4月23-25日にアメリカのデューク大学で開催された国際会議(テーマは「計量経済学史」)に参加してきた。会議のスポンサーは学術雑誌“History of Political Economy”で、組織者とテーマを替えて毎年開催されている。今回の参加者18人のうち11人がヨーロッパ在住者であったため、アイスランドからの火山灰の影響で一時は会議の成立が危ぶまれた。しかし、16人が会議場に参集し、予定されたフライトがキャンセルされた2人がオンラインで参加したので、ほぼ予定通りの内容で会議を開催することができた。また、北京出身でイギリスの大学で教鞭を執る研究者、台湾の研究者が初めて参加して、歴史をテーマとする会議で議論し、交流できた意義・経験は大きいと思う。