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2015-01-11 00:26
(連載2)テロ 「言論の自由」を言う前に武器輸出規制を
中村 仁
元全国紙記者
不思議なのは、申し合わせたように、美しい「言論の自由」を引き合いにだしたことです。触れられたくない本質的な問題が隠れているからに違いありません。今回のテロリストが使った重火器、さらにイスラム国、イスラム過激派が持つ膨大な兵器、武器はどこから調達したのでしょうか。かれらには製造、生産技術はありません...
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2015-01-10 14:38
(連載1)テロ 「言論の自由」を言う前に武器輸出規制を
中村 仁
元全国紙記者
パリの政治週刊紙の本社で12人が銃撃、殺害されたテロ事件に、欧米を中心とする現代社会が震え上がり、異常な反応を見せています。イスラム教に対する風刺が事件の背景にあるとされています。「言論の自由をテロでは奪えない」という怒涛のような叫びも聞こえてきます。わたしは、そうした現象面のことより、日本もその...
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2015-01-08 06:43
戦後70年問題は「遠交近攻」の先手を打て
杉浦 正章
政治評論家
中国戦国時代の諸子百家の一つ「縦横家」(じゅうおうか)が諸侯に述べた外交戦略に「遠交近攻」があるが、今年の極東情勢は日中双方がこの策略を軸に対峙(たいじ)するだろう。中国国家主席・習近平は自らの権力基盤総仕上げの年と位置づけ、戦後70年問題を軸に「遠交」を展開、対日政治圧力を加えて、日本を外交上ね...
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2015-01-04 00:30
(連載2)安倍政権は沖縄に〝度量〟を示せ
尾形 宣夫
ジャーナリスト
菅官房長官の冷ややかな態度を見ていると、1年前の安倍首相と当時の仲井真弘多知事の「肝胆相照らす」和やかな会談がいやでも思い出される。仲井真氏は首相から驚くような経済振興予算を約束されて「これでいいお正月が迎えられ」と言い残して帰任、辺野古沿岸域の埋め立てを容認した。菅氏の冷ややかな言葉は、政権が1...
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2015-01-03 13:25
(連載1)安倍政権は沖縄に〝度量〟を示せ
尾形 宣夫
ジャーナリスト
昨年暮れ、知事就任のあいさつで上京した沖縄県の翁長雄志知事が、首相官邸の玄関をくぐることもできずに帰任した。翁長氏は安倍政権の辺野古移設に反対して11月の知事選で圧勝した前那覇市長、根っからの「保守」である。直面する普天間飛行場の辺野古移設問題の一方の当事者でありながら、関係閣僚とは会えず、唯一話...
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2015-01-02 17:23
アベノミクスは喜劇か悲劇か
中村 仁
元全国紙記者
総選挙の圧勝で、安倍政権はあと4年の任期を続けるチャンスを手にしました。わたしは、冗談としていえば、10年以上の超長期政権を目指してもらいたいと思います。デフレ脱却のための異次元金融緩和の成果を見届け、怒涛のようにつぎ込んだ前代未聞の規模の日銀資金を回収し、大冒険を総括する「後書き」を書くには、ま...
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2015-01-01 11:13
(連載2)ハードパワー外交もソフトパワー外交も稚拙なオバマ政権
河村 洋
外交評論家
アラブ側からも批判の声は挙がっている。アラブ系イギリス人のジャーナリスト、シャリフ・ナシャシビ氏はアメリカがグラスルーツでの自由への希求を犠牲にしてアラブの専制体制と復縁したことに深い失望の意を表明している。オバマ大統領はブッシュ政権が始めた中東での軍事的プレゼンスを削減した。それならばアメリカは...
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2015-01-01 08:31
新年明けましておめでとうございます
伊藤 憲一
グローバル・フォーラム 代表世話人
新年明けましておめでとうございます。
e-論壇「議論百出」の全国および全世界の愛読者の皆様に新年のご挨拶を申し上げます。早いもので、このe-論壇も、2006年4月12日のスタートから数えて、9度目の正月を迎えることになりました。この間に愛読者、そして投稿者の皆様のネットワークは着実な広がり...
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2014-12-31 12:26
(連載1)ハードパワー外交もソフトパワー外交も稚拙なオバマ政権
河村 洋
外交評論家
オバマ政権はアメリカのハードパワーを外交政策に活用することを非常に忌避しているので、リベラル派や海外の指導者達さえも大統領自身の指導力不足と超大国の自殺行為を批判している。その一方でバラク・オバマ大統領はアメリカのソフトパワーを利用して自国の国益と国際公益の増進を図ることには熱心でない。世界がロシ...
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2014-12-26 15:36
安倍政権を信任する「民意のねじれ」とはなにか?
中村 仁
元全国紙記者
新聞の世論調査をみますと、安倍政権の主要な政策のほとんどに国民は反対しながら、安倍首相には反対していないのです。「民意のねじれ」というのでしょうか。選挙で圧勝した自民党政権は不思議な政権です。そこにもろさがあり、野党に弱い横腹をみせているのです。総選挙後の主要政策である原発再稼動、集団的自衛権の行...
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2014-12-25 13:43
(連載2)急落する新聞の信頼度
中村 仁
元全国紙記者
新聞の自壊作用としては、最近、朝日新聞の慰安婦、原発報道で、大規模な捏造・誤報事件が発覚し、新聞離れを加速したと思います。他の新聞はどうでしょうか。政治権力の中枢に寄り添う傾向を強め、権力に対する健全な批判精神の衰えを感じさせている全国紙もあります。素朴な反戦、反原発路線を走り、読者からあきられて...
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2014-12-24 14:34
(連載1)急落する新聞の信頼度
中村 仁
元全国紙記者
日米同時世論調査によると、日本で新聞に対する信頼度が急落しているとの記事を読みました。新聞界で長年、働いてきたわたしにとって、残念なことです。インターネットの影響ばかりでなく、新聞自らが招き寄せている点、つまり自己責任によるところも大いにあると、思っています。読売新聞と米ギャラップ社による調査(電...
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2014-12-22 11:10
(連載3)STAP細胞、シェーン事件とあまりに酷似
中村 仁
元全国紙記者
わたしもさっそく本屋で、数々の受賞歴があるこの本を買いました。確かに、ベル研を理科学研、シェーン(30歳前後、ドイツ人)を小保方、超伝導をSTAP細胞と置き換えると、全くといっていいほどストーリーは同じになります。パトログ博士(超伝導研究の大家)に相当する人物も今回、おりました。論文発表の舞台にな...
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2014-12-21 00:45
(連載2)STAP細胞、シェーン事件とあまりに酷似
中村 仁
元全国紙記者
ノーベル賞受賞者の野依理事長は、退職する女性研究員について「前向きに新しい人生を歩まれることを期待する」というコメントを出しました。そんなことより、不正を生みやすい科学界の体質に警鐘をならしてほしかったのです。
科学研究に関心を持つ人から、あるメールを受け取りました。たまたま、「論文捏造」...
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2014-12-20 15:24
(連載1)STAP細胞、シェーン事件とあまりに酷似
中村 仁
元全国紙記者
理化学研究所がSTAP細胞の検証実験の打ち切りを発表しました。「まったく新しい万能細胞の作製。ノーベル賞級の世界的な大発見」は、研究上の不正どころか、研究の名に値する研究でさえなかったという批判がでるほどです。ノーベル物理学賞の日本人3人の受賞で科学の素晴らしさを知った一方で、科学界のどうにもなら...
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2014-12-18 10:53
(連載2)「格差社会」が再編野党の対抗軸になる
中村 仁
元全国紙記者
安倍政権が円安問題を重大視していないのは、中小企業、消費者よりも大企業を中心とする輸出企業を優先せざるを得ないということなのでしょう。「2%インフレ」の目標は、実質的には「2%のインフレ税」にあたり、1,000兆円もの国家債務を毎年20兆円相当も削減する効果があります。増税は簡単に国会を通りません...
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2014-12-17 19:04
(連載1)「格差社会」が再編野党の対抗軸になる
中村 仁
元全国紙記者
安倍政権の圧勝に終わった選挙後の世論調査をみると、「自民党の獲得議席は少ないほうがよかった」(55%)、「圧勝は、他の党よりましだと思われたため」(65%)、「民主党はもっと多いほうがよかった」(45%)、「自民党に対抗できる野党が必要だ」(82%)などで、どの調査も似たような傾向を示しています。...
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2014-12-17 10:31
(連載2)衆院選は自公の「大勝」「圧勝」なのか
尾形 宣夫
ジャーナリスト
自民党が単独で国会運営を主導できる「絶対安定多数」(266)を上回ったから「大勝」なのか、あるいは定数削減の下で自公で衆院定数の3分の2超だから「圧勝」なのか。総選挙の勝敗ラインについて安倍首相は11月18日の解散会見で「与党で過半数」と明言したが自民党内が収まらず、とうとう自公幹事長会談で「27...
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2014-12-17 06:59
民主代表選は岡田と細野の争いが軸
杉浦 正章
政治評論家
テレビで民主党政調副会長の岸本周平と後藤裕一の話を聞いたが、総選挙はすさまじい戦いだったらしい。岸本が「拒否されるならまだ関心があるからいい。有権者は民主党に無関心だった」と述べれば、後藤も「握手をしても相手はそっぽを向いていた」のだそうだ。二人とも駄目かと思っていたが、投票ぎりぎりになって「自民...
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2014-12-16 14:28
(連載1)衆院選は自公の「大勝」「圧勝」なのか
尾形 宣夫
ジャーナリスト
衆院選に決着がついた。政権与党の自民、公明は定数の3分の2を超える326議席を占め、自民単独でも291議席を確保した。議員定数削減で前回より5議席減の中での投票結果である。安倍政権は過半数を占める参院とあわせ、極めて強い権力基盤を再び手にしたことになる。もはや、法案審議で野党がどんなに抵抗しようが...
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