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2008-10-07 00:00
(連載)ペイリン効果で息吹き返すマケイン陣営?(2)
石川純一
フリージャーナリスト
肝心の指名受諾演説だが、民主党のオバマ上院議員は8月28日、同党全国大会の締めくくりとして指名受諾演説を行い、国民ひとりひとりが夢を追求しつつ、互いを尊重するという「米国の約束」をテーマに、「後戻りはできない。未来に向かって行進しよう」と、変革を訴えた。 オバマ氏は、会場のフットボール競技場を埋めた数万人の支持者らを前にして、ブッシュ共和党政権の経済、安全保障政策を「失政」と批判し、「8年間でもう十分。今こそ、われわれが米国を変える時だ」と呼び掛けた。
他方、共和党のマケイン上院議員は、国家への奉仕を強調した。「私たちの次期副大統領候補(ペイリン知事)を紹介できて、大変光栄だ」と「ペイリン効果」への期待を吐露しつつ、「自分の利益を国に優先させるワシントンの連中に先に警告しておく。変化は来ている」と語り、国民に飽きられたブッシュ政治の抜本改革を訴えた。その上で、イラクへの米軍増派など自身の政治信条と、国の利益を最優先させて超党派で問題解決にあたった経験を強調し、「それが、私が大統領として統治するやり方だ。私にはその実績があるが、オバマ氏にはない」と批判し、「国家第一」の姿勢で大統領職を務めることを約束した。マケイン節は意気軒昂といったところ。
オバマ、マケイン両氏とも全国を遊説し、3回のテレビ討論を経て11月4日の本選挙に臨む。(おわり)
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