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2013-05-19 19:30
チェチェン人から、日本政府当局者に訴える
シャルハン・ガカーエフ
「自由コーカサス」在日代表
昨今、チェチェンにおけるロシア政府の傀儡として知られるラムザン・カディーロフ政権の代表者やチェチェンの民間ビジネスマンを自称する者たちが、たびたび日本を訪れています。ロシアの人権団体メモリアルなど多くの人権団体は「カディーロフ政権は数百人のチェチェン共和国市民を誘拐し、また、ロシア軍と戦うレジスタンス参加者の親族を殺害したり、彼らの家に放火するなどの犯罪を犯している」と告発しています。
いま、クレムリンの意向に沿ったラムザン・カディーロフの特使が、さまざまなビジネス・プロジェクトや国際的なスポーツ大会などのあらゆる手段を講じて、ラムザン・カディーロフがチェチェンの首長であることを正当化しようとしています。
日本政府当局者やビジネスマンが、ラムザン・カディーロフの特使に対して支援を行うことは、チェチェン全土で行われているラムザン・カディーロフ政権の人権侵害を支援することを意味します。ロシアによる迫害から逃れるため、これまでに約30万人のチェチェン人がアメリカ、カナダ、ヨーロッパに移住しました。
これらのことを考慮し、われわれは日本政府当局者が、ラムザン・カディーロフ政権に対して、国際法の規範と原則に厳密に依拠し、国際人権宣言に基づいた客観的な態度を表明するよう、切に願うものです。
2013年5月16日
「自由コーカサス」在日代表
シャルハン・ガカーエフ
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