しかし、前述したトランプ大統領と安倍首相の発言は、平たく言えば、「もう堪忍袋の緒が切れた!!北朝鮮、いい加減にしないといよいよ本気で怒るぞ!!」とかなり強烈にその意思を示したこととなります。そして、そうした内容は例えば、英語では、「President Donald Trump downplayed the possibility of a dialogue with North Korea after its latest missile test. In particular, they have sought to apply economic pressure through China, the only major ally of North Korea」と言った表現の中にも見られ、もはや対話は重要視しない、北朝鮮に対して影響力を持つ中国本土を通じて経済的な圧力を加えていくぞと言った姿勢が明確に示され、中国本土もこれに呼応するように、対北朝鮮取引の見直しに入り、例えば中核的な銀行の北朝鮮取引停止措置に出るなど、これまで以上に北朝鮮取引を限定的とし、制裁強化の姿勢を目に見える形で具現化してきています。