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2018-07-05 10:23
(連載1)非核化費用を日本はどう捻出するか
中村 仁
元全国紙記者
米朝首脳会談でトランプ大統領と金委員長が、朝鮮半島の非核化を確認するとの共同声明を発表しました。非核化が本当に実現するのか評価が割れています。実現できなければ、膨大な非核化費用を日韓が引き受ける必要はなくなります。一方、安倍政権が本気で非核化を実現したいと思っているのなら、財源確保のために、増税の...
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2018-07-04 11:20
貿易戦争の評価は時期尚早では
倉西 雅子
政治学者
米中貿易戦争は収束の兆しを見せず、6月22日には、EUもアメリカに対して報復関税を発動することとなりました。貿易戦争の‘戦線’はむしろ拡大傾向を見せており、戦後の国際経済体制の基幹とされてきた自由貿易主義体制は岐路に立たされております。相互に高率の関税を課す貿易戦争に対して、マスメディアも経済学者...
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2018-07-03 10:42
(連載2)中途半端なカンボジア選挙支援で中国とのレースに埋没する日本
六辻 彰二
横浜市立大学講師
カンボジアの場合でも、5月に日本政府はカンボジア政府に「公正な選挙の実施」を求めているが、あくまで一般論の域を出ていない。これはいわば「何も言っていないわけではない」というポーズにとどまるといえる。G7などで安倍首相はしきりに「日本が欧米諸国と普遍的価値観を共有している」と強調するが、政治的な立場...
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2018-07-02 10:50
(連載1)中途半端なカンボジア選挙支援で中国とのレースに埋没する日本
六辻 彰二
横浜市立大学講師
開発途上国における選挙や民主化のための日本の支援は、時に独裁的な政府を支援するものにもなる。カンボジアでは与党が強権化し、最大野党カンボジア救国党の参加を認めない形で選挙を強行しようとしているが、日本政府はこれに明確な批判をしないまま、選挙の実施を支援している。現職政権に何一つ注文をつけない日本の...
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2018-06-29 10:29
戦後の財産・請求権
緒方 林太郎
元衆議院議員
最近、よく「日朝平壌宣言に基づいて国交正常化をする」という言葉を聞きます。あれは概ね正しいのですが、国際法的観点から言うと「全く手つかずの部分があって、何が出てくるか分からないゾーン」があります。それは財産、請求権の部分です。国交正常化というのは、ザックリ言うと「正常化以前のあらゆる事は一度すべて...
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2018-06-28 10:57
‘平壌裁判’は開かれないのか?
倉西 雅子
政治学者
米朝首脳会談において公表された共同声明には、朝鮮戦争の終結を意識した文言を見出すことができます。かねてより、北朝鮮は、アメリカとの直接交渉によって平和条約締結を実現し、米朝関係を正常化する戦略を追求してきました。今般、アメリカも、この方針を受け入れたように見えますが、朝鮮戦争の発端に思い至りますと...
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2018-06-26 10:28
(連載2)欧米諸国と日本の児童虐待に関する刑罰の比較
六辻 彰二
横浜市立大学講師
これに対して、欧米諸国では死に至る前の段階から、虐待には厳しい刑罰が待っています。例えば米国ネバダ州では、特に性的虐待を含む深刻な虐待の場合、子どもが死亡していなくとも最高で終身刑となります。米国では虐待する親だけでなく、子どもを保護する役職の者の責任が問われることもあり、先述の死刑・終身刑の判決...
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2018-06-25 13:06
(連載1)欧米諸国と日本の児童虐待に関する刑罰の比較
六辻 彰二
横浜市立大学講師
2018年3月に東京都目黒区で虐待によって死亡した船戸結愛ちゃんの事件で、両親が保護責任者遺棄致死容疑で逮捕されました。こういった痛ましい事件が発生するたび、児童相談所や警察の対応の不備や、自身が虐待された経験などから虐待してしまう親への支援の必要が指摘されますが、増え続ける児童虐待に対応するため...
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2018-06-25 11:25
南北融和と終戦宣言について
真田 幸光
大学教員
朝鮮半島問題に対しては、今年に入ってから一転、「南北融和」に向かって動いています。昨年末までは、「金正恩斬首作戦実行」などという声もあり、緊張していましたし、その傾向は、本年1月までは続いていたものと思いますが、平昌五輪が終了する頃には、「南北融和」のムードが韓国国内に拡散、これを追いかけるように...
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2018-06-23 16:41
(連載2)やはり、日本にも「ネウボラ」が必要だ
長島 昭久
衆議院議員/元防衛副大臣
もう一つ憂慮すべき数字が「20万人」である。前述の3歳児健診を終えて小学校に入学するまでの3-5歳児のうちで、幼稚園にも保育園にも行っていない子どもがじつに20万人もいるというのだ。3-5歳児の人口は約316万人だから、約16%にも上る。愕然とする数字だ。この数字は、子どもの貧困とじつは合致する。...
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2018-06-22 18:06
(連載1)やはり、日本にも「ネウボラ」が必要だ
長島 昭久
衆議院議員/元防衛副大臣
またしても、悲劇が起こってしまった。東京都目黒区で、親から虐待を受けた5歳の結愛(ゆあ)ちゃんが尊い命を奪われた。「もうおねがい ゆるして ゆるしてください」覚えたてのひらがなで綴った結愛ちゃんの痛切な言葉に、胸を締め付けられた。この小さな命を、なぜ救えなかったのか?誰しもが思ったことだろう。
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2018-06-20 12:05
(連載2)海洋帝国・英国の存在感と中国の思惑
鈴木 美勝
専門誌『外交』前編集長/ジャーナリスト
米国の国家戦略にとって、英国との同盟関係はこの上なく重要で、「特別の関係」にある。だが、同盟関係は永遠ではない。国際政治の大変動期には、既成秩序の枠組みには歪みが生じ、国家関係は大きく揺らぐ。2012年、習近平が中国共産党のナンバー1になって以後、海軍力を強引に外洋化させる巨大国家中国の動きによっ...
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2018-06-19 13:36
(連載1)海洋帝国・英国の存在感と中国の思惑
鈴木 美勝
専門誌『外交』前編集長/ジャーナリスト
人は太古から海に漕ぎ出し、やがて海を交易の道とし、あるいは海を舞台に覇権拡張の戦いを繰り広げてきた。15世紀、大航海時代の幕が開かれると、ポルトガル、スペイン、オランダ、続いて英国、米国、二つの海洋帝国が世界秩序構築の主役となった。そして21世紀、トランプ米政権の登場。「パックス・アメリカーナ時代...
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2018-06-18 11:19
日本国では民主主義が機能していない?
倉西 雅子
政治学者
「五つ星運動」や「同盟」等の政党が躍進したイタリアをはじめとした欧米諸国では、移民反対を掲げる政党の台頭が著しく、従来の左右対立の構図が一変しております。これらの政党については、日本のマスコミは、必ずと言ってよい程、ポピュリズム(大衆迎合主義)政党とする説明を付しており、民主主義を危険に晒す存在と...
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2018-06-15 11:36
韓国情勢と背後に見え隠れする権力について
真田 幸光
大学教員
朝鮮半島情勢の劇的な変化により、多くの韓国の一般人は、昨年、韓国で大統領の弾劾・罷免が起こり、その結果、北朝鮮に近いのではないかと韓国国内の一部では言われていた文氏が結果としては、大統領の座に就いたと言う点を忘れているようにも感じられます。暫くの間は、「北に近い」と言う色を少しも示さずにいた文大統...
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2018-06-14 10:16
(連載2)移民受け入れ拡大方針
倉西 雅子
政治学者
第2に、AIやロボットの導入による将来的な雇用の減少予測についても、政府は、頑なに耳を塞いでおります。これらの普及が先行した金融分野では、既に大幅な人員削減が行われています。国内において失業率が上がったとしても(現状でも、国内にはニート状態の人々もいる…)、政府は‘数値目標’を計画通りに達成すべく...
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2018-06-13 13:52
(連載1)移民受け入れ拡大方針
倉西 雅子
政治学者
6月6日の日経新聞の朝刊一面には、「外国人就労 拡大を表明」の見出しで、安倍首相が前日5日の経済諮問会議で外国人労働者の受け入れ拡大を表明したと報じています。この記事には「選ばれる国」への課題とする小見出しが付されているのですが、この発想、本末転倒ではないかと思うのです。
同会議において首...
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2018-06-12 10:40
(連載2)「歴史のリセット」を夢想するドイツ新右翼
六辻 彰二
横浜市立大学講師
「帝国の市民」以外にも、ドイツでは極右過激派による事件が増加しています。ドイツ内務省の報告によると、極右による暴力行為は2014年に10,541件でしたが、2015年には13,846件に増加。このうち、外国人を標的にしたものは2,207件(2014年)から4,183件(2015年)に急増しています...
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2018-06-11 10:35
(連載1)「歴史のリセット」を夢想するドイツ新右翼
六辻 彰二
横浜市立大学講師
ドイツ内務省は5月22日、「帝国の市民(Reichsburger)」と呼ばれる極右勢力のメンバー450人が保有していた武器を取り上げたことを発表。2016年10月、同国南部のゲオルゲンスグミュントで「帝国の市民」メンバーが警官を射殺して以来、ドイツ政府はこの組織への警戒を強めています。一般的に、ヨ...
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2018-06-08 10:58
責任論より権力維持が世界の流れ
中村 仁
元全国紙記者
森友学園問題で財務省が調査結果と関係者の処分を発表しました。戦後では、最大級の文書改ざんで、発端は小さな点みたいな話が国政最大の問題として国を揺るがせてきました。大阪地検の不起訴処分といい、財務省の処分といい、巨大化した点の最後は、また点のような結末です。6月5日の新聞報道をみると、最も追及に熱心...
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