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2014-12-16 10:53
(連載2)やはり「何のための選挙」だったのか
中村 仁
元全国紙記者
言葉でいえば簡単でしょう。実際はそうはいきません。議会で圧倒的多数をえても、それをバックに圧勝できる課題は少ないのです。沖縄の小選挙区(4議席)で自民は全敗しました。地元の強硬な反対の中で基地移転をどう進めるのかです。原発の再稼動はいくつかは進んでも、地元の反対が強い地域のほうが多いでしょう。国会...
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2014-12-15 12:14
(連載1)やはり「何のための選挙」だったのか
中村 仁
元全国紙記者
衆院選が14日、投開票され、自公が圧勝しました。不思議な選挙でしたね。何が変わったというのでしょうか。自公が325議席で、定数の3分の2以上を維持し、自民は290議席で公示前の293議席とほとんど変わらず、24日に発足する第三次安倍内閣では、全閣僚が再任されるそうです。選挙の争点はあったのか、なか...
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2014-12-14 12:52
(連載2)有権者はどんな判断を示すのか
尾形 宣夫
ジャーナリスト
何はともあれ景気回復だ、と選挙期間中言われ続けた。選挙戦最終日も首相は景気回復を約束した。景気から見放されたような地方にとって、景気回復はのどから手が出るほど欲しい。だから、アベノミクスの「この道しかない」が奇妙な説得力を持つ。
そんなわけで、選挙戦は与党ペースで進み最終日を迎えた。「景気...
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2014-12-14 12:49
(連載2)ノーベル賞授賞式で見た希望の星
中村 仁
元全国紙記者
パキスタンでは1冊の本さえ与えられない子供が無数にいるというのに、日本はどうでしょうか。本があっても「1月に1冊も本を読まない人は47%」(文化庁調査)にのぼります。書籍は年間、7万5千冊(1日あたり200冊以上)も出版され、その40%が書店から返品となり、断裁(廃棄)されます。マララさんの演説か...
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2014-12-13 22:44
(連載1)有権者はどんな判断を示すのか
尾形 宣夫
ジャーナリスト
衆院選の選挙戦が終わった。実感としては「終わってしまった」である。今度の衆院選は、何とも私たちをその気にさせてくれなかった。そのくせ、妙に結果が気になって仕方がない。白けた有権者はどんな判断を示してくれるのだろうか。様々な世論調査どおり政権与党が大勝するのか、あるいは有権者のバランス感覚が最後に働...
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2014-12-13 17:11
(連載1)ノーベル賞授賞式で見た希望の星
中村 仁
元全国紙記者
今年のノーベル賞授賞式から、何かいつもの年とは違う何かが伝わってくるような気がして、それは何だろうとしばらく考えていました。ふと心に浮かんできたのが、混沌とし、失望や怒りばかりを感じることが多い現代史の中に、「人類、人間にはまだまだ期待できる希望の星がある」ということでした。
17歳の少...
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2014-12-12 06:58
自民圧勝で改憲の「関ヶ原」は参院選に
杉浦 正章
政治評論家
3分の2という数字を目の辺りにして、首相・安倍晋三が構想するのは何だろうか。紛れもなく憲法改正手続きへのフリーパスだ。前回衆院選も小泉郵政解散の時も与党合計は3分の2を越えているが、今回は与党で3分の2の317議席を大幅に超える可能性がでており、場合によっては自民党単独で317議席に迫る勢いもある...
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2014-12-10 12:34
(連載2)麻生発言「子どもを産まないのが問題」の意味
中村 仁
元全国紙記者
単純にいうと、中絶がこれほど多くなければ、「自然減」をゼロにすることもできるし、出生数を何十%も引き上げることができます。人口減少、少子化を日本の運命のようにあきらめるのではなく、生まれてくるべき生命を生まれてくるようにする環境作りにこそ、国の政策として取り組むべきでしょう。日本は世界で有数の中絶...
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2014-12-09 13:53
(連載1)麻生発言「子どもを産まないのが問題」の意味
中村 仁
元全国紙記者
衆院選のさなか、麻生副総理がまた舌足らずの失言をしました。「高齢者が悪いというイメージを作っている人はいっぱいいるけれども、子どもを産まないのが問題だ」と、おっしゃいました。趣味の漫画のイメージで、重大な問題をかいつまんで、短絡的に話してしまったのでしょう。人口減少、少子高齢化が日本の最大の問題で...
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2014-12-09 06:52
総選挙結果で「新55年体制」も視野に
杉浦 正章
政治評論家
生活の党代表・小沢一郎本人が危うい選挙情勢だ。自民党は官房長官・菅義偉に続いて首相・安倍晋三も岩手4区に入り、攻勢をかける。必死の防戦の中で小沢の唱える「選挙後は新55年体制に陥る」という見方が説得力を持って語られ始めている。55年体制とは保守合同から38年間続いた自民党と社会党対決の構図だが、総...
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2014-12-07 20:00
(連載3)有権者の本音が見えない
尾形 宣夫
ジャーナリスト
各紙が伝えるように、世論調査結果は各党にとって意外であり驚きだった。圧勝を予測された自民党は、かなりの議席減を覚悟していただけに世論調査結果は意外だったし、うれしさをかみ殺しながら態勢の緩みの引き締めにかかっている。一方の劣勢野党は驚き、それこそ態勢の立て直しを迫られたというから、政党の資質を問い...
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2014-12-06 12:11
(連載2)有権者の本音が見えない
尾形 宣夫
ジャーナリスト
中身のなさを象徴的に示したのが、公示日にともに原発事故被災地の福島入りした自民、民主両党首の演説だ。長期政権の足場を固めようとする首相はアベノミクスで景気回復の道を切り開こうとばかりに景気一色。さらに「福島の復興なくして日本の再生はない」とアピールしたが、言葉に目新しさがない。汚染水対策にめどは立...
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2014-12-06 12:08
(連載2)円安激進、アベノミクスの副作用
中村 仁
元全国紙記者
日銀に対して「2%原理主義」との批判がなされるようになりました。「デフレ脱却の証としての2%」を何がなんでも達成することに意義はあるのか、という批判です。実際の物価上昇率は1%程度に低下してしまい、日銀は焦り、「追加緩和も」とささやいています。そこに120円という円安です。みかけだけ「2%」に近づ...
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2014-12-05 17:54
(連載1)有権者の本音が見えない
尾形 宣夫
ジャーナリスト
世の中は「総選挙モード」と言いたいところだが、どうも「モード」などと言えるような街の雰囲気ではない。候補者たちは必死の形相で道行く人たちに訴えるが、反応が小さい。有権者たちが冷めているのか、あるいは演説する候補者に関心がないのか分からないが、いずれにしても2年前の前回の総選挙のような聴衆の盛り上が...
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2014-12-05 16:02
(連載1)円安激進、アベノミクスの副作用
中村 仁
元全国紙記者
急激に円安が進み、黒田日銀総裁が胸を張る異次元緩和の副作用が心配になってきました。異次元緩和はアベノミクス(安倍政権の経済政策)の主役ですから、この先どうなるか、どうするかで、安倍首相も気が気でないでしょう。総選挙で圧勝できても、景気回復も圧勝とはいきません。円相場がついに1ドル120円まで下落し...
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2014-12-04 18:17
(連載2)安倍首相が語らない真意
中村 仁
元全国紙記者
多くの学者も唐突な解散といいます。「政策的に行き詰まっていない、任期の半分にも満たない時点での解散は唐突である。与党が勢力を伸ばすことも考えにくい」と、待鳥聡史京大教授は指摘した上で、「なぜ」と考えます。「決められない政治から脱皮を有権者は歓迎している。その継続を望むかどうかを総選挙で問おうとして...
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2014-12-04 18:11
(連載3)ドラキュラZEROからアメリカの深淵をのぞく
六辻 彰二
横浜市立大学講師
さすがに現代では、かつてのように露骨に「他者」だけを「悪」と描くことは減りました。今回のドラキュラZEROでも、一応ドラキュラを「悪」と位置付けています。しかし、それ以上の「悪」としてオスマン帝国を描くのであれば、トーンの違いはあっても、従前のスタイルと基本パターンに違いはありません。
...
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2014-12-03 14:28
(連載1)安倍首相が語らない真意
中村 仁
元全国紙記者
衆院選は14日の投開票に向け、街は候補者の舌戦でにわかに騒がしくなりました。安倍首相は「この道しかない。アベノミクスへの信を問う」と、大声を上げるものの、相変わらず解散・総選挙に踏み込んだ真意を隠したままです。アベノミクスを最大の争点にするものですから、野党も対抗上、アベノミクス批判の声を上げない...
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2014-12-03 14:06
(連載2)ドラキュラZEROからアメリカの深淵をのぞく
六辻 彰二
横浜市立大学講師
その一方で、自国が犯した過ちを認めるのが難しいことは、いずれの国であれ同じです。そのなかで、客観的に振り返るよりむしろ、自らを慰撫する意見、すなわち「そもそも相手が悪い奴らだったのだ」とか「目の前の脅威に対抗するためには、やむを得なかった」といった主張がでやすいことも、これまたいずれの国であれ同じ...
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2014-12-03 07:00
自民党のテレビ偏向への要望は当然だ
杉浦 正章
政治評論家
選挙の戦いとは別に、選挙報道の中立性を巡って安倍政権とテレビ局との間ですさまじい裏バトル・暗闘が展開されている。一部民放やNHKの番組の「偏(かたよ)り」については、かねてから筆者も指摘してきたところであるが、自民党が堪忍袋の緒が切れたとばかりに四項目にわたる「お願い」の文書を民放キー局5社とNH...
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