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2018-02-08 10:15
(連載2)日本のロヒンギャ危機対策を評価すべき5つの理由
六辻 彰二
横浜市立大学講師
第四に、ミャンマー政府が約束を守るかを日本側が確認できるようにしたことです。日本政府は内政不干渉の原則を重視し、援助を提供しても相手国政府の独立性を重視する傾向があります。状況によっては援助を差し止めるなどの対応をとる欧米諸国と比較して、日本の姿勢は「奥ゆかしい」かもしれませんが、それは足元をみら...
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2018-02-07 09:56
(連載1)日本のロヒンギャ危機対策を評価すべき5つの理由
六辻 彰二
横浜市立大学講師
1月13日、河野外相はミャンマーのラカイン州マウンドーを訪問し、現地のロヒンギャと面談。その前日12日、河野外相は同国の事実上の最高責任者アウン・サン・スー・チー氏とも会談しました。スー・チー氏との会見で河野外相は、ロヒンギャ難民の帰還支援のために300万ドル、ラカイン州の人道状況の改善や開発のた...
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2018-02-06 12:55
スコットランド情勢について
真田 幸光
大学教員
私は、「欧州情勢」に大きな関心を寄せています。「欧州の不安定が日米景気に伝播し、先進国景気の拡大に水を差す」と言う危険性を感じているからです。そして、ドイツや、フランス、スペイン、そして、何よりも、「Brexit」による悪影響が懸念されますが、それと同様に、「英国自身の崩壊の危険性」も気にしていま...
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2018-02-02 10:23
インド太平洋戦略
倉西 雅子
政治学者
与党幹事長による訪中の直後となる新聞記事の中に、安倍首相の一帯一路協力の示唆と並んで、インド太平洋戦略について、“元より中国を対象としたものではない”とする説明があったと記憶しております。この際、対中排除の説明に首を傾げたのですが、中国に対する過度な配慮は、抑止効果を半減させてしまうのではないでし...
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2018-02-01 10:19
中仏関係について
真田 幸光
大学教員
以前にもご報告をした通り、私は、「中国本土政府は中長期的戦略の下、AIIBと一帯一路政策をセット化して展開、海外から資金を集め、その資金を一帯一路のルートにある国々に投融資し、それをもって、中国本土企業が展開するインフラ開発案件を受け入れさせ、あるいは中国本土の消費財を購入させる。そして、こうして...
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2018-01-31 09:43
(連載2)「アフリカ援助で日中が協力する」提案の意味
六辻 彰二
横浜市立大学講師
ただし、外務省を中心とする日本の援助関係者にとって、中国がアフリカで存在感を高めてきたことは、むしろ幸運という一面もありました。先述のように、日本の援助スタイルはむしろ中国のそれに近く、欧米諸国とは差異が目立ちます。1990年代半ば以降、西側先進国の集まりである開発援助委員会(DAC)では、援助の...
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2018-01-30 09:45
(連載1)「アフリカ援助で日中が協力する」提案の意味
六辻 彰二
横浜市立大学講師
2017年12月31日付けの読売新聞は外務省関係者の証言として、「日本政府が中国にアフリカにおける開発プロジェクトへの参入を呼びかける方針」と報じました。同紙はその背景として、「日本が中国の経済圏『一帯一路』構想に協力することによって北朝鮮の核・ミサイル問題で中国の協力を引き出すこと」を指摘してい...
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2018-01-26 19:12
問われる一帯一路協力の道義的責任
倉西 雅子
政治学者
中国の習近平国家主席が唱える一帯一路構想とは、インフラ建設を介して中国を中心とした広域経済圏をユーラシア大陸全域に構築する構想として知られています。“全ての道はローマに通ず”と同様に、この構想は、中国が交通インフラの起点に位置する点において、まさしく帝国主義的な発想に基づいています。同構想について...
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2018-01-25 10:34
(連載2)地球温暖化がイスラエル-パレスチナ紛争を加熱させる
六辻 彰二
横浜市立大学講師
両者にとって水の利用が重要テーマであるだけに、イスラエルとパレスチナ自治政府は他の問題での交渉が行き詰まりながらも、この問題に関する協議を続けてきました。2013年12月にヨルダンを交えた三者は以下の内容に関して合意しました。(1)紅海に面した(イスラエルと国交のある数少ないアラブの国の一つ)ヨル...
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2018-01-24 10:13
(連載1)地球温暖化がイスラエル-パレスチナ紛争を加熱させる
六辻 彰二
横浜市立大学講師
2017年12月6日に米国トランプ政権が突如エルサレムをイスラエルの首都と認め、それをきっかけに改めて注目を集めたパレスチナ問題。1948年の第一次中東戦争以来、この対立は中東最大の不安定要因であり続けてきました。一方、年末の12月28日、エルサレム旧市街の「嘆きの壁」(古代のソロモン神殿の跡地)...
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2018-01-23 11:38
日本の立ち位置と中韓ついて
真田 幸光
大学教員
日本にとって、国際社会に於けるカウンターパートとして大切な国は、「米国、中国本土」の二カ国が先ずは挙げられましょう。そして、そうした国々との関係を考えていく際、「韓国や台湾、東南アジア、南アジア諸国とのバランスのとれた外交姿勢」も不可欠となりましょう。更に、もちろん、欧州諸国が大切なことは言うまで...
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2018-01-19 20:55
(連載2)南北“示談”による米韓同盟の行方
倉西 雅子
政治学者
南北が和解した以上、アメリカは、米韓同盟を維持する理由を失い、朝鮮半島から米軍を撤退させることでしょう。この状況は、漁夫の利を待つ中国やロシアにとりましては好都合な展開なのですが、アメリカは、ここで、またもや重大な選択を迫られることとなります。北朝鮮は、韓国側に安心感を与えるため、あるいは、米韓を...
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2018-01-18 09:48
(連載1)南北“示談”による米韓同盟の行方
倉西 雅子
政治学者
2018年1月9日、朝鮮半島では、2年ぶりとされる南北両国の閣僚による会談が開かれました。新北派で知られる文在寅韓国大統領のたっての願いが叶えられたわけですが、南北の歩み寄りは、今後の東アジア情勢にどのような影響を与えるのでしょうか。
当初、同南北対話では、議題は、平昌オリンピック問題のみ...
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2018-01-17 09:30
(連載2)「貧困をなくすために」宇宙進出を加速させるアフリカ
六辻 彰二
横浜市立大学講師
とはいえ、人工衛星の用途は経済活動だけにとどまりません。例えば、アフリカでは医師の不足が深刻であるため、通信を用いた遠隔地医療の可能性は医療に携わるNGOの間で数年前から提案されています。アンゴラ政府はアンゴサット1に通信環境の整備だけでなく、遠隔地医療の普及の効果もあると強調しています。人工衛星...
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2018-01-16 10:19
(連載1)「貧困をなくすために」宇宙進出を加速させるアフリカ
六辻 彰二
横浜市立大学講師
2017年12月26日、南西アフリカにあるアンゴラの初めての人工衛星アンゴサット1(Angosat-1)がロシアの協力のもと、カザフスタンから打ち上げられました。翌27日にアンゴサット1との交信は途絶えましたが、関係者が復旧作業を行い、29日にロシアがコントロールを回復したと発表。約3億ドルを投入...
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2018-01-16 10:07
トランプの先に見えてくる新軍産複合体
大井 幸子
SAIL代表
2018年も昨年同様、トランプ旋風が世界に新秩序の始まりを知らしめるだろう。米国内では、トランプ減税が短期的には個人消費を押し上げ、企業の設備投資を刺激すると見られる。国内景気を牽引するのはAmazon GoのようにB2Cでビッグデータを集積し需要を先取りするIT企業群で、今やニューエコノミーがオ...
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2018-01-10 16:46
ドイツ情勢と世界について
真田 幸光
大学教員
私は今年の最大リスクの一つとして、「ドイツの政局不安」から連鎖する、「独仏連携であるメルケロン体制の揺らぎ」と、これに起因して起こる、「EU体制の崩壊リスク」が顕在化し、その結果、「欧州経済の悪化の可能性が高まる」ことが懸念され、具体的には、「欧州株価の下落」とそれに伴う、「先進国株の連鎖下落」に...
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2018-01-09 12:53
中国市場に期待するより中国企業に警戒を
倉西 雅子
政治学者
近年、2030年頃にはGDPにおいて中国がアメリカを追い抜き、世界第一位の経済大国に躍り出るとする予測を目にするようになりました。こうした予測の根拠は、13億を数える中国の人口規模にありますが、この予測が正しければ、日本国は、中国市場に期待するよりも、巨大化する中国企業こそ警戒すべきではないかと思...
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2018-01-01 00:01
新年明けましておめでとうございます
伊藤 憲一
グローバル・フォーラム代表世話人
新年明けましておめでとうございます。
グローバル・フォーラム、公益財団法人日本国際フォーラム、東アジア共同体評議会が連携し、特定非営利活動法人世界開発協力機構の後援によるe-論壇「議論百出」「百花斉放」「百家争鳴」の全国および全世界の投稿者および愛読者の皆様に新年のご挨拶を申し上げます。
...
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2017-12-28 10:35
(連載2)法定通貨について
真田 幸光
大学教員
また、先ずはキャッシュレス化を推進、これを一気に世界に広げようとする英国は英国連邦の一つ、インドと組み、そのインドにキャッシュレス化を進めさせ、その功罪を確認しながら、こうした計画を、自国通貨のみならず基軸通貨にも活かしていく仕組み作りに向けた壮大なる実験を始めていると私は認識しています。時代の趨...
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