ウォールストリート紙(7月25日付)記事 ”The Upper Middle Class is getting Squeezed”(「中の上」階層が押しつぶされる)は、最も購買力が旺盛で貯蓄率が高いはずの広範な中間層の上層部(上位20%の高所得者層)が疲弊している様子を伝えています。記事で引用されているムーディーズ社のレポートによると、米国の所得世帯層は6つに分けられ、緑色で示した75,301-127,300ドル(世帯年収約980万円〜1,655万円)が「中の上」です。そして、2020年第1四半期から2022年第1四半期までのコロナ禍で、それぞれの所得層の貯蓄額が棒グラフで示してあります。