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2010-12-28 15:40
自訳『宗教と開発』紹介
阿曽村 邦昭
ノースアジア大学法学部教授
英国メトロポリタン大学の Jeffrey Haynes 教授(政治学)の近著『宗教と開発』を筆者阿曽村邦昭と妻智子が、今般共訳し、麗澤大学出版会から刊行した。上製、400ページで、定価は税抜き5,600円である。本欄「議論百出」編集部から「自著紹介」することを薦められたので、お誘いに応じた。
本書は、今日の発展途上世界における開発に宗教が何をなし得るかという命題を、アジア、アフリカ、中南米の豊富な事例研究に基づき、正面から包括的に論じた好著であるが、残念ながら、本邦には類書がないので、あえて翻訳した。
本書が扱っている内容は、紛争、平和構築、環境、保健、教育等の途上国が抱える諸問題全般に及んでおり、これらの諸問題と宗教のかかわり合いを論じた点で、画期的な国際開発研究の手引書になっていると思う。ご一読頂ければ、幸せである。
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