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2015-09-09 12:52
選民思想としての護憲派
山口 利朗
会社員
「選民思想」という言葉があります。ある特定の集団や民族が、自分たちのことを、ある超越的な存在によって選ばれた特別な存在であると信じ、行動する立場を意味します。この立場に身を置くと、「自分たち」以外の存在は「選ばれなかった存在」となるわけですから、憐みや蔑みの対象にしかならず、対等な対話の相手とはな...
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2015-09-04 06:27
習は威嚇の前に自分の頭のハエを追え
杉浦 正章
政治評論家
バブルの崩壊途上で経済が「火の車」だというのに、「偉い偉い。強い強い」と褒めてあげたいような軍事パレードだった。パレードは経済的に追い詰められた中国国家主席・習近平が自らの存在感を誇示し、共産党政権の正統性を強調。口で「覇権は唱えない」と言いながら、ボディランゲージで臆面もなく覇権を唱えるものであ...
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2015-09-03 12:55
国連の中立性を侵害する藩事務総長
倉西 雅子
政治学者
本日、中国で開催が予定されている抗日戦勝70周年の記念行事に、国連の藩事務総長も出席するとの報道がありました。連合国の首脳さえ出席を控えている中だけに、驚きと共に懸念も広がっております。
第二次世界大戦における連合国の戦後構想に基づくとはいうものの、国連は、今では旧枢軸国も参加する普遍的な...
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2015-09-02 10:33
(連載3)安保法制の論点:国際平和共同対処事態
緒方林太郎
衆議院議員(民主党)
あと、(2)はちょっと対象が漠然としすぎていますね。「当該事態に関連して国際連合加盟国の取組を求める」とは何を意味しているのかがよく分かりません。前文で「a threat to international peace and security」と書いてあれば、何でも引っ掛けることが出来そうです。も...
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2015-09-01 10:42
(連載2)安保法制の論点:国際平和共同対処事態
緒方林太郎
衆議院議員(民主党)
ここまで前提を述べた上で、法律に基づいて、どんな決議が入るのかということを見ていきたいと思います。基本的に赤嶺政賢議員の質疑で明らかになったものです。まず、次のいずれかの国際連合の総会又は安全保障理事会の決議が存在することが必要です。(1)国際社会の平和及び安全を脅かす事態に対処するための活動を行...
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2015-09-01 06:04
潘基文「反日」の狙いは次期韓国大統領選だ
杉浦 正章
政治評論家
特派員として取材した経験から国連を長年ウオッチしてきたが、当たり障りのない小国から選出される国連事務総長は、50年代に事務総長を務めたハマーショルドを除いて、おおむね無能なお飾りであった。ハマーショルドはスエズ戦争などで決定的な役割を果たし、しばしば危険な使命を担うことで、国連の役割を高めようとし...
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2015-08-31 12:39
(連載1)安保法制の論点:国際平和共同対処事態
緒方林太郎
衆議院議員(民主党)
国際平和共同対処事態、これは重要影響事態が「我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態」であるのとの対比でして、「国際社会の平和及び安全に重要な影響を与える事態」です。その時に米軍等の後方支援が出来るようになるようにするものです。いわゆる恒久法と言われるものです。
この法律は、我が国の防...
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2015-08-29 18:46
カレルギーと欧州統合
池尾 愛子
早稲田大学教授
最近、リヒャルト・クーデンホーフ-カレルギー(1894‐1972)に関わる新聞記事を目にした。私も彼について調べた事があるので少し書き留めておきたい。彼の父が駐日オーストリア-ハンガリー公国代理公使で、そしておそらく母が日本人であることから日本ではしばしば言及され、彼に言及する人が政治家・政治学者...
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2015-08-28 09:41
(連載2)知的怠慢を招く憲法第9条戦争抑止説
倉西 雅子
政治学者
しかも、今日、中国の領土的野心が顕わな状況にあって、憲法第9条が今後とも平和を維持する保障はどこにもありません。否、憲法とは国内法ですので、国際法さえも遵守しない中国が、日本国の国内法によって拘束されるはずもないのです。
仮に、中国が日本国に対して侵略戦争を仕掛けた場合、憲法第9条を擁護す...
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2015-08-27 23:01
発明と国際貿易の重要性
池尾 愛子
早稲田大学教授
昨2014年秋、中国で天野為之(1861―1938)について研究発表する機会が2回あった。その時は理由があって福澤諭吉(1835-1901)には触れなかったのであるが、日本で天野を語る時には福澤に触れない方が不自然である。福澤は実際、とりわけ開国後の啓蒙活動や(高等)教育の向上における貢献をみると...
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2015-08-27 15:23
(連載1)知的怠慢を招く憲法第9条戦争抑止説
倉西 雅子
政治学者
日本国憲法第9条の改正に反対する人々は、その根拠として、戦後70年間にわたって維持された日本国の平和を挙げています。言い換えますと、”日本国が戦争をしていない”という事実を以って、憲法第9条の戦争抑止効果を主張しているのです。しかしながら、この平和に関する分析、正しいのでしょうか。
仮に、...
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2015-08-26 10:33
戦略的転換迫られる安倍の対露外交
杉浦 正章
政治評論家
「男なら腹切れ」と言うなら、さしずめロシアに対しては「男なら首吊れ」だろう。ドストエフスキーの小説の時代からロシアの自殺は首吊りと相場が決まっている。冗談はともかくとして対露外交が面白い。まだ誰も指摘していないが大局を俯瞰すれば、首相・安倍晋三の最大の武器は来年の伊勢志摩サミットの議長国として、プ...
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2015-08-24 12:49
中国と韓国にかかると意味が逆になるワイツゼッカー演説
倉西 雅子
政治学者
ドイツの戦後を語る時、しばしば引用されるのが、ワイツゼッカー大統領による「荒れ野の40年」と称される演説です。この演説において特に注目されたのが、「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目になる」とする件です。
”悪しき過去の行為を直視しない者は、現在の悪しき行為をも見逃す者となろう”と云う意味で...
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2015-08-21 10:40
(連載3)安保法制の論点:改正PKO法について
緒方林太郎
衆議院議員
しかも、現代においては、爆破装置が精巧化しています。アフガニスタンにせよ、イラクにせよ、米兵が一番亡くなっているのは、この手の治安維持活動でIED(Improvised Explosive Devices)といわれる即席の爆破装置です。近年、携帯電話等と連結するかたちで簡単に遠くから適時に爆破をす...
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2015-08-21 10:37
(連載4)戦後70年の総理談話に想う
三浦 瑠麗
国際政治学者
総理談話の発表を受け、新聞各紙をはじめとするメディアが論評を行っています。謝罪やお詫びなどのキーワードが、「間接的」であるというのが反対キャンペーンの中心のようです。「間接的」という評価は事実だろうと思います。談話を読まない方、あらかじめ心を閉ざしている方には、そうした批判は一定の効果をあげること...
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2015-08-20 10:56
(連載2)安保法制の論点:改正PKO法について
緒方林太郎
衆議院議員
私の個人的経験でDDRの対象となっている元兵士に2度お会いしたことがあります。西アフリカのマリ共和国でのトゥアレグ族と、中央アジア・タジキスタン共和国でのムジャヒディーンです。率直な感想を言えば、つい最近まで戦争をしていた方々ですから、その目付きが怖いのです。あんな目付きをした人にあった事はそれ以...
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2015-08-20 10:40
(連載3)戦後70年の総理談話に想う
三浦 瑠麗
国際政治学者
今般の総理談話は、歴代のものと比較しても長文であり、多様な要素を含んでいます。今後、談話のいろんな箇所に着目しながら論評が繰り返されることでしょう。個々の文章は、意図を持って練り込まれたものでしょうから、それは意義深い作業だろうと思います。以下では、私が重要と思う箇所を3点程指摘したいと思います。...
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2015-08-19 15:53
(連載1)安保法制の論点:改正PKO法について
緒方林太郎
衆議院議員
改正PKOについては、自衛官個人のリスクという観点からは、現実的に最も危ないものが含まれていると思っています。国会で全く質問出来なかったのが、最も心残りなテーマです。反省しています。
まず、現在のPKOは①国連(総会又は安保理)の決議による国連平和維持活動、②国連(総会、安保理、経社理)の...
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2015-08-19 13:09
(連載2)戦後70年の総理談話に想う
三浦 瑠麗
国際政治学者
私は、今般発表された総理談話は、率直にとても良い談話であったと思います。それは、保守的な政権における安倍晋三という政治家の一つの集大成でもあるでしょう。歴代の総理談話に数倍する長さの談話は、ある意味、安倍政権が一番やりたかったことだったのではないでしょうか。総理の会見からは、かつての小泉政権におけ...
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2015-08-18 23:54
(連載1)戦後70年の総理談話に想う
三浦 瑠麗
国際政治学者
第二次世界大戦の終結と日本の敗戦から2015年8月15日で70年を迎えました。歴史書に記述され、祖母から伝え聞いたことからすると、70年前の8月15日も、とても暑い日だったそうです。今年の8月15日も、昼前から庭の蝉が力の限りを振り絞って鳴いていました。
終戦の日は、歴史の日であり、記憶...
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