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2024-01-19 15:36
海図なき世界:日本外交はいかに備えるか
鈴木 美勝
日本国際フォーラム上席研究員
世界的な選挙イヤーの2024年、最大の注目点は11月5日の米大統領選挙だ。前回同様、民主党バイデン(大統領)対共和党トランプ(前大統領)の再戦になる公算が大きく、トランプが超大国の最高権力を再び握れば、アメリカ内外に激震が走る。海図なき世界の到来─日本外交はどう対応すべきか。第1期政権でトランプの...
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2024-01-18 11:46
公開の安全と商業の自由とテロリスト攻撃
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
イエメンといっても、日本人のほとんどはその場所がよくわかっていない。また自分の生活に関係があるというような感覚を持っている人も少ないのではないか。そして、イエメンで起きていることが、実は日本の生活に大きな影響を及ぼしているということもあまりわかっていない。「物価が高騰している」などということを言い...
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2024-01-15 11:53
勝者なき台湾総統選
岡本 裕明
海外事業経営者
九州より小さな島、台湾の総統選の行方を世界が注目していました。折しもウクライナや中東が戦禍に見舞われる中、将来、アジアの混乱(unrest)が起きるのかを占う意味でどういう結果になろうとも様々なシナリオが描ける状態でした。結果は現与党、民進党の頼清徳副総統が5月からの総統に当選しました。メディアの...
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2023-12-28 11:48
ウクライナ、パレスチナに続き、ベネズエラも、世界の二分化が進む
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
昨年のロシアのウクライナ侵攻以降、世界の分断が始まっているといえる。世界の分断といっても物理的にひび割れができているわけではないのであるが、残念ながら、世界は二分化している。この二分化は、もともと第二次世界大戦というか、そもそもマルクスが共産主義なる非人間的な思想イデオロギーを作り出したところから...
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2023-12-22 11:42
ジャパンアニメは世界を制するか?
岡本 裕明
海外事業経営者
アニメは日本のお家芸、そういうイメージは強いでしょう。ただ、アニメ関係商品を海外で売っている者としては5年後を想像できない、それが正直なところです。日本のアニメが絶対的な神話となったのは50年代から60年代生まれの人々の圧倒的支持だと思います。私の東京の不動産事業の一つにトキワ荘関連施設への場所の...
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2023-12-21 13:19
弱まる覇権と分極化するアフリカ
遠藤 貢
東京大学教授/「アフリカ政策パネル」主査
グローバルなインド太平洋地域を特徴付ける「薄い覇権」「薄い自由主義秩序」といった概念が提起されてきた。これは、「異質で、相対的に自律的な構成要素からなる覇権的な国際システムであり、これらの構成要素が密に、またしばしば協調的に相互作用し合うものの、その規範的な選好が一点に収束することはなく、支配的な...
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2023-12-21 12:29
米中を軸とする世界情勢について
真田 幸光
大学教員
世界情勢は引き続き混沌としていると筆者は見ている。混沌が続いていると言うよりも、混沌が深まっているとの認識を強めている。特に、米中の痛手は深いかもしれない。先日の米国・サンフランシスコでのAPECに関連して、米中首脳会談が開催されたことはご高尚の通りである。 そしてこの際、米中が互いに歩み寄ってい...
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2023-11-30 11:05
話題にならなくなったウクライナ問題
岡本 裕明
海外事業経営者
ウクライナの報道がめっきり減ってきました。このところ、膠着状態であった上に食傷気味となっており、メディアも何か新味がないと報道しない商魂たくましさがあります。そこにイスラエルとハマスの問題が勃発、報道機関からすれば渡りに船、そして見事に目線をほぼそちらに振り替えました。このとばっちりを受けたのは元...
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2023-11-29 20:15
ヨーロッパ極右の不可思議-反イスラム主義と反ユダヤ主義
倉西 雅子
政治学者
先日、オランダで行なわれた議会下院総選挙では、反移民・反イスラム・反EUを訴えてきたヘルト・ウィルダース氏率いる自由党(PVV)が議席数を大幅に増やし、ヨーロッパ諸国の右傾化を印象づけることとなりました。自由党の獲得議席数は全150議席中37議席に過ぎませんが、議席数を17から37まで20も増やし...
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2023-11-29 18:01
台湾工作の陰に中国共産党ありを証明した野党候補統一失敗
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
来年1月の台湾総統選挙が注目されている。中国共産党の習近平国家主席は、就任早々から台湾の併合を発言し、毎年の正月の年頭所感において台湾併合をいっている。当然に「台湾併合」というのは、二つの方法がある。その二つの方法の説明前に、そもそも中国と台湾の微妙な関係を説明しておかなければならない。そもそも、...
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2023-11-28 10:52
アメリカ中東外交の失敗
舛添 要一
国際政治学者
ビンラディンに率いられるアルカイダは、2001年9月11日にアメリカ同時多発テロを行った。アメリカはアフガニスタンに対して、ビンラディンの身柄を引き渡すように要請したが、タリバンが拒否したため、アメリは、10月にアフガンスタンに侵攻し、タリバン政権を壊滅させた。そして、米軍の駐留下で、新しい国作り...
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2023-11-24 18:08
国益、狭まる自国の開放度
岡本 裕明
海外事業経営者
もしもあなたが物知りだとします。友人たちとの楽しい会食の席でうんちくを傾けることが自慢でした。ところが有料のブログが生まれ、ユーチューブのアクセス数が多ければお金をもらえる時代になると知的財産的な発想が生まれます。今、ユーチューブで「これは教えたくなかったけど…」と言ながら見せるシーンはアクセス数...
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2023-11-03 14:34
ハマス・イスラエル紛争の背景にあるもの
舛添 要一
国際政治学者
10月7日、イスラム組織ハマスがガザからイスラエルを攻撃し、兵士や市民を殺害したり、拉致したりした。イスラエルは、戦争状態だと宣言し、報復爆撃を行い、双方で死者が6千人を超えるという大惨事となっている。パレスチナ問題の歴史的経緯を振り返ってみよう。第一次世界大戦のとき、イギリスは対戦国ドイツの同盟...
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2023-11-03 12:28
世界貿易について
真田 幸光
大学教員
私は、人々が生きていく為に必要なものを扱う、「実体経済」が極めて重要であると考えており、特にウクライナ紛争以降は、この実体経済が金融経済と対等に重要であると言うことが再認識されていると考えています。そして、その世界の実体経済の動向を示すものが、「貿易」ではないかと考えており、その発展、拡大の為には...
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2023-11-01 10:17
アメリカの金融政策はなぜしっくりこないのか?
岡本 裕明
海外事業経営者
1962年から今日までの60年強のアメリカの10年物国債の利回りのチャートと政策金利のチャートを改めて眺めています。以前から気になっていたのですがなるほど、やっぱり、と思うことがあります。それは政策金利の上昇期に高い利回りの状態が長期に渡ってホールドされたことはほとんどない、という事実です。敢えて...
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2023-10-24 10:11
中国に対する警戒感を持つEU
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
習近平国家主席の三期目になり、様々な「ひずみ」が生まれてきている。実際に、2期目に関しては、ちょうどEUがギリシアの債務問題などがあり、またイギリスのブレグジットがあって、ヨーロッパが揺れている時期であった。その為に中国からの経済支援(投資が中心であったと思うが)がありがたいというような話になって...
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2023-10-20 12:14
朝鮮半島に忍び寄る「新冷戦」の影
鈴木 美勝
日本国際フォーラム上席研究員
ロシア・ウクライナ戦争が勃発して1年半が経過した。先行き見通せぬ戦争の長期化は、朝鮮半島にも不気味な影を落とし始めている。8月の日米韓首脳キャンプデービッド会談で合意した安全保障トライアングル体制の強化策に対して北朝鮮が反発、そこを捉えてすかさず北朝鮮に接近するロシアの動き、注視する中国。9月、4...
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2023-10-10 15:24
日本外交論の新局面:「岸田外交批判」二つの潮流
鈴木 美勝
日本国際フォーラム上席研究員
今、日本外交は、「百年に一度」とも言われる時代の混沌(こんとん)の中にあって重大な岐路に立たされている。米中が鋭く対立する中、ユーラシア大陸ではウクライナ戦争が長期化し、アジアに目を転じれば、北朝鮮がミサイル発射を繰り返す。台湾海峡では中国が軍事的威圧によって緊張状態を日常化させ、新常態が生まれて...
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2023-10-09 17:29
アフリカでクーデターが頻発
舛添 要一
国際政治学者
8月30日に、アフリカの中西部にあるガボンで、軍幹部によるクーデターが起こった。7月にはニジェールで軍事クーデターが起こっている。今、アフリカで何が起こっているのか。ガボンは、人口が2285万人のフランスの旧植民地で、石油とマンガンの産地である。石油が国の輸出の8割を占める主要産品であり、OPEC...
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2023-10-09 13:28
ウクライナ戦争がもたらしたもう一つ懸念
岡本 裕明
海外事業経営者
ロシアがウクライナに攻め込んだ時、メディアは連日大々的に取り上げ、「今の時代にこんな戦争が起こえりるのか?」という驚愕の事実に世界中はその行方をかたずをのんで見守っていました。私を含め一部では「この侵攻はすぐに終わるだろう」と楽観視しましたが、結局、1年半近くたった今でも膠着状態が続きます。その間...
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