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2008-10-26 11:21
(連載)「未開の資源大国」モンゴルと日本(3)
関山 健
東京財団研究員
最後に、日・モンゴル関係の現状と展望について述べる。これまで日本とモンゴルは、日本からの政府開発援助を中心に友好関係を築いてきた。両国の良好な関係は、2004年11月に在モンゴル日本国大使館が実施した世論調査の結果にも表れている。同調査によれば、7割以上のモンゴル人が「日本に親しみを感じる」と答え...
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2008-10-25 10:19
(連載)「未開の資源大国」モンゴルと日本(2)
関山 健
東京財団研究員
日本政府は、なぜ積極的にモンゴルに援助を提供しているのだろうか。日本の外務省が2004年11月に作成した「対モンゴル国別援助計画」によれば、日本の対モンゴル援助の目的はつぎの4つだとされている。(1)まず地政学的に、モンゴルは、中国とロシアという二大大国に挟まれた内陸国として、北東アジアの安定と平...
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2008-10-24 16:24
(連載)「未開の資源大国」モンゴルと日本(1)
関山 健
東京財団研究員
9月27日、中国・吉林大学主催の「北東アジア地域協力発展国際シンポジウム」において、「政府開発援助から見た日本モンゴル関係」と題するプレゼンテーションを行った。モンゴルは、国際的な需要が高まっている石炭、銅、金、ウラン、モリブデンなどの鉱物資源について世界有数の埋蔵量を有するが、まだまだ開発が進ん...
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2008-10-23 07:52
“だまし討ち”成功?の麻生・国会対策
杉浦 正章
政治評論家
昔佐藤栄作首相の側近から「敵をだますのは、まず新聞記者から」という話を聞いたことがある。野党を政権の計略に引き込むには、まず新聞報道を利用せねばならぬということだ。最近の解散情報における政権与党側の情報操作も、ひょっとしたらそうかも知れないと思い始めた。麻生政権は解散情報について、断定的に解散期日...
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2008-10-22 09:38
(連載)抜本的な国際通貨制度の見直しを(2)
古屋 力
会社員
またニクソンによって葬り去られてしまった「金本位制」も、ある意味でこういった自己増殖に歯止めをかける工夫であった。先哲は偉かった。いまやもう一度人類の英知を結集して、新たなルールと仕組みを考え、早急に構築する時期に来ていると思う。それではどうしたらいいのか。「通貨」を、人類が皆異存のない共通の価値...
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2008-10-21 22:46
(連載)抜本的な国際通貨制度の見直しを(1)
古屋 力
会社員
ガンジーは「地球は、人間の必要は満たすが、欲望は満たさない」と喝破している。「過ぎたるは、及ばざるがごとし」である。実が伴わない空虚なことは、いずれ限界がくる。その後には不幸が結果する。今般のサブプライムに端を発した国際金融危機は、この証左となった。本来は、実体経済が先にありきである。金融はその黒...
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2008-10-21 07:54
金融危機サミットにおける麻生の役割と責任は重い
杉浦 正章
政治評論家
金融危機サミットの主導権を日本が握れなかったと産経新聞が報じ、テレビ・メディアが「日本でやるべきだ。お株を奪われた」(報道ステーション)とこれに付和雷同しているが、事の本質を取り違えている。米国発の金融危機に一番影響を受けているのは欧州であり、米欧が主導権を握って対応を練るのは当然のことであり、日...
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2008-10-18 11:13
(連載)今こそ「日本の政経手術を」(2)
岩國 哲人
衆議院議員
(7)食料品減税
年初、アメリカでも日本と同様に株価が10%下落したが、ブッシュ政権は景気悪化と不安心理を防ぐために、間髪を入れず16兆円の減税を発表し、超党派で3週間後に立法化させた。一定の税収の維持と、国民生活の現状の比較衡量の観点から、減税にあたっては、食料品のような生活必需品を優先的に軽...
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2008-10-17 22:21
(連載)今こそ「日本の政経手術を」(1)
岩國 哲人
衆議院議員
米国発の金融危機は、欧州などの世界経済にも波及しており、輸出関連産業の業績悪化懸念が高まり、日本の株式市場は一年間に50%という世界最大の急落に見舞われて、景気の先行き不安が一挙に高まっている。株価下落を喜ぶ人は誰もいない。いないどころか、株価の下落は、株式を所有する企業、銀行、投資家のみならず、...
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2008-10-16 13:31
金融危機の予測を誤った米国の経済学者たち
池尾愛子
早稲田大学教授・デューク大学客員研究員
10月3日に本欄への寄稿で書いたように、アメリカの多くの経済学者たちは以前から、サブプライムローンの杜撰な貸出政策や金融市場の悲惨な状況を、多少なりとも知っていた。なぜか。遡れば、住宅を売却して返済することを前提にした同融資が審査なしで始まった時が、アメリカでの住宅バブルの始まりであった。当時、ア...
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2008-10-16 07:52
「麻生政治」定着後の解散を狙う麻生
杉浦正章
政治評論家
麻生太郎か小沢一郎かの国民の選択は明らかに麻生だが、自民党が総選挙で惨敗すれば、下手をすれば就任3か月で麻生は首相の座を降りなければならない。解散するということは、その決断もすることになりかねない。ちゅうちょするのも無理はない。したがって本人は「麻生政治」を定着させてから解散ということだろうが、解...
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2008-10-15 11:53
テロ支援国家指定解除への日本の取るべき対応
増田 雅之
防衛省防衛研究所教官
10月11日、「米国と北朝鮮が核計画の検証方法で合意に達した」として米国務省は北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除を発表した。北朝鮮外務省も翌日、この指定解除について「歓迎」を表明し、「寧辺の核施設の無能力化を再開し、米国と国際原子力機関(IAEA)監視要員の義務遂行を再び認めることとした」と言及...
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2008-10-14 11:03
大恐慌を再現させないために
木下 博生
全国中小企業情報促進センター参与
世界の株式市場は、相変わらず下がり続けている。1929年10月に始まった米国株式市場の暴落と重ね合わせて、大恐慌の再来をおそれる声も強い。マスコミがややオーバーに報道しているため、かえって人々の不安心理を増幅している面も否定できない。
1929年のウォール・ストリートの株価暴落は、3年弱後...
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2008-10-14 07:45
日本は拉致で独自外交を展開せよ
杉浦正章
政治評論家
米国が北朝鮮に対するテロ指定を解除したことで拉致問題へののテコを外した、と憤るべきではない。憤れば憤るほど、北朝鮮による日米分断の思うつぼに陥る。そもそも国家の安全保障にかかわる北の核問題と極東の一事件である拉致問題をはかりにかけること自体が無理なのであり、極東の安全保障という枠組みにおいて米国の...
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2008-10-13 01:38
中国でインターネット民主主義革命(フィクション)
亀山 良太
自営業
2018年11月、中国北京市。勤務を終えた陳建栄は、肌寒い中、家路を急いでいた。途中、「共産党打倒」と書かれたプラカードをもった若者たちを横目に通りすぎて、高層マンションの自宅にたどりつくと、すぐにテレビのスイッチを入れた。政府高官が汚職を追求され、苦しい弁解をしている。別のチャンネルでは、原子力...
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2008-10-12 10:46
(連載)世界金融危機という「顔ナシ」の化け物(2)
古屋 力
会社員
片やカリブ海の洋上でクルーザーに乗って、ドンペリを飲みながら、空虚な快楽を満喫している輩がいる一方で、片やどうみても自分の過失ではない事情によって、不条理にも不幸な目にあってしまっている幾多の罪もない人々の姿がある。その皮肉な対照性には、憤りを覚える。本来こうした明らかな矛盾や制度の欠陥を是正し、...
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2008-10-11 11:26
世界金融危機:日本で何が出来るか
入山映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
紆余曲折はあったものの、不良債権に対する公的資金投入法案がアメリカ上・下両院を通過した。にもかかわらず、というのか、事態の深刻さに、というのか、全世界的な株安は一層進行した。日本の例に倣うなら、これに引き続いて銀行資本毀損に対する追加手当は必至であり、株式市場を中心として、国際的な波動は当分続くだ...
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2008-10-11 09:58
(連載)世界金融危機という「顔ナシ」の化け物(1)
古屋 力
会社員
宮崎駿の映画『千と千尋の神隠し』に「顔ナシ」という化け物が出てくる。これは人間の果てしない欲望を象徴している。そしてあらゆるものを食べ、みるみる内に膨張する。そして自分で自分を制御できなくなる。現下の国際金融情勢は、まさにこの「顔ナシ」の化け物が世界を跋扈している状況に酷似している。いまや、人間の...
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2008-10-09 13:27
常任世話人だより(2):「第42回外交円卓懇談会」について
村上 正泰
グローバル・フォーラム常任世話人
今回の「常任世話人だより(2)」では、さる10月3日(金)に開催された第42回外交円卓懇談会について、所感を述べます。外交円卓懇談会とは、海外の専門家の来日の機会などをとらえて、グローバル・フォーラム、日本国際フォーラム、東アジア共同体評議会が共同で主催する、会員との率直かつ内輪な懇談の場ですが、...
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2008-10-09 08:04
解散めぐり与野党は「いたちごっこ」
杉浦正章
政治評論家
首相・麻生太郎が天の時地の利を最大限生かして“解散回避”に動いている。民主党は憶面もなく補正予算案の賛成に回るなど“解散実現”に懸命だが、所信表明で「私は逃げない」と大見得を切った麻生は、当面の逃げ切りに懸命だ。現状は首相と民主党による解散綱引きの「いたちごっこ」が続くが、当解説が当初から指摘して...
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