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2018-10-02 00:00
(連載2)安倍内閣に対する世界の関心
真田 幸光
大学教員
日本はこうした中、「軍事力」ではなく、「世界に必要な物やサービスをできる限り日本からしか供給できないような国となり、世界に必要とされながら、じっくりと役立つ経済国となることを目指す。そうすれば、世界から日本は切り捨てられない。」と考え政策展開すべきであると私は思います。
即ち、日本の大企業はスケールメリットを求め、グローバルマーケットシェア確保の為、これまで以上に国際化を図る、政府はそれを側面支援する、一方、比較競争優位を保つ、日本の中堅、中小企業は、少量変量でも良いから多品種高品質高利潤で、量ではなく質をむしろ大切とした経営を図り、そうした物やサービスを世界に対して販売し、日本に居ながらにして外貨を稼げる企業となる、対象分野は工業のみならず、六次産業化された日本の全ての業種の中に求め、また、特徴的な分野としては、核心技術、高度製造装置、高度新素材、そして、メンテナンスなどの工業分野や、安心安全な食糧分野を意識した農林水産業と工業のコラボレーション分野、環境分野となりましょう。
更に、こうした日本独自の戦略を支える為に、「大航海時代以降の大国である英国と結びつつ」「小国ながらも経済力、軍事力を持つ、スイス、イスラエル、シンガポールと緩やかな連携をして」国際社会と協調する姿勢を確保して発展する国家を目指す事が有効ではないかと私は考えています。
いずれにしても、新しい安倍政権には、「世界から日本が孤立化させられぬように、また、必要以上にお金を世界にばら撒かぬようにしながら、外交戦略を充実させて頂く一方、国土のリニューアルと格差是正を図り、国民が安心をし、将来に夢が持てるような国家を目指して戴きたい。」と私は願っています。(おわり)
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