そのような中で、オバマ大統領への支持率は確実に落ちている。11月2日に迎える選挙について、10月14日から18日までに『NBCニュース』と『ウォール・ストリート・ジャーナル』が共同で中間選挙に関する世論調査行った。本稿では、この『NBC News/Wall Street Journal Survey』の要点を紹介したい。『NBCニュース』はリベラル傾向、『ウォール・ストリート・ジャーナル』は保守傾向のメディアとして知られている。調査の対象となった参加者の性別は男性が48%、女性が52%である。また、人種別には白人が圧倒的に多く78%、次ぎに黒人が10%、ヒスパニック系4%、アジア系2%、となっている。参加者の65%は「今回の中間選挙に積極的に参加する」意欲を示している。