもう4年間の任期を付託したと、本当にいえる得票結果となるのか、評価が難しい選挙になりますね。有権者も迷うことは間違いないでしょう。

...▶続きはこちら
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