ヘッドラインは「見出し」の意味だから、新聞社が舞台と想像がつくが、原題は「state of play」。直訳すれば「プレーの状態」だから、野球でタイムがかかった状態ではなく、プレーつまり真剣勝負が続いている状態と想像できるが、英語のよくわかるひとに正確な意味を聞きたいところだ。キャストは豪華。ラッセル・クロウがワシントン・グローブ紙の事件記者、ベン・アフレックが連邦下院議員、「クイーン」でエリザベス女王を演じたヘレン・ミレンがワシントン・グローブ編集長になる。ストーリーを詳述はできないが、ワシントン・グローブは明らかにワシントン・ポストをモデルにしており、その意味ではウォーターゲート事件を取材した記者たちを描いた「大統領の陰謀」に似ている。