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2011-07-16 08:28
(連載)シェールガスの日加共同開発に期待する(2)
高峰 康修
岡崎研究所特別研究員
現在、福島第一原発事故のあおりを受けて、世界的に天然ガスの需要が高まるのではないかとの観測から、天然ガスの価格は上昇基調にある。日加共同の大規模なシェールガス共同開発がアナウンスされたことは、それに一定の歯止めをかけてくれる可能性がある。カナダは、シェールガスだけでなく、様々な鉱物資源に富んでいる...
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2011-07-15 09:54
(連載)シェールガスの日加共同開発に期待する(1)
高峰 康修
岡崎研究所特別研究員
エネルギー資源の安定供給は、エネルギー安全保障という言葉が端的に示す通り、国家の存立に直結する、国益中の国益とでもいうべきものである。輸入によるエネルギー資源が安定的に供給されるには、当該資源が豊富に存在し、かつ、政治的に安定した国に存在することが肝心である。この観点から、7月7日に判明した、日本...
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2011-07-14 07:29
またしても菅・孫タッグマッチの脱原発
杉浦 正章
政治評論家
何で唐突に記者会見かと首をかしげたが、理由が分かった。またしても首相・菅直人と「政商」孫正義のタッグマッチである。菅が記者会見で「脱原発」を言えば、孫は同じ7月13日に秋田で35道府県知事を集めて、自然エネルギー推進の「秋田宣言」である。明らかに相乗効果を狙ったのだろうが、この2人の名前が前面に出...
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2011-07-13 09:55
(連載)南スーダン独立の意味と課題(2)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
そして、第2に、南スーダンの独立が、アフリカ全体に及ぼすインパクトです。アフリカ諸国の国境線が19世紀の西欧列強による植民地支配の区画に沿うものであることは有名です。1993年にエリトリアが独立しましたが、この場合はエチオピア帝国時代の領土からの独立であったため、厳密には西欧植民地主義の遺産との決...
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2011-07-12 10:23
(連載)南スーダン独立の意味と課題(1)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
2011年7月9日、南スーダンが独立しました。北部の政府に対して、1955~72年の第一次内戦、1983~2005年の第二次内戦を経て、南スーダン住民がようやく手に入れた独立です。周知のように、スーダンはもともと北部にアラブ系ムスリムが、南部にアフリカ系キリスト教徒が多く、文化的、人種的な亀裂が大...
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2011-07-11 09:41
(連載)玄海原発の再稼働問題その他(2)
茂田 宏
元在イスラエル大使
この観点からは、7月4日、玄海原発の再稼働問題で、同町の岸本英雄町長が九州電力の真部利応社長に再稼働の了解を伝えたことは歓迎される動きである。佐賀県の古川知事も菅総理による説明を待って決断するとしている。菅総理には脱原発を争点に選挙をという考えもあると報じられているが、玄海原発再稼働を佐賀県知事に...
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2011-07-11 07:26
「真夏の夜の夢」となった「脱原発解散」
杉浦 正章
政治評論家
政局の分析・予想は生き馬の目を抜く。いかに早くその局面分析の妥当性を見破るかが勝負となる。筆者は、まともな報道では先頭を切って首相・菅直人による「脱原発解散」の可能性に警鐘を鳴らしたが、今度はダントツで「脱原発解散などまずあり得ない」と分析しておこう。「どうしてもやる」というなら、「ツルの恩返し」...
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2011-07-10 02:18
(連載)玄海原発の再稼働問題その他(1)
茂田 宏
元在イスラエル大使
3月11日東日本大地震後、この大震災、津波からの復興と事故を起こした福島第1原発の事故処理に日本はその持てる力を存分に発揮していく必要がある。被害は局限していかなければならず、拡大させてはならない。この中で福島第1原発の事故などに起因する電力不足は電力が企業の生産活動や生活に与える影響が大きいこと...
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2011-07-08 00:11
(連載)在沖米軍のグアム移転中止に合理性あり(2)
高峰 康修
岡崎研究所特別研究員
現行の移設計画は、司令部機能をグアムに移転し(一部残すという話もあるが)、戦闘部隊を沖縄に残すというものである。この案の長所は、司令部を戦闘地域から遠ざけ、攻撃されにくくするという点である。一方で、司令部と戦闘部隊を分散配置することで、作戦遂行が複雑化する可能性がある。前者のメリットを得るために、...
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2011-07-07 10:24
(連載)在沖米軍のグアム移転中止に合理性あり(1)
高峰 康修
岡崎研究所特別研究員
2009年に民主党・鳩山政権が発足し、鳩山首相(当時)が米海兵隊普天間飛行場の移設に関して「最低でも県外」と述べて、「名護市辺野古に移転する」という日米合意を反故にするようなことを言って以来、普天間移設問題は、民主党政権による日米の信頼関係破壊の象徴の一つであった。ただ、そろそろ、「普天間の呪縛」...
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2011-07-07 10:10
独りよがりな日本人の日本文化論
吉田重信
china watcher 研究所主幹
われわれ日本人は外国とつきあう過程で「日本とは何か」について長い間自問してきたようである。他者との接触において自己のアイデンティを問うこと自体は健全であると思う。しかし、その作業の中で、自己を過剰に美化したり、あるいは卑下したりするのは、不健康である。まして、他の民族を上に見たり、下に見たりするの...
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2011-07-06 07:25
政権もはや統治不能の崩壊過程に
杉浦 正章
政治評論家
新聞には「四面楚歌」とか「貧すれば鈍する」といった“かったるい”表現が並んでいるが、筆者はとっくに使ってしまった。今をいうなら「断末魔」が正しい。息を引き取る間際に、タコのような軟体動物がのたうち回っている姿が首相・菅直人だ。一時は「脱原発解散」構想で眼(まなこ)をぎらつがせていたが、「松本辞任」...
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2011-07-05 21:34
年末のロシア下院選:予想される与党「統一ロシア」の大勝
飯島 一孝
ジャーナリスト
来年春の大統領選の行方を左右する年末の下院選挙は5ヵ月後に迫ってきた。その時、有権者はどういう選択をするのか。このほどレバダ・センターが全国的な世論調査を行なったところ、与党「統一ロシア」が6割の議席を獲得、大勝するとの結果がでた。ロシアの有力紙『コメルサント』が6月30日、電子版に掲載した調査結...
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2011-07-05 09:46
(連載)オサマ・ビン・ラディンの文書ファイルが明らかにしたアルカイダの衰退(
島 M. ゆうこ
エッセイスト
イスラム教の統治領をイエメンに早期に設立したいとの野望を持っていた「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」のリーダーに送信したビン・ラディンのメールは、「時期が早い。支持が充分に得られていない」などとして「米国攻撃に専念するよう」再度にわたり説得していたことが判明している。2009年のクリスマスに...
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2011-07-04 05:00
(連載)オサマ・ビン・ラディンの文書ファイルが明らかにしたアルカイダの衰退(
島 M. ゆうこ
エッセイスト
昨日の『ワシントン・ポスト』紙によると、死直前のオサマ・ビン・ラディンは、アルカイダ組織の強化を図るため、アルカイダ本部とサテライト支局とのメッセージ交換に明け暮れており、運動は座礁していた様子が最近解読された書類で明らかにされた。米政府担当者によると、ビン・ラディンは、過去数年間のCIAによる無...
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2011-07-01 09:43
(連載)ゲーツ国防長官退任の意味するもの:財政規律か国防予算か(2)
河村 洋
NGOニュー・グローバル・アメリカ代表
NATO同盟諸国の軍事能力もアメリカの国防を考えるうえで重要である。ブリュッセルでのNATO国防相会議に参加したゲーツ長官は、ヨーロッパの同盟諸国に防衛での貢献を高めるように要求した。加盟国の中にはスペインやベルギーのように国防費がGDPの約1%という国もある。これは日本と同じ水準で、平和主義の憲...
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2011-07-01 07:27
小沢“勝ち馬戦略”で「野田支持」の気配
杉浦 正章
政治評論家
不信任案をめぐる「小沢の変」で敗北して以来、元代表・小沢一郎が「脱連立・入民主」の傾向を強めている。その言動からも、2代続いた暗愚首相によってたがが外れた民主党を立て直し、来年中にはあるとみられる解散・総選挙対策に専念し始めたように見える。その長期戦略の上に立って「ポスト菅」を誰にするかだが、「党...
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2011-06-30 17:23
(連載)ゲーツ国防長官退任の意味するもの:財政規律か国防予算か(1)
河村 洋
NGOニュー・グローバル・アメリカ代表
アメリカの国防政策は、財政規律によって、アフガニスタンからの撤退を迫られる中で、岐路に立っている。本日退任するロバート・ゲーツ国防長官は「アメリカは、世界の警察官の役割を担い続け、NATO同盟諸国も防衛面での貢献を拡大して、21世紀の新しい安全保障課題に対処すべきだ」と明言した。レオン・パネッタ次...
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2011-06-29 10:09
民主政治のはらむ衆愚政治のリスク
湯下 博之
元駐フィリピン大使
東日本大震災の復興構想会議による「復興への提言」が同会議から菅首相に提出された。大震災から既に3ヵ月半も経っているのに、今だに復興策の方向すら打ち出されていないのは看過できないことである。英知を集めて作成された今回の「提言」を基に、早急に財源の裏付けを含めた具体的政策を策定し、その実施に国を挙げて...
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2011-06-28 07:25
菅、「挑発人事」で対決ムードを高める
杉浦 正章
政治評論家
西郷隆盛は自宅の雨漏りを嘆く妻に「今、日本中が雨漏りしておっとに、わが家の修繕なぞしておられん」とたしなめたと言うが、やはり日本中が雨漏りしている中で、首相・菅直人はもっぱら「自宅の修繕」に余念がない。当選して以来名前を聞いたこともない“雑魚”を自民党から一本釣りするという禁じ手は、もともとない判...
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