アップル社がChat GPTをiPhoneに搭載することを発表しましたが、イーロンマスク氏が噛みついています。マスク氏は氏が関与する会社でアップル社の携帯を禁止するほか、彼の会社の来訪者は "will have to check their Apple devices at the door, where they will be stored in a Faraday cage," つまり、シールドブロックする入れ物にiPhoneを入れておき、その間、一切の通信をさせないとしています。マスク氏はマスク氏の考えがあり、氏の一流の思想の下、アップルと第三者であるOpen AI社のつながりにリスクが介在すると考えているようです。専門家はマスク氏は懸念しすぎのきらいはあるが、必ずしもアップルが盤石ともいえないとしています。この辺りは非常に専門的かつ高度なレベルの話で私にはキャッチアップ出来ません。ただ言えることは北米の考え方は完成度70%でスタートし、その後の問題はパッチワークで補修し続け、100%の完成度に近づけるという思想です。特に最先端の技術の場合、日進月歩であるため、100%の到達とは瞬時のものにすぎず、日が経つごとに劣化するわけで、結局、常時最新のものに改修する必要があるという点では70%でスタートするのか、90%でスタートするのかは別としてバグはあるという前提に立った方が良いのだと思います。