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2017-10-06 12:54
(連載2)米ラスベガス銃乱射事件と北朝鮮は関連するのか?
倉西 雅子
政治学者
第4点を挙げるとすれば、容疑者の行動が用意周到であることです。自宅からは、42丁の銃器と爆発物が押収されたそうですが、こうした手法は、阪神淡路大震災時に露呈した朝鮮総連による大量の武器貯蔵を思い起こさせます。単独犯とはされていますが、組織的蜂起や破壊活動をも計画していたとする推測も成り立つ量です。...
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2017-10-05 10:52
(連載1)米ラスベガス銃乱射事件と北朝鮮は関連するのか?
倉西 雅子
政治学者
米ネバダ州のラスベガスで10月1日に起きた銃乱射事件は、犠牲者が59人を数える大惨事となりました。スティーブン・パドック容疑者が自殺したため、事件の背景はつまびらかではありませんが、報道によりますと、アジア系の女性と同居していたそうです。“アジア系の女性”との情報に、おそらく、多くの人々の脳裏に真...
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2017-10-03 09:58
(連載2)第二次世界大戦前の日本と現在の北朝鮮について
真田 幸光
大学教員
更に、アメリカ合衆国の孤立主義的な立場が変わるのは、フランクリン・ルーズベルトがアメリカ合衆国大統領になってからであり、ルーズベルト大統領は就任してから1937年の隔離演説発表まで、表面上は日本に協調的姿勢を見せ、日中国間の紛争には一定の距離を置く外交政策を採っていましたが、1937年7月に盧溝橋...
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2017-10-02 23:09
(連載1)第二次世界大戦前の日本と現在の北朝鮮について
真田 幸光
大学教員
私は、国際金融社会で働いている頃、家族はもとより仲間たちからも、「人を立ち上がれぬほど追い詰めてはならない。例え、それが正義であっても」とよく諭されました。理由や背景が何であれ、人は自らが可愛く、あまりに責め立てられると、「自己防衛本能」が発揮され、暴発する可能性が生じる、その結果、大きな衝突が生...
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2017-09-29 10:07
(連載2)北朝鮮問題
倉西 雅子
政治学者
この観点から見ますと、勧善懲悪をせせら笑う人々は、実のところ、“善き大人”ではなく、人としての基本能力を忘れてしまっている人々であるのかもしれません。『旧約聖書』の「創世記」でも、アダムとイブは、“善悪を知る木の実”を食したことで、神の如く正邪の区別を付ける能力を得たとされています。この人類誕生の...
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2017-09-29 10:05
(連載2)スウェーデンについて
真田 幸光
大学教員
また、スウェーデンと言えば、高負担高福祉国家としても有名です。世界幸福地図では世界178ヵ国で第7位(2006年)、世界価値観調査での幸福度(Happiness)はアイスランド、デンマークに次いで第3位(2005年)となっています。銀行員の頃はこうした基本情報を基にして、更に国家経済の見通しや財政...
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2017-09-28 20:00
(連載1)北朝鮮問題
倉西 雅子
政治学者
北朝鮮問題をめぐっては、何故かアメリカと北朝鮮を同列に扱い、双方を同等に“悪”と見なして批判する意見が聞かれます。しかしながらこの批判、善悪の区別を判断基準から外しているのではないかと思うのです。
近年、子供向けのアニメやドラマにおいて、“正義の味方”の活躍をテーマとするものがめっきり減っ...
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2017-09-28 10:40
(連載1)スウェーデンについて
真田 幸光
大学教員
私は東京銀行時代、スウェーデンの輸出公社であるSEKと言う会社に何回か信用供与=融資を行いました。そして、その信用供与をして良いのか、いけないのかを判断するためにも、SEKそのものを調査するとともに、SEKを背後から支えるスウェーデンと言う国家について調査したことを今でも思い出します。
ス...
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2017-09-26 10:19
(連載2)米朝“話し合い”路線のリスク
倉西 雅子
政治学者
しかしながら、たとえ“政治問題”であったとしても、北朝鮮が、朝鮮半島の統一を目的に“話し合い”の場を求めているとは思えません。その理由は、真に“話し合い”による南北の統一を願っているならば、そもそも核・ミサイルを開発する必要がないからです。言い換えますと、政治問題の解決のために核・ミサイルを開発し...
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2017-09-25 22:03
(連載1)米朝“話し合い”路線のリスク
倉西 雅子
政治学者
アメリカによる軍事制裁、及び、北朝鮮の暴発リスクを抱えつつ、北朝鮮情勢については、何が起きてもおかしくない混沌とした状態が続いております。不測の事態もあり得る中、北朝鮮の後ろ盾となってきた中ロのみならず、ドイツのメルケル首相をはじめとするリベラル派を中心に、“話し合い”による解決が提唱されています...
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2017-09-22 13:31
中国山東省訪問
池尾 愛子
早稲田大学教授
山東省済南市で開催された国際シンポジウムに参加するために、3年ぶりに中国を訪問した。訪問するたびに中国が変わってゆくことがはっきりわかる。東京から済南への直行便がないので、上海まで飛んで、上海から高速鉄道で済南に入った。帰路は、済南から青島まで高速鉄道を使い、青島から飛行機で帰国した。高速鉄道の利...
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2017-09-21 11:14
(連載2)“平和の基礎”を守る武力行使vs“平和的手段”による平和の破壊
倉西 雅子
政治学者
今般、北朝鮮は、NPTが定めた行動規範に反し、核開発と保有に手を染めたわけですが、仮に、北朝鮮を核保有国として認めますと、この体制は、核保有国と非核保有国の両者の違反行為により、崩壊する道を辿ります。NPTの非批准国であるイスラエル、インド、パキスタンも核保有国とされ、NPT体制の不備は既に指摘さ...
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2017-09-20 12:52
(連載1)“平和の基礎”を守る武力行使vs“平和的手段”による平和の破壊
倉西 雅子
政治学者
北朝鮮問題は、国連安保理において制裁強化のための決議が成立したものの、未だ視界不明瞭の状態にあります。この問題、突き詰めてゆきますと、「“平和の基礎”を守るための武力行使」と「“平和的手段”による平和(正確には“平和の基礎”)の破壊」の間の二者択一となるのではないかと思うのです。ここでは、“平和の...
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2017-09-19 16:17
韓国経済について
真田 幸光
大学教員
韓国政府系シンクタンクである韓国開発研究院(KDI)が発表した「経済動向9月号」によると、「本年4~6月期の韓国の産業生産の増加率下落にみられた景気不振の兆候は多少緩和した」との見方が示されています。即ち、本年7月の全産業の生産は鉱工業を中心に前年同月対比2.2%増加し、増加率は前月の1.7%より...
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2017-09-14 10:52
(連載2)限界が露呈した中ロの対北制裁協力
倉西 雅子
政治学者
以上に主要な三つの部門について挙げてみましたが、繊維部門のように一定の成果が予測される部門もあるものの、これらを全て忠実に実施したとしても、北朝鮮が、核・ミサイルの開発・保有を放棄するほどの圧力となるとは思えません。中国外務省は、“完全履行を望む”とする談話を公表していますが、この発言は、対北制裁...
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2017-09-13 10:31
(連載1)限界が露呈した中ロの対北制裁協力
倉西 雅子
政治学者
9月12日、国連安保理では、原案に大幅な修正を加えた形で対北経済制裁決議案が全会一致で採択されました。予定されていた全面的な石油禁輸措置は上限設定に緩められ、金正恩朝鮮労働党委員長に対する資産凍結なども見送られるという“骨抜き決議”となったのです。修正の背景としては、北朝鮮の早急な混乱を避けたい中...
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2017-09-12 09:25
(連載2)ロシアについて
真田 幸光
大学教員
しかし、私には、「投機性資金の流入による見せかけの景気回復」としか映らず、ロシアの一般市民は今のところは、景気回復感をあまり感じていないであろうと見ています。一方、ロシアの実質GDP成長率は、2017年4~6月期に前年同期対比+2.5%となっており、また、2017年通年の成長率は前年対比+1.5%...
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2017-09-11 17:24
(連載1)ロシアについて
真田 幸光
大学教員
通貨は国家の主権の象徴です。そして、ロシアのルーブルは東西冷戦時代に東側諸国の基軸通貨であった旧ソ連のルーブルの流れを引く一流通貨の一つです。しかし、アジア通貨危機の翌年に発生したロシア金融危機以降は、どうも、国際金融筋の投機の対象としても扱われています。そしてまた、ウクライナ問題、クリミア侵攻な...
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2017-09-07 09:45
(連載2)領土拡張主義と特権グローバリズム
倉西 雅子
政治学者
やがてチンギス・カーンが登場すると、遊牧民は主役として歴史の表舞台に駆け上がり、モンゴル帝国は、世界の大半を支配の頸木に繋ぐこととなります。13世紀もまた、ユーラシアの時代の始まりであったのです。そして、モンゴルが、一過性の占領を越えて世界帝国となり得た理由は、ユダヤ商人やイスラム商人(両者は区別...
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2017-09-07 09:45
日本核武装をめぐってホワイトハウス分裂状態
杉浦 正章
政治評論家
既報の「日本の核武装に道を開く北朝鮮の核容認」と題する社説を書いた米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙が、再び著名学者による日本の核武装に関する論文を5日掲載した。論文は、日本の核保有をめぐってホワイトハウス内部の意見が割れ、大統領トランプ自身については日本の核保有を「米外交政策にとって...
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