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2017-06-23 14:28
(連載1)「みちびき」について
真田 幸光
大学教員
世界は「制空権ならぬ制宙権」を強く意識して、パワーゲームを展開することを意識し始めています。「宇宙を制する者は世界を制す」であり、中国本土などは、自国単独で宇宙開発を推進し、着々とその権益を広げているものと思われます。これに対して、我が国・日本は米国の庇護の下、「制宙権は米国任せ」といったところが...
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2017-06-22 10:37
(連載2)テロ等準備罪
緒方 林太郎
衆議院議員(民進党)
しかし、繰り返しますが、「国際組織犯罪とテロリスト犯罪との間には強い連関性がある」事は事実です。ここから読み取れるのは何かというと、国際組織犯罪防止条約はテロ防止を「目的」としたものではなく、「結果」としてテロ防止に資する部分がある、こういう事だと思います。この「目的」でなく、「結果」であるという...
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2017-06-21 13:21
(連載1)テロ等準備罪
緒方 林太郎
衆議院議員(民進党)
共謀罪法案について、私は一度委員会質疑に立ったことがあります。この法案に際し、テロを押し込もうと無理をしたため、結局「主義主張」の部分を無効化しないといけなくなった経緯があります。テロ犯罪集団が持っている主義主張は、すべてテロの定義における特定の主義主張になるわけですから、結果としては無効化されて...
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2017-06-19 12:52
マクロン大統領のEU路線では仏国民負担増では?
倉西 雅子
政治学者
フランス下院選挙では、共和党、並びに、社会党の左右両党から有力幹部を引き抜いて閣僚に据えたことから、“マクロン新党”である「共和国前進」が圧勝するシナリオも現実味を帯びてきました。7割を越える議席を獲得するとの予想もあり、既存政党は、一党支配の阻止に全力を挙げているとも報じられています。ところで、...
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2017-06-16 10:18
(連載2)NATOと米国トランプ大統領、そしてロシアと中国本土について
真田 幸光
大学教員
そしてまた、ソ連の崩壊によりソ連の影響圏に置かれていた東欧諸国が相次いでNATO加盟を申請し、結果として、旧ワルシャワ条約機構加盟国としては、バルト三国を除く旧ソ連各国(ロシア・ベラルーシ・ウクライナ・モルドバ)を残し、その他、全ては、所謂、西欧圏に取り込まれることとなりました。そして、2000年...
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2017-06-15 10:57
(連載1)NATOと米国トランプ大統領、そしてロシアと中国本土について
真田 幸光
大学教員
世の中には今、通称、NATO、即ち、北大西洋条約機構というものがあります。NATOは、北大西洋条約に基づき、アメリカ合衆国を中心とした北アメリカ(=アメリカとカナダ)およびヨーロッパ諸国によって結成された軍事同盟であり、その前身は1948年に締結されたブリュッセル条約であります。第二次世界大戦が終...
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2017-06-14 10:25
フランス政治における「せり上げ」
緒方 林太郎
衆議院議員(民進党)
フランスでは、急進左派からキャリアをスタートするものの、より左派の勢力が出てくる結果、どんどん中道から右派に押し出されていく現象がある(政党レベルでも、政治家レベルでも)。これを政治学者モーリス・デュヴェルジェは「せり上げ」と呼んだ。
大統領選挙でも分かる通り、もう社会党は左派の理念を体現...
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2017-06-12 15:09
証明されていない地球温暖化の原因
倉西 雅子
政治学者
アメリカのトランプ政権が「パリ協定」から離脱したことを受けて、各国首脳、並びに、マスメディアはトランプ批判一色の様相です。トランプ大統領は非科学的であり、かつ、アメリカの国益の為に全世界を温暖化の危険に晒していると…。
しかしながら、「パリ協定」を絶対視する人々は、温暖化ガスによる地球温暖...
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2017-06-09 14:55
危険すぎるトランプのイラン外交
川上 高司
拓殖大学教授
イランの総選挙が行われ穏健派のロハニ氏が強硬派を押さえて再選された。これは明らかにイランがこれまでの路線を継承するというメッセージである。イランは核合意に沿っていくという意志表示である。
問題はそのイランのメッセージをアメリカがどう受け止めるかである。ロハニ氏が再選後に「アメリカとの数十年...
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2017-06-08 08:01
強まる「改憲・衆院ダブル投票」の公算
杉浦 正章
政治評論家
長年にわたって神学論争を繰り返してきた国会の憲法審査会に、改憲問題を政局にすべきでないとする議論があるが、どうだろうか。筆者は改憲問題は政局そのものだと思う。長年の政党の主張がぶつかり合う戦後最大の政局マターだ。従って改憲の国民投票と総選挙を同日に実施して「改憲・衆院ダブル投票」を断行、国民の信を...
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2017-06-07 11:51
(連載2)保護主義は絶対悪なのか?
倉西 雅子
政治学者
第2に、自由貿易は、得てして価格面では国際競争力には劣るけれども品質に優る製品を“負け組”として排除する、即ち、“悪貨が良貨を駆逐する”という負の側面があります。100年ほど前に製造された往年のドイツ製品や50年前のアメリカ製品等は、今日の製品とは比較にならないほど品質に優れています。今日、米欧企...
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2017-06-06 16:49
(連載1)保護主義は絶対悪なのか?
倉西 雅子
政治学者
今年のG7サミットはイタリアのシチリア島で開催され、保護主義を訴えて当選したトランプ米大統領の動向が注目を集めました。保護主義色の濃い内容になると思いきや、予想に反して“保護主義と闘う”とする文言が首脳宣言に盛り込まれ、驚きの声が上がっています。
エコノミストの大半は、保護主義が蔓延れば経...
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2017-06-05 14:21
ASEANについて
真田 幸光
大学教員
東南アジア10か国から成るASEAN(東南アジア諸国連合)は、1967年の「バンコク宣言」によって設立されました。よって、今年で50年、半世紀を経た訳であります。原加盟国はタイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシアの5か国であり、1984年にブルネイが加盟しました。私の認識では、AS...
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2017-06-02 11:12
交付税特会借入金32.4兆円
緒方 林太郎
衆議院議員(民進党)
5月30日、総務委員会で久しぶりに質疑に立ちました。お題は地方財政です。国の交付税特別会計には、「地方が償還すべき」借入金が32.4兆円もあります。強調しますが、国の借金ではありません。これは昔、地方交付税の財源が不足した際に、国が特別会計で借入金を行ったものの残りです。この国債による借入金は51...
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2017-06-01 11:49
(連載2)中国本土の覇権志向と軍事力について
真田 幸光
大学教員
ところが、今、中国本土の人民解放軍は、本来はもっともっと現在の為政者の抑圧や搾取から中華人民を解放しなくてはならないはずであるのに、国家間の覇権争いの道具とされ、私の見るところでは、間違いのない「国軍」として、「仮想敵国」と戦うことを前提とした軍隊となっているものと思います。
こうした、人...
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2017-05-31 10:50
(連載1)中国本土の覇権志向と軍事力について
真田 幸光
大学教員
私には、「中華人民共和国は現行の世界秩序の変化を主導的に起こそうとしている」としか、どうしても見えません。例えば、国際社会に対しては、「一帯一路構想=シルクロード構想」を示しつつ、中国本土の影響力を強めようとしています。既に12兆米ドルを超えた国内総生産規模などを背景として、中国本土は「経済力にも...
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2017-05-30 10:30
(連載2)フランス革命の後遺症
倉西 雅子
政治学者
好都合なことに、フランス革命の理念は、他の諸国にも熱烈な賛同者を獲得することとなり、かのゲーテさえも、当初はフランス革命を絶賛していたのです。“ここから、そしてこの日から、世界史の新しい時代が始まる”として(ヴァルミーの戦におけるフランス革命軍の勝利を祝して…)。
フランス革命戦争は、やが...
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2017-05-29 13:38
(連載1)フランス革命の後遺症
倉西 雅子
政治学者
先日、NHKのBS1スペシャルで、“欲望の民主主義~世界の景色が変わる時~”と題して、フランスの大統領選挙とフランス社会の現状を取材する番組が放送されていました。番組構成については掴みどころのない支離滅裂な感が否めなかったのですが、フランスの混迷は、かのフランス革命が残した後遺症と言えるのかもしれ...
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2017-05-26 11:57
ロシアとイランの関係について
真田 幸光
大学教員
大国・ロシアと大国・イラン(ペルシャ)の関係は、昔からの大国同士であるが故、必ずしも「友好国」とは言えないと私は認識しています。しかしながら、現状では、米国との関係を軸として、ロシアとイランの関係は、「敵の敵は味方」的な関係ともなっているのではないかとも思います。また、直接的な友好関係を持たなくと...
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2017-05-26 10:38
(連載2)皇室問題には国際的視点が必要では:イギリスとの“特別な関係”
倉西 雅子
政治学者
ガーター騎士団の一員であることは“名誉”である反面、日本国の立場からしますと、天皇が外国の君主の“家臣”の立場となりますので、国家の独立性の観点からすれば、必ずしも“名誉”とは言えない側面があります。日本国内のマスメディアでは、第二次世界大戦で敵国同士となったものの、概ね好意的に報じられていますが...
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