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2020-02-12 15:52
(連載2)かなり奇妙な米弾劾裁制度
中村 仁
元全国紙記者
米連邦法によると、「外国勢力に選挙応援を求めてはならない」とあります。ウクライナ疑惑とは「トランプ氏が20年の大統領選挙で優位に立つために、バイデン大統領候補(民主)の息子による不正行為があったかどうか調査してほしい」と、トランプ氏が相手国の大統領に依頼したか否かの問題です。この疑惑をめぐり、下院...
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2020-02-12 05:20
新型肺炎に関する中国の対応三論
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
1 習近平、北京市内を視察
2月10日、中国のトップである習近平国家主席は、蔡奇北京市党委員会書記と陳吉寧北京市長の案内で北京市内を視察した。新型肺炎に関し、習主席の現場視察が報じられたのは初めてであるが、それは「最前線」の湖北省武漢市ではなく首都・北京市であった。習氏は新型肺炎の「拡散蔓延の...
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2020-02-11 21:06
(連載1)かなり奇妙な米弾劾裁制度
中村 仁
元全国紙記者
米上院で行われたトランプ大統領の弾劾裁判は、予想通り無罪判決となりました。上院は共和党が過半数の53議席(民主党は47議席)で、3分の2以上の賛成が成立条件。ミット・ロムニー氏が造反したものの評決を異なる結果にすることはありませんでした。
世界の主要リスクのトップは「誰が米大統領にな...
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2020-02-07 02:50
新型肺炎に関する中国の対応再論
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
1 はじめに
旧正月休暇明けの2020年2月3日、中国共産党中央政治局常務委員会は新型肺炎に関する中国の対応について対策会議を開いた。これは旧正月に入った1月25日以来の会議であり、習近平ら中央指導部の最高意思決定機関が開いた会議と言える。日本の一部メディアは、同会議で新型肺炎に関する中国の初...
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2020-02-06 11:23
(連載2)日中「5つ目の文書」への流れを紐解く
緒方 林太郎
元衆議院議員
【③平和と発展のための友好協力パートナーシップの構築に関する日中共同宣言(1998年)】が、過去の4文書の中で、最もトゲトゲしいのです。江沢民主席が国賓訪日した際のものです。同主席のキャラもあるのでしょう、文章の端々に厳しいやり取りが残る文書です。特に2つだけ挙げておきます。1つ目は、「双方は、過...
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2020-02-05 13:16
(連載1)日中「5つ目の文書」への流れを紐解く
緒方 林太郎
元衆議院議員
習近平主席の国賓訪問に際して、「5つ目の文書」を作る事が話題になっています。日中関係では、節目節目で文書を作成しています。「日中共同声明」「日中平和友好条約」「平和と発展のための友好協力パートナーシップの構築に関する日中共同宣言」「『戦略的互恵関係』の包括的推進に関する日中共同声明」と、これまで4...
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2020-02-04 07:38
雁行形態論の応用例
池尾 愛子
早稲田大学教授
雁行形態論は、1930年代に赤松要氏が日本での羊毛産業や綿工業の発展を統計的に観察して作り出した経済発展理論である。製品輸入から始まった産業で、当該製品の生産が行われるようになり、やがては輸出が行われるようになる、という後発国がたどるキャッチアップ型の経済発展論である。そして、技術の革新と伝播・移...
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2020-02-02 00:00
新型肺炎に関する中国の初期的対応
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
1 はじめに
世界保健機関(WHO)は2020年1月30日、昨年末から中国の湖北省武漢市で発症していた新型コロナウイルスによる肺炎の流行拡大について「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。当の中国には苦い思い出があった。02年末から広東省で確認された「重症急性呼吸器症候群」(SARS)によ...
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2020-02-01 23:09
(連載2)米・イラン対立とアフガニスタン和平のゆくえ
武田 悠基
日本国際フォーラム研究員
話を戻すとして、アフガニスタン情勢には、希望がないわけではない。なにより米国と反政府組織タリバンの和平交渉には、目下、この約20年弱の過程において、最も前進の兆しがあると見られている。これまで「アフガニスタン人主導の、アフガニスタン人による和平交渉」を大前提としてきたアフガニスタン政府、有力者らも...
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2020-01-31 13:18
(連載1)米・イラン対立とアフガニスタン和平のゆくえ
武田 悠基
日本国際フォーラム研究員
2020年の国際情勢は、米国とイランの対立が一時、「戦争一歩手前か」という声が出るほどの緊張の高まりとともに始まった。日本では米・イランの開戦可能性について意見が分かれたが、いずれにせよイラン周辺諸国に少なからず緊張が走ったことは事実である。そのなかで、ひときわ危機感を募らせたのは、イランに隣接す...
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2020-01-31 01:01
(連載2)イギリスとイスラムとの不思議な関係
倉西 雅子
政治学者
短いながらもこの一文から当時の国際情勢の様々な知られざる一面を読み取ることができます。(1)メッカ、おそらく、当時メッカを支配していたのはオスマン帝国なので、イスラム教世界の最高権威者であるカリフには、直接的には統治権は及ばないとしても、海外諸国に対してスルタンの称号を与える権限があった、(2)当...
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2020-01-29 17:47
(連載1)イギリスとイスラムとの不思議な関係
倉西 雅子
政治学者
日本国内では、キリスト教、ユダヤ教、並びに、イスラム教の三者は相互に対立しているとするイメージが定着しています。キリスト教とイスラム教との敵対的なイメージは十字軍の遠征に依るところが大きく、いわば、この時代から時間の流れが止まり、関係性が固定化されている観があります。
また、キリスト...
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2020-01-28 13:19
武力よりもマネーで戦う方が効率的だと考える米国
大井 幸子
国際金融アナリスト
年初からイラン情勢が緊迫化したが、全面的な武力衝突は避けられた。しかし、イラン政府がウクライナ航空PS752機を誤射で撃墜したことで、国際社会は再び騒然とした。このウクライナ航空機はロシア製で、部品は北朝鮮製と言われる。ウクライナはソ連崩壊後に核開発を引き継いだこともあり、イランの濃縮ウラン活動は...
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2020-01-24 14:49
中国経済減速、見方を変えればむしろ良い
中村 仁
元全国紙記者
中国経済の減速を懸念する声が圧倒的に多いようです。共産党独裁の習近平政権にとっては、国民の不満が高まるので、懸念するのは当然でしょう。中国は巨大市場ですから、世界経済への影響も大きく、日本を含め諸外国も懸念しています。私はその逆で、懸念はせず、中国経済の減速を歓迎します。中国経済が減速すると、対中...
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2020-01-23 16:57
インドの「魂を巡る闘争」
真田 幸光
大学教員
インドのモディ首相が打ち出した国籍法改正案が、インド各地で国民の怒りを買い、激しい抗議運動を引き起こしています。これにより、安倍首相のインド訪問も事実上、見送られました。それほど、インパクトのある動きであったとも言えます。
さて、インド国内の中心は、ご高承の通り、「ヒンドゥー教徒約8...
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2020-01-23 15:47
(連載2)非核保有国こそNPT体制の議論を
倉西 雅子
政治学者
NPT体制における核の傘の提供とは、率直に述べれば、その本質においては、近代における軍事大国の保護国化を想起させます。主権平等を原則とする今日の国民国家体系の原則とは相いれない性格を有しているといえましょう。保護する側と保護される側との間の権利と義務との非対称性は、両者の間に上下関係を構成します。...
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2020-01-22 19:17
(連載1)非核保有国こそNPT体制の議論を
倉西 雅子
政治学者
核兵器禁止条約が採択されたことにより、核保有論は‘絶対悪’と見なされがちですが、筆者は、次善の策として全世界の諸国による核武装の可能性を認めています。全諸国核武装論は、核=絶対悪の固定概念を排して素直に国際社会を見つめれば、論理的で合理的であり、かつ、倫理的にも許される範囲にあるのではないかと思う...
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2020-01-20 18:20
「権腐十年」と長期政権
船田 元
GFJ政治家世話人
昔から、権力者が自ら戒める言葉に「権腐十年」というのがある。「権不十年」と言う場合もある。もちろん権力にいること十年経てば、必ず腐敗する訳ではない。しかし権力の座にあって緊張感なく、自ら戒めることなく過ごしてしまえば、腐敗の道に迷い込むになる。逆に為政者が常に自己を戒めていれば、十年経とうが何十年...
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2020-01-17 21:16
「ドルの覇権」の現在地と2020年の通貨戦争
大井 幸子
国際金融アナリスト
2019年は5月と8月に調整局面があったものの、株式相場は大きく上昇した。株式に加えて、債券と金(ゴールド)も上昇し、ありえない相場状況である。9月半ばにはレポ市場で短期金利が急騰し、マーケットはヒヤリとしたが、ブルームバーグ記事(12月26日付)によれば、FRBは年をまたぐ資金繰りのために260...
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2020-01-16 16:19
(連載2)2020年、世界展望
岡本 裕明
海外事業経営者
「改」を当てはめたのは、国家の立ち位置が少しずつ変わり始める時代の幕開けだと考えていることもあります。第二次世界大戦後に生まれたブーマー世代は現役から退く年代となり、いよいよ次の世代がリーダーシップをとります。国家の指導部にも若手が増えてくる中、世代交代を如実に感じることになるとみています。保守と...
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