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『メルマガ・グローバル・フォーラム』(2017年1-2月号/通算第75号)
http://www.gfj.jp
2017年1月1日 グローバル・フォーラム
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ご挨拶
『メルマガ・グローバル・フォーラム』は、日本と世界の各国、各地域を政策志向
の知的対話をつうじて結びつけるグローバル・フォーラムの活動の最新状況を、広
く当フォーラム内外の皆様にご報告することを目的として隔月で発行しております。
本メルマガは、購読無料であり、当フォーラム・メンバーを中心として、これまで
ご縁のあった皆様にお届けしておりますが、配信停止を希望される方は、本メル
マガ最下段にあるリンク( http://www.gfj.jp/jpn/mailmagazine.htm )よりその旨
をご連絡ください。
今回お届けする1-2月号では、下記の4つのニュースをお届けいたします。
代表世話人 伊藤 憲一
■『グローバル・フォーラム会報』2017年冬季号発行
■日中韓対話「世界の中の日中韓関係」報告書(和文)発行
■世界との対話「ウクライナ危機後の欧州・アジア太平洋国際秩序と日本」開催さる
■e-論壇「議論百出」最近2ヵ月間の議論
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■『グローバル・フォーラム会報』2017年冬季号発行
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当フォーラムの印刷メディアの機関紙(季刊)である『グローバル・フォーラム会報』の
最新号(2017年冬季号)が、1月1日付けで発行されましたので、以下のリンクより
ご覧下さい。本号のトップニュースは、2016年9月21日(水)に開催されました
日中韓対話「世界の中の日中韓関係」に関する記事などです。
『グローバル・フォーラム会報』の2000年冬季号から2016年秋季号までのバックナン
バーも、以下のリンクよりご覧頂けます。
●『グローバル・フォーラム会報』2017年冬季号
http://www.gfj.jp/j/bulletin/69.pdf
●『グローバル・フォーラム会報』のバックナンバー
http://www.gfj.jp/jpn/bulletin/index.htm
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■日中韓対話「世界の中の日中韓関係」報告書(和文)発行
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グローバル・フォーラムは公益財団法人日本国際フォーラムおよび日中韓三国協力事務局との共催により、2016年9月21日(水)に東京において、日中韓対話「世界の中の日中韓関係」を開催しました。
2016年8月24日に東京で日中韓外相会議が開催され、さらにこれを日中韓サミット開催に繋
げるべく、日中韓三国の協調の可能性を模索する試みがなされております。日中韓三国の間では、すでに2015年8月31日に三国政府公認のトラック2のシンクタンク・ネットワーク「日中韓三国協力研究所連合(Network of Trilateral Cooperation Think-tanks:NTCT)」が設立されておりますが、今般NTCTの国別代表者会議(National Focal Points Meeting)が東京で開催されることになりましたので、この機会にグローバル・フォーラムは「日中韓対話:世界の中の日中韓関係」を開催することとしたものであります。
以上のような背景を踏まえ、本「対話」には、中国外交学院よりウェイ・リン同学院アジア研究所
所長、韓国国立外交院よりシン・ドンイク同院外交安保研究所所長、また日中韓三国協力事務局よりイ・ジョンホン事務局次長等が来日し、福島安紀子日本国際フォーラム参与(青学教授)、天児慧グローバル・フォーラム有識者メンバー(早大教授)等の日本側の専門家を含む総勢101名が出席し、意見交換を行いました。
当日、専門家間で行われました議論の議事録等を掲載しております報告書(和文)が11月30日付けで発行されましたので、以下のリンクよりご覧ください。
●『日中韓対話』報告書(和文)
http://www.gfj.jp/j/dialogue/20160921_dr.pdf
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■世界との対話「ウクライナ危機後の欧州・アジア太平洋国際秩序と日本」開催さる
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グローバル・フォーラムは公益財団法人日本国際フォーラム、米国大西洋協議会およびウクライナを代表する外交・国際問題シンクタンクであるThe Institute of World Policy (IWP)との共催により、2016年11月25日(金)に東京において、世界との対話「ウクライナ危機後の欧州・アジア太
平洋国際秩序と日本」を開催しました。
2014年2月のロシアによるクリミア併合に端を発するいわゆる「ウクライナ危機」は、冷戦後の
欧州のみならず、アジア太平洋を含む国際秩序全体に少なからぬ影響を及ぼしています。この「危機」
を、第二次大戦後の国際社会の根本規範である「力による現状変更の禁止」への重大な挑戦とみる欧米諸国は、一方で、1997年のNATO=ロシア基本文書の遵守を踏まえ、ロシアを決定的に追い込むことを慎重に避けながら、他方で、ロシアに対する経済制裁やNATOの集団防衛機能の強化等を通じて、ロシアにその態度の是正を迫っています。その対立の構図は、あたかも「新冷戦」ともいうべき様相を呈しています。今日、国際社会における「ルール・オブ・ザ・ゲーム」は、重大な岐路に直面しているといっても過言ではありません。日本としても、改めて「ウクライナ危機」の投げかける問題の本質を見極め、世界各国とのより一層の緊密な戦略的パートナーシップを強化しつつ、世界および地域の平和と安定に向けた取り組みを一層深化させる必要があるといえます。
このような問題意識を踏まえ、当フォーラムはアジア太平洋および欧州よりそれぞれの第一線の有識者を東京に招き、六鹿茂夫グローバル・フォーラム有識者世話人(静岡県立大学教授)、伊藤剛グローバル・フォーラム有識者世話人(明治大学教授)などの日本側専門家を含む総勢76名が出席し、活発な意見交換を行いました。
この「世界との対話」の『会議資料』については、下記のリンクよりご覧下さい。
●『会議資料』(英文)
http://www.gfj.jp/j/dialogue/20161125_cp.pdf
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■e-論壇「議論百出」最近2ヵ月間の議論
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当フォーラムは、非営利、独立の知的国際交流団体として、世界各国、各地域と活発な政策対話を展開し、その成果を報告書や提言の形で発信してきましたが、それらはすべて一方的な発信でありました。それを双方向型の回路を工夫することによって、当フォーラム内外の皆様の参加を得た相互啓発の場へと発展させることができるのではないかと考え、2006年4月にホームページ(http://www.gfj.jp)上に電子掲示板(BBS)のネットワークe-論壇「議論百出」を開設しました。e-論壇「議論百出」は、本名を名乗った冷静かつ紳士的な討議の場としても、他の掲示板(BBS)とは自ずから異なるものとして高く評価されています。
このようなe-論壇「議論百出」の最近2カ月間(2016年8月31日~2016年10月31日)の議論を下記のとおりご案内いたしますので、ぜひ以下のリンクによりご覧いただきたく、また、ご感想や賛否のご意見等があれば、ご投稿を歓迎いたします。ぜひ議論の輪に加わっていただきたく、お願いいたします。トップページ(http://www.gfj.jp)の「e-論壇『議論百出』」欄の左上にある
「Click」をクリックして、「投稿一覧」欄に入り、各投稿タイトルの右側にある「この投稿にコメントする」をクリックして、ご投稿ください。新規のテーマについて投稿を希望する場合は、「新規投稿する」をクリックして、ご投稿ください。
なお、e-論壇は、グローバル・フォーラムの姉妹団体である日本国際フォーラム、東アジア共同体評議会のホームページ上においても、それぞれ「百花斉放」「百家争鳴」の名前で展開されており、3団体で立体的に運営されております。
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グローバル・フォーラム事務局(担当:高畑)
〒107-0052 東京都港区赤坂2-17-12-1301
電話03-3584-2193、FAX03-3505-4406