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2015-02-12 11:07
(連載2)戦後アメリカ経済学とユダヤ人達
池尾 愛子
早稲田大学教授
サミュエルソンをまず世界的に有名にしたのは教科書『経済学』(1948年)であり、これは経済学入門書に対する大きな需要に応じて供給されたものであった。振り返れば、同書出版後も、年長の北米人たちにとっては、セリグマン(1861-1939)の『経済原論』の方が好まれていた。
しかし今回の論文集で...
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2015-02-11 19:07
(連載1)戦後アメリカ経済学とユダヤ人達
池尾 愛子
早稲田大学教授
ノーベル経済学賞受賞者にユダヤ人が多いという事実に気づいている人も多いだろう。このほど、この事実の背景分析を含めて、アメリカ経済学の変化を学術的にかつ歴史的に研究した書物『MITとアメリカ経済学の変貌』が、米経済学史家ロイ・ワイントラウブの編集により出版された。1930年代半ば以降、ナチスの台頭を...
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2015-02-09 10:51
「親日国」、「手が汚れていない」とは
緒方林太郎
衆議院議員
よく日本では「●●は親日国」、「●●地域で日本は手が汚れてない」と言って、それらの国や地域に期待感を持つことがあります。別にそれ自体は悪いことではありませんが、一般論として、それは裏を返せば、「日本が知られていない」、「日本が深く関与してこなかった」ことに過ぎないことが多いです。あまり関与がないか...
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2015-02-05 07:06
内調を軸に強力な情報機関を作れ
杉浦 正章
政治評論家
「日本人殺害効果」に味を占めて、今後の殺害も予告したという事は、イスラム国(ISIL)の日本に対する宣戦布告に他ならない。国会での共産党や民主党による陳腐な「首相の言葉尻の揚げ足取り作戦」に首相・安倍晋三はかかわずらっている時ではない。言葉尻などISILですら問題視していないし、国際的にも全く問題...
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2015-02-04 10:51
(連載2)涙だけでは終わらない人質事件
中村 仁
元全国紙記者
米ブッシュ政権のイラク攻撃でフセイン政権が倒れて国家が崩壊、内戦が始まり、イスラム国の前身の過激派が組織されました。シリアでは反政府政権をイスラム国が攻撃し、中央政府がイスラム国から石油を買うなど、中東の勢力図は複雑に入り乱れています。エジプトでもリビアでも、近代国家的な統治はなく、混乱に乗じて、...
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2015-02-03 11:24
(連載1)涙だけでは終わらない人質事件
中村 仁
元全国紙記者
過激派「イスラム国」による日本人人質事件は、不幸な結末を迎えてしまいました。今回のできごとは親族が流した悲しみの涙だけでは終わりそうにありません。日本にとって重要な問題は、動揺する中東情勢はこの先どうなるのか、それは日本にどのような影響をもたらすかでしょう。「テロを憎み、テロに屈しない」、「イスラ...
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2015-01-30 18:47
「中道」の難しさ
緒方林太郎
衆議院議員
「(政治的な)中道」というのは、とても美しく聞こえる言葉ですが、ともすれば「足して2で割る」的な考え方と混同される時があります。相当に足場をしっかりとしていないと流されてしまうのが「中道」です。これは大学時代の「ヨーロッパ政治史」で馬場康雄教授が話していたのを今でも覚えているのですが、19世紀末か...
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2015-01-29 07:07
安倍は、国内へのテロ攻撃に万全を期せ
杉浦 正章
政治評論家
道理の通じないテロリスト相手の人質救出は最後まで予断を許さないが、今回の人質事件でイスラム国(ISIS)が突き付けた課題は、集団的自衛権をめぐる安保法制への影響と同時に、日本がテロとの戦いに物心両面で巻き込まれた事を意味する。イスラム国もアルカイダも日本の経済支援を「十字軍への参加」と受け取り、は...
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2015-01-27 06:51
冒頭から激動安保国会の様相
杉浦 正章
政治評論家
岡田克也がぎょろ目から火を噴きそうに怒っている。代表になってから左傾化が著しい岡田にとって、「安倍談話」を巡る安倍のポジション表明はもってこいの攻撃対象となるのだ。ここで怒らなければ怒るときがないとばかりに怒って見せている。今国会は後半が「安保法制国会」と位置づけられてきたが、どうやらイスラム国の...
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2015-01-23 11:27
(連載2)「積極的平和主義」の落とし穴か
尾形 宣夫
ジャーナリスト
日本は中東問題では中立的立場を取っている。だから、「まさかイスラム過激派集団の攻撃目標となるとは」が偽らざる大方の反応だ。公安関係者の間では「あり得る事態」とされていたらしいが、政治的に予測することはなかった。世界的な石油危機を起こした第4次中東戦争で「石油が断たれた」経験を踏まえて、日本は地道に...
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2015-01-22 20:48
(連載1)「積極的平和主義」の落とし穴か
尾形 宣夫
ジャーナリスト
イスラム過激派組織「イスラム国」による邦人2人の人質身代金要求事件は、予告から72時間というごく限られた時間で向き合わなければならい、極めて困難な問題になってしまった。安倍晋三首相は予定を繰り上げて急きょ帰国、「人命第一」を最優先に、関係各国との連携を密にして総力を挙げて取り組むよう関係閣僚に指示...
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2015-01-21 06:28
2億ドルは、テロリストを勢いづけるだけだ
杉浦 正章
政治評論家
何でこの時期に中東歴訪かと悪い予感がしていたが、胸騒ぎが的中した。首相・安倍晋三に真っ向からテロリストが立ちはだかった。狂気の処刑人によると「日本の首相は欧米による十字軍の戦いに参戦した」というのだ。難民救済のための人道援助2億ドルと同額(240億円)を、2人の日本人人質のために支払えと要求してい...
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2015-01-19 13:01
(連載3)370万人のデモ大行進の現代史に置ける位置
中村 仁
元全国紙記者
テロを封じ込めるという目先の対策だけで、本質的問題が解決するのでしょうか。首脳としては社会的な格差の拡大がテロの温床なっていることを認めたくないです。そこから目をそらさすために、空前の規模のデモに便乗して、かれらはその先頭に立ち、自分たちは必死に動いているのだというポーズを見せる必要があったように...
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2015-01-18 00:13
(連載2)370万人のデモ大行進の現代史に置ける位置
中村 仁
元全国紙記者
中東に詳しい酒井啓子千葉大教授は「問題なのは、イスラムの預言者や信仰を低劣な絵でけなすということだけではない。それを毎年、キャンペーンのように続けている。イスラム教徒は自分たち全体が侮辱、差別されていると思う」と指摘しています。「表現の自由を認める」ことと、「シャルリー(テロの対象になった新聞社)...
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2015-01-17 16:43
(連載1)370万人のデモ大行進の現代史に置ける位置
中村 仁
元全国紙記者
イスラム過激派による銃撃テロ事件の衝撃、波紋が広がりをみせています。追悼デモがなんと怒涛のような規模の行進に発展し、「パリ解放」(1944年)をしのぐ歴史的規模になったそうです。フランスの国会議場で議員全員が一斉に国歌の斉唱を始め、第一次世界大戦以来という現象がおきました。問題の週刊紙が通常の10...
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2015-01-16 10:53
(連載2)異次元緩和が支える予算の実像
中村 仁
元全国紙記者
国債(10年物)の金利は最近、0.3%で、過去最低の水準です。異次元の金融緩和でゼロ金利の状態に近く、財務省は国債費の負担が少なくて助かっています。それでも過去に発行した国債の金利はそれなりに高く、その結果、約10兆円の利払い費になっているのです。超低金利で国債が新規に発行されるたびに、低い利子に...
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2015-01-15 17:45
(連載1)異次元緩和が支える予算の実像
中村 仁
元全国紙記者
2015年度の予算案が決まり、安倍政権は「経済再生と財政再建の両立を目指した」と、いっています。引き続き巨額の国債を発行し、その大半を日銀が実質的に引き受けるという綱渡りの予算編成が続いています。少し前進がみられたとされる財政再建の中身をみますと、本当にそうなのかなと思うところがあります。予算の実...
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2015-01-15 06:30
日本のベストミックスは「原発25%」が適切
杉浦 正章
政治評論家
首相・安倍晋三が逡巡しているからなのかと疑いたくなるくらい原発再稼働が遅れている。しかし、いくら遅れても統一地方選後には川内原発が再稼働へと動くだろう。これを奇貨として日本の原発ゼロのエネルギー暗黒時代は終焉する。先進国で唯一化石燃料を垂れ流しにして地球温暖化に「貢献」してきた日本のエネルギー政策...
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2015-01-14 11:43
(連載2)選挙期間中の討論会
緒方林太郎
衆議院議員
やろうとすると、中立性を確保することへの配慮等、色々と解決すべき問題がありますけど、それはルールの決め方で解決していく事が出来るでしょう。この手の討論会、ちょっとした事で評価が動きます。
私がいつも思い出すのは、フランスでの1988年大統領選挙のことです。時は保革共存政権、左派現職のミッテ...
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2015-01-13 13:18
(連載1)選挙期間中の討論会
緒方林太郎
衆議院議員
今回の選挙期間中も個々の選挙区での討論会を解禁すべきだと痛感しました。現在の公職選挙法では、それがとても窮屈なかたちでしかやれません。正確に言うと、個々の立会演説会の集合体としてしか催せないのです(そもそも、前回、今回は時間的制約からそれすらありませんでした)。なので、フェース・トゥー・フェースで...
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