多分、「制裁関税回避」を逃れたという反論があるでしょう。仮にそれが事実だとしても、TPP12で確保したバランスが二重に崩れている事には変わりはありません。そして、制裁関税は全然回避されていません。今年9月の令和元年9月25日日米共同声明の何処にも制裁関税を打たないとは書いてありません。「制裁関税を打たないという趣旨だ」、「ライトハイザー通商代表はやらないと言っている」、色々な反論があるでしょう。単にそれは、ライトハイザー通商代表が言った通り、「At this point(現時点で)」やらないだけです。