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2008-10-06 00:00
(連載)ペイリン効果で息吹き返すマケイン陣営?(1)
石川純一
フリージャーナリスト
この11月4日に実施される米大統領選の登場人物が公式に決定された。事実上の「人類史上最大・最強国家の指導者」に名乗りを上げ、厳しい指名獲得競争を戦い抜いた民主党のオバマ上院議員、共和党のマケイン上院議委員の2人がそれである。オバマ議員が副大統領候補にベテラン同党政治家のバイデン上院議員(上院外交委員長)を選定したのに対し、マケイン議員は、副大統領候補に女性のペイリン・アラスカ州知事を据えて、起死回生の大ばくち。
44歳になる美貌の女性州知事の起用は、目を見張るほどだ。共和党大会最終日の4日、マケイン議員の指名受諾演説をテレビの3大ネットなどで視聴した人は全米で3890万人に達し、民主党候補のオバマ上院議員の3840万人の受諾演説の視聴者数を上回った。党大会の演説としては過去最高の視聴者数。米視聴率調査会社ニールセンの調査結果だ。ニールセンによると、8月28日に行われたオバマ議員の指名受諾演説の視聴者数は、北京五輪開会式の視聴者数3420万人を上回り、4年前の民主党候補ケリー上院議員の指名受諾演説の時の6割増。が、この9月3日に行われた共和党のペイリン知事の副大統領候補受諾演説の視聴者数は3720万人とオバマ氏に迫る勢いで、民主党副大統領候補のバイデン上院議員の2700万人に圧勝した。
中央政界では無名ながら、共和党初の女性副大統領候補となったペイリン知事に対する関心の高さはものすごく、インターネットでも最近の1週間でペイリン氏に関する検索が激増。米ネット調査会社ヒットワイズによると、ペイリン氏の検索数はオバマ氏の4倍、マケイン氏の8倍、バイデン氏の10倍に上っているという。恐るべき「ペイリン効果」と言う以外ない。(つづく)
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