京都市内での学生デモの写真では、“SEALDS KANSAI”や“WAR IS OVER”といった英字のプラカードが目につき、ラップ・ミュージックに乗って、お祭り気分で行進していたそうです。英字を用いたのは、全共闘時代のような日本語による戦闘的なプラカードでは、今どきの若者たちでは遠ざかると考えたからでしょう。そして、この演出は、デモの“主催者”が、ターゲットを“遊び優先”の自己中心的な若者層に絞っていることを伺わせます。札幌でも、19歳のフリーターの女性がデモを企画したことが話題となっております。ここでも、“戦争は怖い。イヤだ。許せない。むかつく…”“戦争が始まったら自由が奪われる。バカな政治家たちに自由で楽しいあたし達の暮らしを奪われてたまるか!”と訴えております。