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2008-05-03 11:22
もはや信用できない日本の官僚たち
岡田 章一
元会社員、現在年金生活者
杉浦正章氏の本欄に対する投稿は、胸のすくような直球ばかりで、いつも楽しみにして読ませてもらっている。この4月30日付けの投稿「官僚任せで自滅する自民党」も、ずばり問題の本質を突いている。国民の血税を自分たちのポケットマネーと勘違いして、背任行為を繰り返している霞ヶ関官僚を監督し、指導するのではなく、かれらを頼りにして、逆に指導してもらっているのが、自民党であり、福田政権である。
私のところにも、厚生大臣舛添某から「ねんきん特別便(年金記録のお知らせ)」というのが、つい最近送られてきた。「記録もれ」や「間違い」の話は聞いていても、それは他人の話だと思っていたが、なんと私の「記録」にも「間違い」はあった。私が会社を辞めたのは平成18年だが、なぜか勝手に平成15年に「資格を失った」とある。だれがなんでこんな出鱈目を書き込むのか。少なくとも歴代の社会保険庁長官は、退職金を返還すべきである。
特別会計であることをよいことに道路関係諸税を食い物にしてきたのは、道路族の官僚、政治家、土建業者たちだが、福田首相には決然とした対応の姿勢が見られない。道路特定財源の一般財源化くらいは、即刻やったらどうなのか。それに道路族たちが抵抗するのなら、それこそ小泉さんの郵政解散をみならって、道路解散をやったらよいのだ。それができないから、杉浦氏から「官僚任せで自滅する自民党」と言われるのだ。
最近本屋で立読みをしているうちに、面白くなってそのまま買ってしまった本に、鈴木宗男氏の『闇権力の執行人』(講談社)という本がある。ここで指弾されているのは、主として外務官僚だが、検察官僚も批判されている。確かに「国策捜査」というのは、民主主義国であってはならない国家権力の乱用だ。独裁者は、スターリンもヒトラーもみな「国策捜査」で政敵を葬ってきた。日本の検察は「法の支配」を守るのが使命ではないのか。
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官僚任せで自滅する自民党
杉浦正章 2008-04-30 08:00
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もはや信用できない日本の官僚たち
岡田 章一 2008-05-03 11:22
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