国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2014-04-15 06:53

「静」の高村が存在感を発揮し始めた

杉浦 正章  政治評論家
 世の中にはその人物が座っただけで座の雰囲気がすっと定まる風貌を持った人物が居る。中国で言えば「大人(たいじん)の風貌」だが、自民党副総裁・高村正彦がそうだ。過去20年間自民党の副総裁はあってなきが如き存在だったが、ここにきて高村の存在がクローズアップ、副総裁としての機能を発揮し始めた。集団的自衛権...▶続きはこちら
2014-04-14 14:48

(連載1)複眼的に考えるべきエネルギー政策

中村  仁  元全国紙記者
 政府は中長期のエネルギー政策の指針となるエネルギー基本計画を閣議で決定しました。原発、再生可能エネルギー、火力などの最適な構成を目指すとしています。その核心は原発の扱いですから、国民、政界、メディアなどの評価は二つに割れ、対立しています。原発なしに経済、産業活動は大きな影響を受けずにまわっていける...▶続きはこちら
2014-04-11 11:13

(連載2)金融が世界の覇権を握る

中村  仁  元全国紙記者
 日本に先立ち、リーマンショック(08年)後に大胆な金融緩和をして危機を乗り切ったとされる米国では、超緩和から正常化を目指していく「出口戦略」がいかに難しいかという局面を迎えています。世界はマネーが不足しているどころか、過剰であり、あまりにも巨大な市場を形成しているため、ちょっとした金融政策の変更に...▶続きはこちら
2014-04-10 16:03

(連載1)金融が世界の覇権を握る

中村  仁  元全国紙記者
 黒田総裁が始めた日銀の異次元緩和から丸1年、経ちました。金融政策の歴史的変革です。評価する声、危うさを指摘する声に分断されています。わたしたちの生活にも直結する問題です。日本に限らず、主要国で金融政策、金融市場で激変がおきています。これを大局的に眺めると、経済、大きくいうと世界は、金融というかマネ...▶続きはこちら
2014-04-10 07:01

日中改善へ針の音が2度聞こえた

杉浦 正章  政治評論家
 戦後最悪の日中関係が続く中で、関係改善に向けた動きがあれば針の落ちる音でも耳を傾けなければならない。その針の落ちる音が2度聞こえた。1つは1980年代に日中関係改善に尽くした元総書記・胡耀邦の長男・胡徳平(71)の来日だ。他の1つは中国側の要請で実現する日中友好議連による大型訪中団の実現だ。いずれ...▶続きはこちら
2014-04-08 14:39

新プーチン・ドクトリンは「新冷戦」の序曲か

飯島 一孝  ジャーナリスト
 プーチン・ロシア大統領はウクライナ・クリミア半島のロシア編入を強引に推し進め、欧米などから「戦後の世界体制を大きく変えようとしている」との懸念を呼んでいる。プーチン大統領は世界をどう変えようとしているのか。そのカギを解く「新プーチン・ドクトリン」がプーチン氏の演説から浮かび上がってきたと、リベラル...▶続きはこちら
2014-04-06 09:22

NHK会長バッシング問題について思う

中村  仁  元全国紙記者
 NHKの籾井会長に対して、朝日新聞や毎日新聞などが厳しい批判を続けています。NHKの視聴者からも2万件以上の批判が寄せられているそうです。そうした中、新年度予算案が国会で3月末に承認され、進退問題はしばらく下火になりましょう。ひと山、越したものの、いずれまた問題を起すような気がしてなりません。わた...▶続きはこちら
2014-04-05 11:58

(連載2)無極化時代の外交・日本も熟考すべし

中村  仁  元全国紙記者
 それに比べ、経済の相互依存、グローバル化が進んだ結果、経済制裁が一時代前より効果がでてきたような気がします。相互依存が進んでいますから、制裁を発動する側もダメージは受けます。経済制裁は米国が強硬で、欧州は腰が引けているといわれます。欧州はエネルギー消費の3分の1をロシアからのガス供給に依存している...▶続きはこちら
2014-04-04 10:50

(連載1)無極化時代の外交・日本も熟考すべし

中村  仁  元全国紙記者
 ウクライナ情勢をめぐり、ロシアと欧米の緊迫した駆け引きが連日、報道されています。日本は当然、欧米寄りの態度をとっているものの、北方領土返還問題、ロシアとの資源開発計画を抱え、日ロ関係をこじらせたくないと思っている安倍政権は「困った事態になった」というところでしょう。日本としても、かりに中国が尖閣諸...▶続きはこちら
2014-04-04 10:37

(連載2)オバマ大統領の「国賓としての」訪日の重要性

緒方 林太郎  前衆議院議員
 今回のオバマ大統領の訪日を、そういうランクの高い招待方式に出来るかどうかで、官邸から外務省に相当檄が飛んだのではないかと推測しています。今回は当初から国賓の予定だったと聞いていますが、途中から韓国が「うちも訪問してほしい」と言って割り込んで来たため、日本泊を1晩とするとの報道が出ました。上記の予定...▶続きはこちら
2014-04-04 06:14

集団的自衛権の限定容認が確定的に

杉浦 正章  政治評論家
 テレビで「ころころ考えが変わったら国際的信用を失う」と集団的自衛権の容認に真っ向から反対していた自民党元幹事長の古賀誠が“ころころ”変わった。「限定的であれば容認はやむを得ない」のだそうだ。古賀は「自民党がこんなにチェック・アンド・バランスを失った時代はない」とも息巻いていたはずなのだが、この大変...▶続きはこちら
2014-04-03 13:30

(連載1)オバマ大統領の「国賓としての」訪日の重要性

緒方 林太郎  前衆議院議員
 オバマ米大統領の訪日が、国賓と言う待遇になりました。この「国賓」という表現はあまり馴染みがないかもしれませんが大変重要です。国賓というのは、簡単に言うと「陛下のお客様」ということです。従って、陛下との栄誉礼、陛下との会見、陛下主催の晩餐があります。勿論最もランクが高い招待であり、また一定の日数もか...▶続きはこちら
2014-04-02 21:43

リベラルな国際秩序に向けたソフトパワー外交のあり方

渡辺  靖  慶應義塾大学教授
 先月、大和日英基金(ロンドン)が主催するソフトパワーに関する講演会ならびセミナーに参加する機会を得た。有力国の大使等とも広く意見交換できた点は誠に有益だったが、そこでは日中・日韓に横たわる個別案件についてよりも、むしろ国際秩序そのものの行方に対する危惧を多く耳にした。もちろん、その直接的背景には、...▶続きはこちら
2014-04-01 06:21

地球温暖化の“地獄”は原発しか救えない

杉浦 正章  政治評論家
 もともと不可能な「原発ゼロ」論議の破たんが現実のものとして突きつけられた。3月31日公表の国連気候変動政府間パネル(IPCC)の報告書がそれを如実に物語っている。このまま地球温暖化が続けば、地球が「地獄の星」と化す方向が明白になったからだ。化石燃料をどんどん燃やしている日本は、大きく方向を切り替え...▶続きはこちら
2014-03-28 11:02

(連載2)フランスでの極右政党躍進に思う

緒方 林太郎  前衆議院議員
 
 ヨーロッパの極右勢力の中でここまで勢力を伸張させたのはフランスの国民戦線が筆頭です。そこで、国民戦線のブリワ氏を市長に選出したエナン・ボーモン市を始め、フランスで極右が強い自治体を見ますと、その多くはいわゆる都会ではなく、いわば「田舎」です。例えば、エナン・ボーモン市は典型的な旧産炭地です。...▶続きはこちら
2014-03-27 10:24

(連載1)フランスでの極右政党躍進に思う

緒方 林太郎  前衆議院議員
 日本ではさすがに関心を呼びませんが、3月23日にフランスで統一地方選挙が行われました。結果は与党の若干の退潮傾向と極右政党・国民戦線の大躍進です。最初に解説をして、後半は日本との関係で思う事を書いていきます。まず、フランスの統一地方選挙について説明します。とても特徴的なのです。(1)自治体の数がき...▶続きはこちら
2014-03-27 06:54

生身魂(いきみたま)3人組の時代錯誤

杉浦 正章  政治評論家
 首相・安倍晋三や自民党幹事長・石破茂は「年寄りの強情と昼過ぎの雨はたやすく止まぬ」と考えて“対策”を講じた方がいい。集団的自衛権の行使容認をめぐって高齢者パワーが見当違いに意気軒昂なのだ。ノーバッジにもかかわらず臆面もなくしゃしゃり出ている。目立つのがハト派宏池会名誉会長の古賀誠と民主党顧問・藤井...▶続きはこちら
2014-03-24 14:17

ウクライナ紛争と北方領土交渉

飯島 一孝  ジャーナリスト
 ロシアは欧米諸国の厳しい批判を無視して、ウクライナ南部のクリミヤ半島を自国領に編入した。今回の紛争でロシアは第二次大戦後の世界の枠組みを一方的に崩したわけだが、これが許されるなら領土交渉は無意味になるとの見方もある。この紛争が今後の北方領土交渉にどう影響を考えてみたい。この紛争が起きた際、北方領土...▶続きはこちら
2014-03-24 06:42

もう劇場型政治の時代ではない:大阪市長選

杉浦 正章  政治評論家
 政治的には独り相撲にすら負けたのが大阪市長選の結果であった。候補が事実上一人だから投票率がメルクマールになるが、たったの23.59%。候補者に対する有権者全体の信任度を示す絶対得票率は17.85%で、市長選史上4番目に少ない体たらく。市長・橋下徹の劇場型政治手法に、さすがの大阪市民も「ノー」を突き...▶続きはこちら
2014-03-19 10:48

(連載2)プーチン大統領のクリミア侵攻目的

六鹿 茂夫  GFJ「日・黒海地域関係研究会」代表
 ところが、周知のごとく、この闘争はプーチンおよびヤヌコーヴィッチ政権の惨憺たる敗北に終わった。2月21日、ヤヌコーヴィチ大統領と野党勢力は合意に達したが、マイダン革命の指導者達が翌日午前9時までに辞任するよう大統領に最後通牒を突きつけた。事態が緊迫するなか、ヤヌコーヴィッチ大統領および政府高官が職...▶続きはこちら
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