国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2008-10-07 09:46

(連載)ペイリン効果で息吹き返すマケイン陣営?(2)

石川純一  フリージャーナリスト
 肝心の指名受諾演説だが、民主党のオバマ上院議員は8月28日、同党全国大会の締めくくりとして指名受諾演説を行い、国民ひとりひとりが夢を追求しつつ、互いを尊重するという「米国の約束」をテーマに、「後戻りはできない。未来に向かって行進しよう」と、変革を訴えた。 オバマ氏は、会場のフットボール競技場を埋め...▶続きはこちら
2008-10-07 09:06

首相の心境は「断崖絶壁」

杉浦正章  政治評論家
 昔政治記事に「首相の心境物」というジャンルがあった。官邸キャップなどが首相の心境を読み解くのだが、最近では客観性重視の風潮もあってあまりやらない。しかしいまほど首相・麻生太郎の心境が気になるときはない。おそらく目のくらむような断崖絶壁に立たされた心地だろう。向こう岸に跳ぼうか、跳ぶまいか。跳んでし...▶続きはこちら
2008-10-06 20:23

まやかしの「構造改革」論議はもうごめんだ

内海善雄  前国際電気通信連合事務総局長
 世界的な金融危機で「構造改革」論議どころではない昨今であるが、しかし、今こそ、「構造改革」をしなければ、この危機を乗り越えられないのではなかろうか。食料とエネルギーの大半を海外に依存する日本は、国際競争に勝てる産業がなければ、成り立たないからである。なさけない役人達の不甲斐ない行動の是正や、危機的...▶続きはこちら
2008-10-06 11:08

(連載)ペイリン効果で息吹き返すマケイン陣営?(1)

石川純一  フリージャーナリスト
 この11月4日に実施される米大統領選の登場人物が公式に決定された。事実上の「人類史上最大・最強国家の指導者」に名乗りを上げ、厳しい指名獲得競争を戦い抜いた民主党のオバマ上院議員、共和党のマケイン上院議委員の2人がそれである。オバマ議員が副大統領候補にベテラン同党政治家のバイデン上院議員(上院外交委...▶続きはこちら
2008-10-03 07:56

麻生の“解散あとずさり”の真の理由

杉浦正章  政治評論家
 総裁選挙で解散ムードをあおりにあおってきた首相・麻生太郎がここにきて、“前向き後ずさり”している。景気対策など懸案処理がある、というのがその理由である。しかし、表向きの理由で納得してはなるまい。裏がある。裏とは自民党が実施した調査だ。「自公惨敗」の構図が出て来たのである。解散の時期こそ口に出さなか...▶続きはこちら
2008-10-03 06:19

(連載)政治と選挙が絡んで進行する米国の金融危機(2)

池尾愛子  早稲田大学教授・デューク大学客員研究員
 他方で、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の問題にようやく関心が寄せられつつある。CDSは金融デリバティブ(派生)商品の一種であり、保険のような機能をはたす。ローンをプールすることによって生成されるサブプライム・ローン関連証券とは別物であり、リスクの引受け手がいる限り、CDS発行によって、...▶続きはこちら
2008-10-02 17:18

(連載)政治と選挙が絡んで進行する米国の金融危機(1)

池尾愛子  早稲田大学教授・デューク大学客員研究員
 アメリカ政府が9月20日(土)に、金融機関がかかえる不良資産を最大7000億ドル(約75兆円)まで公的資金で買い取る金融安定化法案を議会に提出して以来、それまで静かにしていた経済学者たちが一斉に声をあげ始めた。「借手救済には反対」「借入ローンは返済されるべき」「規制には反対」ということでは一致して...▶続きはこちら
2008-10-02 13:12

常任世話人だより:第7回「日・ASEAN対話」について

村上正泰  グローバル・フォーラム常任世話人
 グローバル・フォーラムはいろいろな活動をしておりますが、その要にいる人間のひとりとして、その活動内容をできるだけ分かりやすい言葉で、広くフォーラム内外の皆様にお伝えする努力をすべきではないかと考え、今回を第1回として、今後ときどき気の向くままの言葉足らずのものになるかもしれませんが、私の所感のよう...▶続きはこちら
2008-10-02 07:44

民主党のアキレス腱財源問題が露呈

杉浦正章  政治評論家
 衆院本会議における代表質問は、民主党代表・小沢一郎が首相・麻生太郎の“逆質問”に答えず、すれ違いに終わった。ところが、小沢の示したマニフェストの財源問題で財務金融相・中川昭一が実現不可能の根拠を初めて詳細に明示し、民主党のアキレスけんが改めて露呈される結果となった。新聞論調も財源への疑問を投げかけ...▶続きはこちら
2008-10-01 18:57

今こそ企業の自社株買いを

岩國哲人  衆議院議員
 私は、米国、欧州、日本の三大金融資本市場で10年ずつ、証券・金融・銀行業務を経験してきました。9月29日のニューヨーク株式市場でダウ平均が一日で777ドル(6.979%)の下落で取引を終え、史上最大の下落幅を記録しました。NYダウ平均がこれまでに記録した1日の最大下落幅は、2001年の米同時テロ後...▶続きはこちら
2008-10-01 13:01

第7回「日・ASEAN対話」に寄せられたコメント

藤野智子  グローバル・フォーラム事務局員
 去る9月25日(金)に東京で開催されました第7回「日・ASEAN対話」の会場で、本欄「議論百出」に下記3件のコメントが寄せられましたので、ご紹介いたします。(グローバル・フォーラム事務局藤野智子)

1.富永英一、東京都、環境ボランティア団体小平水とみどりの会、71歳、男性
 
 日本は対...▶続きはこちら
2008-09-30 10:39

麻生首相の外交デビューはまずまず

伊奈久喜  新聞記者
 前回9月8日の本欄「議論百出」への投稿で「外交的には最悪だった福田辞任のタイミング」と書いたが、それを一部撤回する。9月1日の福田康夫首相の辞任、10日自民党総裁選告示、22日投票、24日臨時国会・首相指名、組閣のスケジュールでは、新首相の国連総会出席は無理と考えたからだ。その場合、日本の首相は3...▶続きはこちら
2008-09-30 08:48

国際政治における善悪の考え方

西村 洋治  団体役員
 昨日付け本欄への広瀬陽子氏の投稿「善悪二元論では国際政治は語れない」を読んで、正直言って「根本的な時代錯誤があるのではないか」と驚いた。地域研究者には往々にしてミクロの部分像に目を取られて、マクロの全体像を見失うひとがいるが、その一例だと言っては失礼だろうか。「どちらかが100%悪いということはま...▶続きはこちら
2008-09-29 10:17

善悪二元論では国際政治は語れない

廣瀬陽子  静岡県立大学国際関係学部准教授
 筆者はコーカサス地域を専門としているため、今度のグルジア紛争勃発後、ずいぶん多くのメディア等の取材を受けた。その際、かなり多くのケースで「グルジアとロシア、どちらが悪いか?」という質問を受けた。筆者は、基本的に国際政治は相互行為によって成り立っており、どちらかが100%悪いということはまずあり得な...▶続きはこちら
2008-09-29 07:41

政局所感、3題

杉浦正章  政治評論家
【総選挙の日程は変わるまい】
 異常ともいうべき国交相・中山成彬の辞任で、解散が遠のいたと言う見方が自民党内に出ているが、浅薄な見方だ。首相・麻生太郎は福田康夫に比べて電光石火の処断をした。これで問題は“異常なる代議士”の一過性の「自爆テロ事件」の範疇にとどまる。総選挙の頃は中山のなの字も出ていな...▶続きはこちら
2008-09-28 19:26

(連載)柔道は「武道」か「スポーツ」か(2)

亀山 良太  自営業
 本来、武道は殺し合いだから、型をもって実力が評価されていたが、それでは実戦で通用するのかどうかわからない。講道館柔道創始者の嘉納治五郎は、さしあたって、当て身や関節技を禁止し、投げ技に関しては畳で保護することにして、安全性の問題を解決した。安全性を確保することによって、型だけでなく実戦的な練習を可...▶続きはこちら
2008-09-27 22:05

(連載)柔道は「武道」か「スポーツ」か(1)

亀山 良太  自営業
 北京オリンピックにおける日本柔道の敗因を、メディアは「柔道がJUDOに敗れた」と表現した。「JUDO」とは、欧州選手の闘い方のことで、組み合っての一本勝ちにこだわらず、レスリングもどきのタックルや、足をすくったりして、小さなポイントを重ね、判定勝ちを狙うスタイルである。日本の指導者たちは「JUDO...▶続きはこちら
2008-09-26 18:40

構造改革イコール小泉改革ではない

湯下博之  杏林大学客員教授
 内閣が新しくなった。麻生新首相の下での最大の政治的関心事は、いつ衆議院総選挙が行われ、その結果がどうなるか、ということになった。政策面での与野党の論点については、これからしだいに明確になって行くものと思われるが、外交、安全保障面でのインド洋での給油活動の継続問題や近隣諸国との関係についての考え方が...▶続きはこちら
2008-09-26 18:27

北京五輪後の中国は不安定化するのか

増田雅之  防衛省防衛研究所教官
 英国誌『エコノミスト』(9月13-19日号)は、北京五輪終了後に中国社会が不安定化する見通しを指摘する記事「五輪後は混乱が焦点となる」を掲載した。すなわち、北京五輪の閉幕によって、「安全五輪」のスローガンのもとに、抗議活動や騒乱が「中断」していた状況も終了して、中国社会の問題が改めて顕在化する、と...▶続きはこちら
2008-09-26 01:20

「現実と仮想のギャップ」に振り回される現代人

古屋力  会社員
 よく出張でロンドンの地下鉄に乗る時に目にする言葉が「mind the GAP」である。要は「隙間に気をつけろ」という警鐘であるが、いま世界にとって最も必要な警鐘はこの「mind the GAP」ではないかと思う。では「何のGAPか?」と言えば、それは「リアル(現実)とヴァーチュアル(仮想)のギャッ...▶続きはこちら
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