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2021-12-15 00:00
(連載1)盛り上がり欠いた立憲代表選挙
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
やっぱり盛り上がらなかった立憲民主党代表選挙。西村氏、小川氏、泉氏、逢坂氏の四人で争ったが、まずは泉氏と逢坂氏の決選投票になり、そのうえで、泉氏が代表となった。泉健太氏は、1974年生まれの47歳、北海道石狩市出身で立命館大学法学部卒業後、民主党福山哲郎氏の秘書となる。会社員経験はない。福山哲郎氏の秘書をしていたことから、京都3区が選挙基盤となり2003年初当選。民主党時代は前原誠司氏の、その後は細野豪志市の代表の推薦人に名前を連ねている。その後は民進党・国民民主党に参加し、その後他の議員と同じように立憲民主党に入る。
憲法改正については、アンケートによって異なることを言う程度の信条だが、9条の改正については反対で一貫している。また、安全保障をほとんど評価しないし、北朝鮮問題に関しても消極的である。核武装も敵基地攻撃能力も反対、共謀罪も反対だ。安全保障に関しては「9条があるから大丈夫」という考え方の政治家である。
経済に関しては外国人労働者の受け入れに積極的で、原発は脱炭素であっても反対、消費税は下げるべきという主張だ。民主党時代に野田内閣が消費税引上げ、大飯原発再稼働を行ったことを否定しているということになるが、当時自党が行ったことについて責任を取らないまま反対の主張をする政治家といえよう。その他には、夫婦別姓やLGBT法案に賛成、女性・女系天皇にも賛成、大学無償化にも賛成と、典型的な「現実を見ない日本のリベラル」らしい政治思想を持っている人である。このような人物は次の立憲民主党の代表である。
注目したいのは、立憲民主党の代表選挙の投票率である。立憲民主党の政党支持率は約3%である。日本の人口1億2000万人の3%で360万人(未成年を含む単純計算)ということになる。(つづく)
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