先ず、世界をリードする国際連合は、「核兵器の不拡散に関する条約(Treaty on the Non-Proliferation of Nuclear Weapons、略称:NPT)」と名付けた、核軍縮を目的に、アメリカ合衆国、ロシア、イギリス、フランス、中華人民共和国の所謂、国連安全保障理事会の拒否権を持つ永世常任理事国であり、第二次世界大戦の際の主要戦勝国5か国以外の核兵器の保有を禁止する条約を定めています。そして、この条約に対して、明確に、「未加盟国」となっている国は、「インド、パキスタン、イスラエル、南スーダンの4国」となっており、インドとパキスタンは条約が制定時の核兵器保有5か国にのみ保有の特権を認めそれ以外の国には保有を禁止する不平等条約であると主張して批准を拒否、イスラエル政府は核兵器の保有を肯定も否定もせず、疑惑への指摘に沈黙を続けていますし、北朝鮮も核開発を急いでいることはほぼ明白となりました。