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2011-09-26 09:38
(連載)9.11テロ事件を口実に歴史を逆流させたアメリカ(1)
酒井 信彦
日本ナショナリズム研究所長・元東京大学教授
今年が9.11テロ事件の10周年に当たるということで、最近この事件とその後のアメリカの行動、すなわちアフガニスタン戦争・イラク戦争が、何かと話題になっている。しかしこの事件とその後のアメリカの行動が、世界史の進歩・発展に与えた重大な悪影響については、殆ど注目されることがない。それは世界の歴史の進歩...
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2011-09-23 23:21
ソウルにて西大門刑務所歴史館を見学して思う
池尾 愛子
早稲田大学教授
今年1月にソウルを訪問して、日本に留学経験のある人たち、私と似たような世代の人たちに、韓国と日本の若者たちの交流を進めるにはどうすればよいか、相談に乗っていただいた。その時いろいろと助言をいただくことができ、9月半ばに、日本の若者たちを伴ってソウルを再び訪れることができた。1月の訪問時にも今回の訪...
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2011-09-23 00:14
(連載)プーチン首相の大統領復帰の可能性高まる(2)
飯島 一孝
ジャーナリスト
また、リベラル派のシェフツォーワ・カーネギー財団上席研究員も「プーチン・チームが誰になるかは関係なく、プーチンがもう一度大統領に戻って、連続2期12年(大統領の任期は現在4年だが、次から1期6年になる)務める可能性が高まっている」と見ている。今後の政治状況については、「現在の体制は、ソ連時代に比べ...
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2011-09-22 11:07
(連載)プーチン首相の大統領復帰の可能性高まる(1)
飯島 一孝
ジャーナリスト
雨の日が多く、木々の緑が色づき始めたロシアで、来春の大統領選をめぐる動きが活発になりつつある。そんなさなか、再選を目指すメドベージェフ大統領に厳しい世論調査結果が出た。有力紙『コメルサント』が9月14日、「メドベージェフ大統領の業績、回答者の47%が回答保留」という見出しで報道したもので、大統領の...
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2011-09-21 10:00
(連載)中国で中国の対アフリカ政策を考える(2)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
とはいえ、中国のアフリカ進出に対する欧米諸国の批判を、そのまま受け止めることにもまた、慎重であるべきと思います。ダルフール問題のように、中国がアフリカでの人権侵害に寛容であることは、確かです。しかし、政府による大規模な人権侵害はスーダンだけでなく、赤道ギニア、カメルーン、チャドなどでも日常化してい...
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2011-09-21 07:32
“福島いじめ”は、マスコミ起因の風評被害だ
杉浦 正章
政治評論家
こどもがやる「ばい菌付けた。えんがちょ」というばい菌ゲームが“いじめ”となって列島を覆っている。対象は「福島」である。愛知県日新市での福島花火の中止は、京都五山の送り火事件と同様に、原発事故災害にうちひしがれた福島県民の心を根拠もなしに深く傷つけた。経産相を辞任した鉢呂吉雄の言動も、言うならばえん...
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2011-09-20 09:51
(連載)中国で中国の対アフリカ政策を考える(1)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
先日、中国から帰国しました。約10日間で上海、浙江省、そして新疆ウイグル自治区を回ってきました。日本大学を中心とする共同研究プロジェクト「中国の対アフリカ政策」で浙江師範大学での会合に出席した後、やはり日本大学と新疆の石河子大学との中央アジア関係のシンポジウムに出席してきました。
しばらく...
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2011-09-18 10:59
(連載)アルカイダのイデオロギー面での衰退(2)
茂田 宏
元在イスラエル大使
この考え方は、イスラエルのパレスチナ攻撃、米によるアフガン戦争やイラク戦争、エジプト、チュニジア、サウジなどの政権と米との緊密な関係などの現実に照らして、アラブ人にそれなりの訴求力を持ってきた。このアルカイダのイデオロギーに「アラブの春」は打撃を与えたと思われる。
第1に、総じて平和的なデ...
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2011-09-17 09:24
(連載)アルカイダのイデオロギー面での衰退(1)
茂田 宏
元在イスラエル大使
9月11日、米国では9・11テロ事件10周年を記念する行事が行われた。この事件を起こしたオサマ・ビンラーデンを指導者とするアルカイダは、今なおパキスタン・アフガニスタン国境地帯に存在し、活動している。本年5月、オサマはパキスタン潜伏中、米軍特殊部隊により殺害されたが、アルカイダはザワヒリの指導のも...
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2011-09-15 07:51
「逃げ」に撤した野田の所信表明演説
杉浦 正章
政治評論家
どじょうを包むヌルヌル成分は、ムコプロテインと言って、細菌や寄生虫から魚体を守るバリアーの役割があるが、国会にどじょうはこれを塗りたくって出てきた。本会議代表質問では自民党総裁・谷垣禎一が何とか捕まえようとするが、首相・野田佳彦はバリアー効果でぬるりと抜けて、しまいには「泥もぐり作戦」ときたものだ...
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2011-09-13 10:00
(連載)米国の9.11記念報道番組を観て、思う(3)
島 M. ゆうこ
エッセイスト
対テロリズムに関連した上層部の機密情報組織は2002年以降拡大し続けており、プリーストによると「無駄な努力に莫大な浪費がなされているが、予算を削ると、もし何かあった場合、責任を問われる結果になるからである」という。怪しげなグループを目撃した場合、彼らが実際アルカイダであるかを知るためには、諜報分析...
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2011-09-12 10:23
(連載)米国の9.11記念報道番組を観て、思う(2)
島 M. ゆうこ
エッセイスト
ダナ・プリーストは『トップ・シークレット・アメリカ』の中で、9・11後、米国が築いた国家機密安全保障の詳細を批判的そして詳細に紹介し、如何に9.11が米国を変えてしましたかを検証している。このドキュメンタリーのテーマは、「対テロ戦争」の動機を「怒りと恐怖に導かれた決断」であるとし、内容の主要点は、...
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2011-09-12 07:22
小沢による「制御」下で、実態は八方破れの野田政権
杉浦 正章
政治評論家
「また始まったか」と思うのは、「非適材人事」の象徴である経産相・鉢呂吉雄ごときの辞任問題ではない。いつの間にやら、内閣と党の双方へ向けての小沢による「制御」の構図が固まったということだ。こっちの方が数倍問題だ。小沢一郎の「勘所」の押さえ方はすごいとしか言いようがない。副幹事長に「腹心」を配置して「...
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2011-09-11 09:50
(連載)米国の9.11記念報道番組を観て、思う(1)
島 M. ゆうこ
エッセイスト
今年の9.11は10周年記念にあたるため、9月11日前後の米国各メディアは特別記念企画番組を報道している。番組の内容は、各テレビ局により異なるが、総体的には9・11後の米国の変貌を検証したものが多いような印象を受ける。このような背景には、10年前の9・11が米国にとって歴史上最大の惨事であり、如何...
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2011-09-09 16:22
今次のリビアの紛争から自由諸国政府の学ぶべき教訓
河村 洋
NGOニュー・グローバル・アメリカ代表
リビアでの紛争は反カダフィ派が成功を収め、死傷者も少なくて済んだ。この紛争は、コソボ、イラク、アフガニスタンでの紛争と比較しても、小さな犠牲で、早く終わっている。しかし『フィナンシャル・タイムズ』紙のジェームズ・ブリッツ編集員は、8月30日付けの論説で、ヨーロッパとアメリカの政策形成者達が学ぶべき...
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2011-09-09 09:49
(連載)「メドベージェフはロシアのリー・クアンユーになるべき」か?(2)
飯島 一孝
ジャーナリスト
そのうえで、この論文は、(1)メドベージェフ大統領をできるだけ早く大統領候補として公表する。プーチン首相はメドベージェフ支持を公にし、対立候補を立てない、(2)メドベージェフが政権側の唯一人の候補と発表されたら、与党「統一ロシア」はメドベージェフを全面的に支持する、の2条件を順守するよう求めている...
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2011-09-08 10:41
(連載)「メドベージェフはロシアのリー・クアンユーになるべき」か?(1)
飯島 一孝
ジャーナリスト
メドベージェフ大統領をシンガポールの初代首相で「開発独裁」を体現したリー・クアンユーになぞらえて、「メドベージェフはロシアのリー・クアンユーになるべきだ」とする論文が、9月5日付けのロシア有力紙『ベードモスチ』に掲載され、話題になっている。
この論文の執筆者は、メドベージェフ系のシンクタン...
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2011-09-07 07:25
「ドジョウひと筋」の高支持率では低落する
杉浦 正章
政治評論家
「どじょう」の話しを聞いたトタンに、直感で「60~70%」の支持率と書いたが、当たった。政局予報士試験に合格だ。しかし、ドジョウ宰相が、演歌・お吉物語のように「鳩さんも落ちた。菅さんも落ちた。今度は私の番なんだ。お酒だよ。お酒おくれッ!」となるかというと、なるのだ。なぜなら内閣支持率には法則があっ...
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2011-09-06 09:38
(連載)カダフィ体制崩壊が中東・北アフリカにもたらすインパクト(2)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
バシール大統領に代表される、中東・北アフリカの「リビア・コネクション」は、今回のトリポリ陥落によって、総崩れの可能性が大きくあります。これは、一面において中東・北アフリカの安定に資すると考えられます。スーダンだけでなく、ソマリアのイスラーム組織「アル・ジャバーブ」を支援するエリトリアのイサイアス大...
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2011-09-05 15:25
(連載)カダフィ体制崩壊が中東・北アフリカにもたらすインパクト(1)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
8月23日、ついにリビアの首都トリポリが陥落しました。反政府組織のアンブレラ組織「国民評議会」側の部隊に追われ、最高指導者カダフィはアルジェリア方面へ逃亡中と伝えられています。彼の胸中に去来するものを測ることはできませんが、恐らく「大量破壊兵器を処分しなければよかった」ということではないでしょうか...
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